トップカテゴリーから参加型モータースポーツまで、多くのチーム・ドライバー・ライダーを支え続けているタイヤメーカーブリヂストンが今年もモータースポーツを支えるべく、今季のモータースポーツ活動計画を発表しました。昨年の4輪・2輪トップカテゴリーでの快進撃!2連覇達成に期待しつつ、今年の体制に注目したいと思います。

©ChikaSakikawa

 

ブリヂストンが考えるモータースポーツの位置付けとは?

©ChikaSakikawa

クルマやバイクに重要な、命に直結するパーツであるタイヤを、開発、製造、販売しているトップメーカーの1つであるブリヂストン。

そんなブリヂストンは、今年もモータースポーツ活動を通して、『より良いタイヤづくり』、そして『タイヤ開発力の強化』を進めつつ、勝ちにこだわって、モータースポーツの”情熱と感動”を支えていく事を発表しました。

昨年は、スーパーGT GT500 クラスDENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)、そして全日本ロードレース選手権 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行)のタイトル獲得という、国内4輪・2輪のトップカテゴリーを総なめにしたブリヂストン。

今年はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

 

4輪レース

スーパーGT

GT500クラス(9台)

LEXUS TEAM SARD (Heikki KOVALAINEN/平手晃平)

LEXUS TEAM LEMANS (大嶋和也/Andrea CALDARELLI)

LEXUS TEAM au TOM’S(中嶋一貴/James ROSSITER)

LEXUS TEAM KeePer TOM’S(平川亮/Nick CASSIDY)

LEXUS TEAM ZENT CERUMO(立川佑路/石浦宏明)

TEAM IMPUL(安田裕信/Jann MARDENBOROUGH)

KEIHIN REAL RACING (塚越広大/小暮卓史)

TEAM KUNIMITSU(山本尚貴/伊沢拓也)

AUTOBACS RACING TEAM AGURI(野尻智紀/小林崇志)

 

GT300クラス(4台)

apr (嵯峨宏紀/久保凛太郎)

LM corsa (中山雄一/坪井翔)

AUTOBACS RACING TEAM AGURI (高木真一/Sean WALKINSHAW)

K2 R&D LEON RECING (黒澤治樹/蒲生尚弥)

 

そしてこのほかにも、将来有望なレーサーを育成するカテゴリーであるCIK-FIA選手権や全日本カート選手権や全日本ジムカーナ。

そして、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceやロードスターパーティーレースへのカテゴリーや有力ドライバーへのタイヤの供給を行い、より一層モータースポーツの楽しさを広め、クルマ好きを増やす活動への貢献を目指します

また、引き続き北米最高峰のフォーミュラーカーレースである北米IndyCarシリーズのオフィシャルタイヤサプライヤーとして、全10チーム(25台)にFIRESTONE FIREHAWK RASING TIREを供給するのです。

佐藤琢磨©ChikaSakikawa

北米IndyCarシリーズに参戦する佐藤琢磨選手 コメント

ANDRETTI AUTOSPORTに移籍してシリーズ8年目を戦います。今週末はフロリダの開幕戦です。

ANDRETTI AUTOSPORTはインディー500をとても得意にしています。絶対的な信頼感のある開発用タイヤでトップを目指します。

今シーズンも「ブリヂストンの一員として思いっきり成果をあげて頑張っていきます。

 

2輪レース

MFJ ロードレース選手権

JSB1000クラス

YAMAHA FACTORY RACING TEAM (中須賀克行・野佐根航汰)

YAMALUBE RACING TEAM (藤田拓哉)

ヨシムラスズキ MOTUL レーシング (津田拓也・濱原颯道)

MuSASHi RT ハルク・プロ (高橋巧)

F.C.C. TSR HONDA Racing/TOHO Racing (山口辰也)

Honda 鈴鹿レーシングチーム (日浦大治朗・安田毅史)

ATS (中津原尚宏)

Kawasaki Team GREEN (渡辺一馬・松崎克哉・柳川明)

Team Motorrad 39 (酒井大作)

チームスガイレーシングジャパン (須貝義行)

 

J-GP2

Team TARO PLUSONE (関口太郎)

MuSASHi RT ハルク・プロ (水野涼)

Team 高武 RSC (作本輝介・岩戸亮介)

マルマエPLUSONE (徳留真紀)

エスパルスドリームレーシング (生形秀之)

 

ST600

ブリヂストンワンメイク

 

その他にも、昨年最高峰クラスのIA1及び、レディースクラスでシリーズチャンピオンを獲得したMFJ全日本モトクロスの有望ライダーやFIM世界耐久選手権(EWC) 鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権に参戦する有力チーム、そして、今年からはEWCにシリーズ参戦するF.C.C. TSR HondaとYART Yamaha Official EWC Teamの2チームへのタイヤの供給も決定しています。

©Chika Sakikawa

 

全日本ロードレース選手権 JSB1000の参戦する中須賀克行選手 コメント: 

去年は、5年連続7回目のタイトル獲得と鈴鹿8時間耐久レースで優勝する事ができました。

ブリヂストンの安定したタイヤ性能に助けられ、この結果になったと思っています。

今年はJSB1000のホイールサイズが17Inchとなり、新たなチャレンジとなりますがブリヂストンと共に戦い、JSBの自身のタイトル更新を目指して頑張りたいと思います。皆さん応援してください。頑張ります。

 

次のページでは、スーパーGTで戦う平手晃平選手と安田裕信選手が登場。ここでしか聞けないトークショーを披露してくれました。