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今買うといくらなの!?ホンダの名スポーツ歴代インテグラの中古相場と魅力とは

ホンダ・インテグラの歴史はホンダが1980年から販売していた「クイント」の後継として1985年に誕生した「クイントインテグラ」からスタートしています。以降ホンダのミドルクラスセダン・クーペとして長きに渡り愛され、2006年に当時のホンダ車最後のクーペとして(ホンダ車のクーペは2010年のCR-Zまで待たなければならない)その歴史に幕を閉じました。今回はそんなホンダ・インテグラをご紹介したいと思います。

 

 

出典:Photo by Delaney Turner

 

 

全グレードDOHC搭載!クイントインテグラ

 

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/integra/3door/1989/

 

現代では当たり前かもしれませんが1985年当時として珍しく、先進的な技術であるDOHCエンジンを全グレードに搭載し、3ドアハッチバッククーペのみを先行販売。

スポーティかつ高性能を強く打ち出し、デビューしたのがクイントインテグラです。

CMでも「DOHCロマン」と掲げ、CMを見た誰もが「インテグラ=DOHC搭載」ということを意識する内容となっていました。

また、当時流行であったリトラクタブルヘッドライトを採用し、スタイリッシュなクーペとしてデビュー!

後に5ドアハッチバックと4ドアセダンも加わり、アコードやプレリュードの弟分、シビックの兄貴分という具合にホンダ車の中核的な存在として地位を確立していきました。

中古車市場にはほとんど出ておらず、入手したいのならば古い国産車を取り扱う専門店か個人売買しかないでしょう。

クイントインテグラのスペック

全長×全幅×全高(mm)

4280×1665×1345

ホイールベース(mm)2450

車両重量(kg)980

エンジン形式:ZC

エンジン仕様:直列4気筒DOHC

総排気量(cc):1590

最大出力:135PS/6500rpm

最大トルク:15.5(kg-m/rpm)/5000rpm

トランスミッション:5MT/3AT

駆動方式:FF

中古相場価格:ほぼ出物なし

カッコインテグラでお馴染み!?初代インテグラ

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/integra/3door/

 

1989年に登場した2代目からは車名に「クイント」の名が外され、「ホンダ・インテグラ」として販売されました。

2代目インテグラは先代が強くアピールしていた「全車DOHC搭載」ではなくなってしまいましたが、ホンダの高性能エンジンの代名詞であるVTECが搭載されたモデルが登場。

さらにサスペンションは前後ダブルウィッシュボーンを採用などと、先代の「全車DOHC搭載」の衝撃を上回る高性能技術を積み込み登場したのです。

CMには映画バック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのハリウッドスターのマイケル・J・フォックスを起用。

これまた映画バック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みの楽曲「The Power of Love」をBGMに、タキシード姿の彼がギターをかき鳴らし、颯爽とインテグラが走る姿は新時代の幕開けを感じずにはいられませんでした。

 

 

こちらも中古車市場にはわずかな台数しか登録されておらず、入手したいのならば登録されている出物をひとまず調べてみるべきでしょう。

初代インテグラのスペック

全長×全幅×全高(mm)

4390×1695×1325

ホイールベース(mm)2550

車両重量(kg)1130

エンジン形式:B16A

エンジン仕様:直列4気筒DOHC

総排気量(cc):1595

最大出力:155ps(114kW)/7300rpm

最大トルク:15.6kg・m(153.0N・m)/6500rpm

トランスミッション:5MT/4AT

駆動方式:FF

中古相場価格:68~115万円

 

5ナンバーNA最速?TYPE-R登場の2代目インテグラ

 

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/integra/3door/

 

1993年に登場した2代目インテグラは、歴代インテグラの中でも最も長い8年に渡るモデルライフを歩みました。

そして、登場から2年後の1995年にはビックマイナーチェンジが行われ、丸目4灯のヘッドライトから、横長のデザインに変更されています。

 

出典:http://only-carz.com/gallery/honda-integra-xi.html

 

インテグラといえば、この横長の切れ目を思い出す読者の方も多いのではないでしょうか。

そして1995年には、ホンダのレーシングスピリッツが注がれたモデルのみが掲げる事ができる称号「TYPE-R」が与えられたモデルが登場。

単純計算でリッター当たり110馬力以上という現代の水準から見ても、NAエンジンとしては驚異的なスペックを誇るエンジンを搭載し、標準でエアコンやオーディオが装備されていないという硬派な点を代表する軽量化も相まって、当時の同クラスのマシンはおろか、車格が上であるスポーティターボマシンをも脅かす速さを秘めていました。

そのため2代目インテグラのTYPE-Rは、歴代インテグラの中でも人気が衰えることなく、中古市場を見ても100万円前後で取引されているものが多くなっています。

 

Photo by Thibault Le Mer

2代目インテグラ(TYPE-Rクーペ)のスペック

全長×全幅×全高(mm)

4380×1695×1330

ホイールベース(mm)2570

車両重量(kg)1100

エンジン形式:B18C

エンジン仕様:直列4気筒DOHC

総排気量(cc):1797

最大出力:200ps(147kW)/8000rpm

最大トルク:19.0kg・m(186.3N・m)/6200rpm

トランスミッション:5MT

駆動方式:FF

中古相場価格:63~198万円

 

クーペオンリーの3代目インテグラ!

 

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/integra/3door/2006/photo-lib/photo07.html

 

2001年登場の3代目インテグラは上級のクーペであったプレリュードと統一の形になったため、今までのコンセプトから少し方向性を変更。

そのためボディサイズが拡大し、ついに3ナンバーとなりました。

また、先代インテグラまではセダンとクーペのボディ展開が基本でしたが、3代目インテグラではクーペのみとなり、グレードも標準の「is」と「TYPE-R」のみに。

 

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/integra/3door/2006/photo-lib/photo08.html

 

「is」は160馬力を発生するユニットを搭載。

TYPE-Rに至っては220馬力を発生するユニットを搭載し、リッター当たりのパワーも先代のTYPE-Rと遜色のないスペックとなっています。

そして、2004年のマイナーチェンジ後は標準「is」グレードに代わって「TYPE-S」が登場。

こちらも200馬力を発生するユニットを搭載しスペシャリティクーペとしては、申し分のないスペックを誇っています。

2006年に生産を終了するにあたり、TYPE-Rを中心にファンから生産終了を惜しむ声が多く寄せられ、最終的には生産終了が予定よりも1か月延期されました。

3代目インテグラ(TYPE-R)のスペック

全長×全幅×全高(mm)

4385×1725×1385

ホイールベース(mm)2570

車両重量(kg)1190

エンジン形式:K20A

エンジン仕様:直列4気筒DOHC

総排気量(cc):1998

最大出力:220ps(162kW)/8000rpm

最大トルク:21.0kg・m(206N・m)/7000rpm

トランスミッション:5MT

駆動方式:FF

中古相場価格:68~240万円

 

まとめ

いかかでしたか?

インテグラと聞くとやはり2代目以降の「TYPE-R」が印象深いと思いますが、それ以外のモデルもDOHCやVTECなどといった先進技術を市場に投入した先駆者達なのです。

また、4ドアセダンから「カッコインテグラ」なスペシャリティクーペ、そしてサーキットユースのTYPE-Rまで様々なレパートリーがあるのもインテグラの特徴といえます。

ファミリーカーとして、デートカーとして、そして硬派な競技車両としても、様々なフィールドで活躍できる懐の深さを持っているのが、インテグラ最大の持ち味であり魅力なのではないでしょうか。

 

Photo by megawatts86

 

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Writer Introduction
Shogo-Nishikawa

地方コミュニティFMのモータースポーツを特集するコーナーでラジオレギュラー出演をしていたことのある現役大学生です。知識だけでなく体験に基づく記事も書いていき、小さな頃から大好きな自動車の魅力を伝え、一人でも多くの車好きを増やせたらと思っています。目指すは喋れるモータージャーナリスト!

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