今回ご紹介するのは、S2レーシングがカスタムしたトヨタ ハイラックスです。大きな車体に高い車高、威圧感ある漆黒ボディが特徴的なこのハイラックスには、一体どんなカスタムが施されているのでしょうか。

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漆黒のトヨタハイラックス

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今回の車を紹介していただくのは、S2レーシングの菅原さんです。

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この漆黒ボディが印象的なトヨタ ハイラックスは、S2レーシングのデモカー。

フロントに装着されたバンパーガードはCARRY BOYブランドの商品で、タイからの直輸入品です。

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このバンパーガードはグリルからヘッドランプにかけて、フロント全体を覆っており、オフロード・オンロード問わず、難なく走行できるイメージとなっています。

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この漆黒に塗られたバンパーガードは、ナンバープレート周辺のみ銀色に塗り分けられており、粋な印象。価格は11万円です。

また、足回りには、無骨なオーバーフェンダーとホイールを装着。

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車高も通常のハイラックスから8cmほど高くなっており、タイのTRD製ホイールやオフロードタイヤと合わせて、悪路も難なく走破できる仕様です。

サスペンションも、タイのエクスプローラーというメーカーのものを採用。

オーバーフェンダーもタイのTRD製なので、このハイラックスはタイからの直輸入品でカスタムされているということになります。

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一見、リベット留めのようなオーバーフェンダーの装着方法ですが、なんと実は両面テープで取り付けられているので、装着も非常に簡単で、ボディに傷がつくこともありません。

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リアにはトノカバーが装着されており、フロントバンパーガードと同様に、CARRY BOYのロゴが鈍く輝いています。

このトノカバーは、なんと半電動仕様になっていて、上向きにカバーを開いた後はカバー内側のスイッチを押すだけで、自動的にカバー全体がトランクから浮遊するように動いてくれます。

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この半電動機能により、それなりに高さのある荷物もトランクルームへ寝かさずに積載できるので、手間のかからない嬉しい仕様です。

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もちろん、閉じるときも自動で動いてくれるので、大きな荷物の積み下ろし時も、楽々です。

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また、トランクルームの内張りも変更されており、荷台から水を逃して錆を防止できる「MAXベッドライナー」という、一体型樹脂パーツが採用されています。

通常のハイラックスはトランクルーム内に鉄板が張られているだけなので、荷物の積み下ろし時に傷が付いてしまいがちなのですが、このMAXベッドライナーを設置することで、車体や荷物に傷を付ける事なく、荷物の積み下ろしが可能です。

このMAXベッドライナーもタイからの直輸入品で、価格は6万9,800円(税別)。

一方の半電動トノカバーは、32万8,000円(税別)です。

S2レーシングでは、この半電動トノカバーの取付サービスも行っています。

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内装は、立体成型のフロアマットが採用されていて、こちらも外装動揺、黒のツヤ消し塗装が施されています。

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素材はトランクルームに使われているものと同じ樹脂製で、靴底の砂利が絨毯のほうへ行かないよう、絨毯側の外縁部が盛り上がった形状となっています。

また、掃除の際は簡単に取りはずせる点も魅力です。

フロント用とリア用がセットで販売されており、値段は2万9,800円。

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ほかにも、ドアを開けた際には車体の下から連動して金属製のサイドステップが展開されるため、車高を上げたことでより地面から高い位置になった車内から、誰もがスムーズに乗り降りできます。

ちなみにこの「E-BOARD 電動サイドステップ」の耐荷重は約150kgで、タイ製。

ドアの動きに連動しているので、乗車時は車体下から電動でせり出し、降車時は車体下へ自動的で格納されるという仕様となっています。

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リアガラスにはスライド式ガラスが採用されており、中から開けて後部座席側に外の風を取り入れられるようになっています。

まとめ

スパルタンな仕様にカスタムされたトヨタ ハイラックスを紹介していただいた、S2レーシングでは、CARRY BOYブランド等のタイ製のカスタムパーツを販売しています。

タイから直輸入したカスタムパーツなので、日本国内ではなかなか手に入れられないパーツも盛りだくさん。

タイではハイラックスの需要が高く、その分アフターパーツメーカーの数が豊富なので、デモカーのハイラックスにも、タイ製のカスタムパーツを数多く採用しているとのことでした。

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