あまりの人気に、まだまだ納車待ちが長く続く新型ジムニーだが、すでに楽しいアウトドアライフを満喫しているユーザーも多いことだろう。本格クロカン4WDとして魅力あふれる車両ではあるが、車内空間の狭さには我慢が必要なところ。そんな新型ジムニーで車中泊ができ、荷物の積載も便利にこなせるベッドキットが”TOOL BOX”から発売された。釣り具メーカーの昌栄が作った『軽自動車を使って車中泊で釣りを楽しむ』ための製品は、アウトドアを含めた多彩なカーライフを盛り上げてくれそうだ。新型ジムニーを120%楽しめるベッドキットで、魅力あふれるプライベートタイムを満喫しよう。


Photo&Text:Hidetoshi Kawashima

手軽に車中泊が楽しめる、シングルベッドからのバリエーション


ジムニー用のベッドキットは、助手席側にフレームを組むシングルベッド仕様が基本となっている。狭い印象の強い車内空間だが、実測179cmのベッドの全長が確保されている。

ベッド下には市販の衣装ケースが収納できる空間があり、荷物を整理すれば就寝スペースは広々!ジムニーでの車中泊が、快適に実現できるのだ。


後席すべてをベッド化するL字型ベッドキットなら、プラスαの空間により圧迫感の軽減が可能となっている。

多彩なアレンジによって荷物の整理もできるなど、さらなるユーティリティが向上。運転席を前方に倒して使用するオプションマットを追加すれば、運転席側に142cmのベッドも設置可能だ。

大柄な人でも斜めに就寝することで、十分に足を伸ばして寝られる仕様となっている。

ユーティリティにこだわり、自社一貫生産で高品質を追求!


スチールフレームは、特別な工具なしで簡単に分解/組み立てが可能。

両サイドにリヤヘッドレストを収納するホールもあり、ベッドキットをスマートにインストールできる。

製品はすべてを自社一貫生産にすることで、品質を追求。ジムニー以外にエブリイ(ワゴン/バン)、アトレー、N-VAN用も、それぞれ専用設計でラインアップされている。


ヘッドレストを抜いて助手席を倒し、シングルベッドを設置する場合も、フレームやマットは専用設計なので、ジムニーの内装にジャストフィットだ。

助手席側シングルベッドを設置したままでも、運転に支障が出ないクリアランスが確保されている。

ちなみに助手席側ベッドの設置は、ゆっくり行っても3分程度という手軽さだ。


助手席側ベッドフレームは、分解してリヤのラゲッジボックスへ収納できる設計となっていて、運転時にスチールパーツを散乱させないことでキズつきを防止でき、車内もスッキリ整頓することが可能だ。

ベーシックカラー2色+オーダーカラー80色+3色から個性的なインテリアにアレンジが可能


自社生産のメリットといえるのが、豊富なオプションカラーへの対応だ。

ベーシックカラーのブラック・ベージュ2色に加え、追加料金3500円(税別)で 多彩な80色ものオプションカラーを選択できる。

マットのレザー生地は、基本色でブラックとサンドベージュから選べるのだが、追加料金3000円(税別)を支払うことで80色からの選択が可能となる。

ジムニーでは、さらにクラシックレザーが3色用意されており、追加料金4500円(税別)でウッドパーツとベストマッチなアンティーク調に仕上げることが可能だ。

レザー生地は難燃性素材で、塩素系洗剤で拭いてもOK。

お手入れが簡単なのも、嬉しい配慮となっている。


また、ベッドキット購入者特典として、SNSに投稿すれば使用した生地と同じ素材のティッシュカバーがプレゼントされる!

このチャンスを活かし、愛車&ベッドキットの素敵な写真を撮影し、アップしてみてはいかがだろうか。

まとめ

釣りはもちろん、アウトドアやレジャーを楽しむ上でも、車中泊のニーズは高まっている。

近年は災害対策でも車中泊が注目されており、ベッドキットの需要はますます上昇中だ。

そんな中、今まで車中泊をするには我慢を強いられてきたジムニーに、専用のベッドキットが登場した。

しかも、豊富なオプションカラーが用意されており、実用パーツの枠を超えたカスタムアイテムとして装着できるのは、とても魅力的といえる。

お手頃な5万5000円(税別)から用意されているベッドキットにより、ジムニーはもっと快適なアウトドアツールに進化することができるのだ。

ショップ情報

株式会社 昌栄(TOOL BOX)
住所:大阪府八尾市太田新町8丁目215
TEL:072-949-3013
FAX:072-949-3216
URL:https://siyouei.co.jp/category/item/tool-box/

 

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