時速300キロ。それは選ばれたクルマと限られた場所、そしてドライバーが揃って到達できる領域です。このチャレンジに、株式会社ZOZOの前社長、前澤友作氏が愛車ブガッティ・シロンで挑みました。

前澤氏がブガッティ・シロンの最高速に挑戦

無類のクルマ好きで知られる前澤友作氏は、ブガッティ・シロン、ヴェイロン、パガーニ・ゾンダなど、通常ではお目にかかれないような超高額スーパーカーを所有するコレクターであり、クルマに対する情熱はすさまじいものがあります。

どのクルマも数億円するため、公道で走るどころかガレージから出すのも躊躇するレベルですが、前澤氏は惜しげもなく公の場に自身のスーパーカーをお披露目させることでも話題となっています。

そんな前澤氏がYoutubeチャンネル『MZスーパーカーチャンネル(MZ SUPERCAR Channel)』で、シロンで時速300キロにチャレンジする動画を公開しました。

前澤友作が誰なのか?

前澤友作氏は、ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営する株式会社ZOZOの前代表取締役で、現在はZOZOの前身の社名と同じ名前である株式会社スタートトゥデイを設立し代表取締役社長を務めています。

ZOZOTWONを立ち上げから日本最大級のアパレル通販サイトまでに急成長させ、2019年9月に自身が保有するZOZO株をヤフーへ売却。ZOZOをヤフー傘下にすると共に、自身がZOZOの社長を退任するという経歴の持ち主で、2020年フォーブス長者版では日本の億万長者ランキングで23位に入り、資産額は2,030億円にも上ります。

なぜMZスーパーカーチャンネルを始めたのか?

 

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MZスーパーカーチャンネルは、前澤氏の貴重なスーパーカーをより身近に楽しんでもらおうという気持ちからスタートしたそうです。

プロジェクトには国内外のモータースポーツで活躍しているレーシングドライバー横溝直輝選手とクルマギークの「ヤマケン」こと山田健氏の二人も参加しており、クルマに関わる魅力を発信する上で国内トップクラスの布陣を敷いています。

これらのメンバーで運用されているYouTubeチャンネルでは前澤氏のスーパーカーコレクションのインプレッション動画や、それに伴うイベントの様子がアップされており、わずか8本の動画でチャンネル登録は2.5万人。総再生数は約78万再生と非常に速いペースで成長しており、注目の高さが伺えます。

2019年1月27日に自身のツイッターアカウントで『スーパーカープロジェクト』の始動を発表し、自身の愛車を時には走らせ、時には子どもたちに披露し、時にはレースをしたりと、いろいろな使い方で楽しんでもらう計画を打ち立てました。

MZスーパーカープロジェクトがこれまで行った活動は、福島県で東日本大震災の復興イベント『福魂祭』とコラボして、小学校や幼稚園へ自身のスーパーカーを持っていき、児童を対象にスーパーカーに親しんでもらうイベントを行っています。

また、ほかにも鈴鹿でシロンVSゾンダのゼロヨンバトルを行ったり、そのツイートをリツイート&フォローをして応募することで、抽選で選ばれた3組にゾンタとシロンの助手席に乗ってドライブを楽しめる『助手席企画』を実施。

昨年11月に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT×DTM特別交流戦では、シロン、ヴェイロン、ゾンダ、アストンマーチンOne-77、エンツォフェラーリを持ち込んだレースが行われました。

これらのスーパーカーのステアリングを握ったのは、Motorzでもおなじみの織戸学氏や脇阪薫一氏といった一流のプロフェッショナルドライバー。

その様子はMZスーパーカーチャンネルと前澤氏のオフィシャルYoutubeチャンネルで公開されています。

富士スピードウェイを貸切!時速300キロに到達できるか?

今回の動画では、前澤氏自らが時速300キロに挑戦。

クルマは3.5億円もするシロンで、チャレンジする場は富士スピードウェイです。

本来2020年はMZスーパープロジェクトのさまざまなイベントの開催を予定していましたが、コロナ禍によりイベントがキャンセルとなりました。

そんな中でもスーパーカーの走行シーンを楽しんでもらうために、今回のプロジェクトを企画したそうです。

本来シロンなら時速400キロ以上も可能ですが、いくら富士スピードウェイの直線が長いからといっても、400キロに到達するまでには距離が足りないため、今回は300キロに設定。

果たして、前澤氏は時速300キロに到達できるのか?その様子はYouTubeの動画をご覧ください。

まとめ

MZスーパーカープロジェクトでは、今後、スーパーカーで千葉を盛り上げ、モータースポーツフェスティバルとして名高い『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』 のようなイベントを、千葉で開催することが目標とされています。

今後、MZスーパーカープロジェクトがどんなスーパーカー企画を見せてくれるのか、これからもMZスーパーカーチャンネルは必見です。

 

YouTube : MZ SUPERCAR Channel

Twitter : @mzsupercar

Instagram : @mzsupercar

 

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