USDMカスタムの定番といえる、ウインカーポジションとウインカー色の変更。手軽に出来るカスタムということもあり、まず最初にここから始める人も多いのではないでしょうか。しかし、気をつけないと不正改造となる場合があります。そこで!保安基準と合わせて、車検に通る正しいカスタムを紹介します。
掲載日:2020/01/24
USDMカスタムはなぜウインカーが赤い?
クルマ(特に日本車)をアメリカ仕様風にカスタムするUSDMスタイルは、スタンスネーションなどの影響もあり、昔から若者を中心に根強い人気のあるカスタムスタイルです。
愛車をUS仕様に仕上げていく中で、その手軽さから、最初に行われることが多いのがウインカーポジション&ウインカー色の変更ではないでしょうか。
外から見た際にアメリカ仕様だと分かりやすい仕様変更ということもあり、日本におけるUSDMカスタムの定番になっています。
そもそも、日本仕様とアメリカ仕様の違いは、アメリカではフロントライトはポジションランプとウインカーが一体で兼用。リアウインカーは赤でもOKです。
その為、US仕様に近づけたいオーナーは、まずウインカーポジションやウインカー色を変更します。
車検適合の条件とは
ここからは、日本国内のウインカーに関する保安基準を確認してみましょう。
第137条において、方向指示器の色は橙色であることが指定されています。
つまり、USウインカーの赤色を再現しようとすると、日本国内では不正改造車になるということ。
一方で、ウインカーポジションに関しての保安基準は、どのようになっているのでしょうか?
第34条を確認すると、方向指示器と車幅灯が構造上一体の場合のみ、車幅灯の色は橙色でも良いと記載されています。
一方で、2005年までに製造された車であれば、構造上一体ではなくても橙色にしても良いという注釈がつけられています。
つまり、ウインカーポジションの変更は、基本的に保安基準を満たすため不正改造にはなりません。
ただし、ウインカー及びハザードランプ点灯中にはポジションを消灯する必要がある為、カスタムする際には注意しなければなりません。
車検対応のオススメ商品
確実に保安基準に適合させ、車検を通過させるためには、車検対応のウインカーポジションキットを購入するのが最も確実な方法です。
ここからは、モタガレで取り扱っているおすすめ商品をご紹介しましょう。
VALDY ウインカーポジションキット5S
https://motorz-garage.com/parts/detail/254766
こちらの商品は、純正のウインカーリレーと入れ替えるだけで、簡単にウインカーをポジション化出来るスグレモノ。
煩雑な配線加工が必要ないので、初心者でも簡単に交換することができます。
トヨタ・ダイハツ・スズキ・スバル車のカプラー形状に対応しているため、幅広い車で使用することが出来る商品です。
MIYAMA ウインカーポジションキット3
https://motorz-garage.com/parts/detail/549292
こちらは、汎用のウインカーポジションキットです。
車検対応なので、ウインカー作動時にはポジションランプが減光するよう、きちんと制御されます。
また、電子制御によって光量の無段階調整や、イベント用の点灯パターン等もセッティングできるようになっています。
まとめ
簡単に交換できる事で人気の灯火系カスタムですが、しっかりと保安基準を確認しておかないと車検不適合、不正改造車という扱いになってしまいます。
合法的にUSDMカスタムを楽しみたいオーナーの為に、国内でも車検適合品はたくさん販売されています。
ルールを守って正々堂々とカスタムライフを楽しみましょう!
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