近年の純正ホイールは大口径化され、デザイン性にも優たものが増えてきました。今回は、インチが大きく、扁平率が低い純正ホイールランキングを発表。同じサイズのホイールは他にもありますが、デザインの良さなども加味して選出しています。サイズが合うようであれば、流用してみてはいかがでしょうか。
5位「トヨタ スープラ」
トヨタ スープラは、2019年にデビューした上級スポーツカーです。
2002年に製造・販売を終了した80スープラから、17年ぶりに復活したスープラは、BMWとの共同開発により、スープラ伝統の直列6気筒エンジン+後輪駆動を実現。
最上級グレードにあたる「RZ」には、フロント255/35ZR19タイヤ9J鍛造アルミホイール、リア375/35ZR19タイヤ10J鍛造アルミホイールが組み合わせられ、ブラックとシルバーのコントラストがスポーティーかつスタイリッシュに足元を演出しています。
【タイヤおよびホイールサイズ】
■フロント
タイヤサイズ:235/35ZR19
ホイールサイズ:19×9J+32
■リア
タイヤサイズ:275/35ZR19
ホイールサイズ:19×10J+40
4位「ホンダ シビックタイプR(FK8)」
ホンダ シビックタイプR(FK8)は、2017年から販売されているシビックのスポーツバージョンで、イギリスで製造され、日本に輸入されています。
高い運動性能を支える足元は、20インチのアルミホイールが装着され、扁平率30の低扁平タイヤです。
【タイヤおよびホイールサイズ】
■フロント
タイヤサイズ:245/30ZR20
ホイールサイズ:20×8.5J+60
■リア
タイヤサイズ:245/30ZR20
ホイールサイズ:20×8.5J+60
3位「日産GT-R(R35)」
日産 GT-Rは、2007年から販売され2021年現在もマイナーチェンジのみを続ける「マルチパフォーマンススーパーカー」です。「Pure Edition」や「Black Edition」、そして、ハイパフォーマンスモデルの「NISMO」のいずれもタイヤサイズとホイールサイズば同じ。しかし、フロントのインセットのみ標準のGT-RとNISMOで異なります。
【タイヤおよびホイールサイズ】
■フロント
タイヤサイズ:255/40ZRF20
ホイールサイズ:20×9.5J+45(ニスモ:20×9.5J+41)
■リア
タイヤサイズ:285/35ZRF20
ホイールサイズ:20×10.5J+25(ニスモ:20×10.5J+25)
2位「レクサス LC」
レクサス LCは、高級車ブランドレクサスのフラッグシップスポーツモデルにあたり、「Luxury Coupe」および「Lexus Challenge」の頭文字から「LC」と名付けられました。
LCの足元は、20インチと21インチのホイールがラインナップされています。
スポーティーな「S package」には、ポリッシュ仕上げにブラック塗装が施された21インチ鍛造アルミホイールを装着。
足元に輝くホイールは、ラグジュアリークーペによく似合うだけでなく、他の車にも流用できそうなデザインです。
【タイヤおよびホイールサイズ】
■フロント
タイヤサイズ:245/40RF21
ホイールサイズ:21×8.5J+25
■リア
タイヤサイズ:275/35RF21
ホイールサイズ:21×9.5J+25
1位「ランボルギーニ アヴェンタドール」
ランボルギーニ アヴェンタドールは、ランボルギーニのフラッグシップモデルにあたり、伝統のV型12気筒エンジンをミッドシップに搭載したハイパフォーマンススーパーカーです。
2011年から2018年までは「アヴェンタドール」として販売され、2018年以降は出力を向上。
最新メカニズムを採用した「アヴェンタドールS」となりました。
740psの出力を受け止める足元は、フロント255/30ZR20、リア355/25ZR21の極太で、低扁平のタイヤと大径ホイールが装着されています。
【タイヤおよびホイールサイズ】
■フロント
タイヤサイズ:255/30ZR20
ホイールサイズ:20×9J+32.2
■リア
タイヤサイズ:355/25ZR21
ホイールサイズ:21×13J+66.7
まとめ
かつての純正ホイールといえば、アルミホイールであってもシンプルなデザインであることがほとんどでした。
近年では、純正ホイールにも凝ったデザインやカラーリングが施され、「純正のままでもいいじゃん」と思えるほどにまで進化しています。
今回は、低扁平かつ大口径の純正ホイールをご紹介しましたが、世の中にはホイールが小さくタイヤが大きい車、ホイールもタイヤも小さい車など、さまざまな足を持つ車が存在します。
車のタイヤやホイールに着目してみるのも、面白いのではないでしょうか。