大阪府枚方市にあるNV350キャラバン専門店「ARJ」さんへやってきたMotorz編集部森。キャラバンといえばビジネスからキャンプ、レジャーまで幅広くこなす万能車種ですが、今回ARJさんが製作したキャラバンは車中泊を想定した仕様とのこと。どんな車内に仕上がっているのか、2種類のキャラバンをARJのタカハシさんにご紹介いただきます!
あえてシンプル!ライト仕様!
まずご紹介する車両は、スーパーロングハイルーフ車をベースとしたベッドキット仕様です。
リアゲートを開けるとまず気づくのが、荷室空間の圧倒的な広さ。
標準幅(非ワイドボディ)とは言え、他の乗用車とは比較にならないほど広い空間が魅力です。
今回ARJさんでは、スーパーロングハイルーフ車専用のベッドキットをリリース。
荷室全体をベッドが覆う形状ですが、天板は取り外しが可能です。
ベッドの足には高さ調整機能が付いており、ベッド下のスペースも無駄なく活用することが可能。
荷物は全てベッド下のスペースに収納して、ベッド上には物を置かずスッキリした状態を保ちやすい設計となっています。
後部座席を取り外している事もあり、ハイルーフボディも合間って非常に広さを感じられる空間に。
天板を取り外せばサーフボードの様な長尺物、更にはバイクだって積めちゃいます。シンプルな装備ゆえ、お好みで自分色にカスタムできる点も魅力ですね。
また、こちらの車両はサブバッテリーやインバーター、コンセントなど、電装周りのオプション品を多数装備。
外部充電口も備えているため、キャンプ場で電気を気にせず家電をご使用いただけます。
内装が豪華な1ナンバー仕様!
続いて紹介する車両は、キャンピングカーとしても使える1ナンバー仕様のキャラバン。
キャンピングカーに適用される8ナンバーですが、税金や車検にかかる費用は1ナンバーに比べ高く、維持費がかさみがち。
こちらの車両はあえて1ナンバー登録とすることで、維持費を抑えつつキャンプや車中泊をお楽しみいただける仕様となっています。
Motorz森がまず気づいたのが、収納スペースの数の多さ。
収納容積で言えば前述のライト仕様に優位性はあるものの、ベンチシート座面下部に収納スペースが設けられていたり、天井付近やその他各所に収納ケースが設けられていたりと、空間を有効活用するアイデアが随所に仕込まれています。
ベッドキット装着車で気になるのが、やはり格納・展開の手軽さ。
そこでARJタカハシさんに、実際にベッド展開の流れを見せていただきます。
ベッドを格納した状態から始まり、中央部のテーブルを取り外し、助手席側ベンチシートの背もたれを床面に移し、ものの数十秒でフラットなベッドへと早変わり。
ベッド展開の手軽さもARJベッドキットの魅力です。
もちろんこちらの仕様も、広さには抜かりなく、大人1人はもちろん、2人程度なら余裕で寝転がれるのもキャラバンの魅力です。
ハイルーフの恩恵もあり、比較的低い身長の方であれば立ち上がれるほどの頭上空間も持っています。
また、前述の仕様とは異なり、助手席側半面をベッドとして、運転席側半面を収納スペースとして使用するといったアレンジを行う事も可能。
ユーザーのお好みで様々なシートアレンジをお楽しみいただけるのもポイントですね。
超快適キャラバン!気になる価格は?
今回ご紹介した2種類のキャラバンにつきまして、前述のライト仕様は乗り出し約250万円~、後述の1ナンバー仕様は乗り出し約300万円となります。(※車両価格含む)
もちろん「充電機能は不要!」など、オプション装備を無くすことで更にリーズナブルな仕様にて製作していただくことも可能です。
なお、ベースとなるキャラバンのグレードによっても金額は変動いたします。
ベース車両が有る場合であれば1か月程度での施工が可能となっていますが、受注状況により納期につきましては変動する場合がございますので、予めご了承ください。
ARJのキャラバン、必見です!
また今回、Motorzチャンネルをご視聴の上でARJさんの車両をご成約いただいた方には、1200Wのポータブルバッテリーをプレゼント!
ご希望の方はお問い合わせの際に必ず「Motorzチャンネルを見た」との旨をお伝えください。
純正状態でも車中泊を行うことは可能ですが、やはりベッドキット装着車に比べると凹凸が多く、快適に眠るのは困難なもの。
キャラバンで車中泊を頻繁に行うユーザーであれば、ARJさんの車両は必見と言えるでしょう。
気になる方はぜひ、ARJさんの車両をチェックしてみてください!