車中泊の寒い日に大活躍するFFヒーター。キャンプサイトや車中泊でのアイドリングはマナー違反となるため、エンジン停止状態で使用可能なFFヒーターが必需品です。FFヒーターの導入を検討している方は是非参考にしてみてください!
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今回のミッション
本日はなちゅガールのまるななさんが登場!初めての富士山周辺を給電くんで旅をします。
ミッションは「本当にいるのか!?FFヒーター大検証SP!」です。
キャンプ場では車のアイドリングNGなので寒い日にはFFヒーターが大活躍します。
FFヒーターとは基本原理は家庭にあるガス給湯器と同じで、燃料はガソリンを使用します。
燃料消費はFFヒーターの強さにもよりますが、給電くんの場合は一晩で約2Lのガソリン消費です。
燃料を燃やした際の排気は車外へ放出するため、換気を行わなくても一酸化炭素中毒の心配がありません。
ですが、排気口が外にあるので雪等で塞がっていないか注意してください。
温風の出る場所は後部座席横にあるため外気温と車内、ポップアップ部の温度を一晩過ごして比較しました。
五合目に向けて出発
初めて向かう場所でも給電くんにはカロッツェリア「楽ナビ」AVIC-RF920-DCを装備しているので住所や電話番号に加えて曖昧なキーワード検索で目的地まで向うことが可能です。
入力はスマホでおなじみのフリック入力対応でナビに収録されている施設の他にネットに接続して最新のスポットも検索することができます。
ルート案内は曲がる場所を数個前の信号機からカウントダウン表示してくれるので迷いやすい方でも安心してドライブに集中できます。
目的地の富士山5合目までのルートにはメロディーラインがあります。何のメロディーを奏でるのかは是非、実際に行って確認してみてください。
給電くんのタイヤはYOKOHAMA「BluEarth-Camper」を装着しており、一般的な貨物用のタイヤと比べて乗り心地が良いのが特徴です。
楽ナビは画面サイズが大きく駐車する際の後方確認の視認性が良く、バック駐車が苦手な方でも安心です。
今後の旅の安全を祈願して、小御嶽神社でお参りとお守りを購入しました。
ここで一息
せっかく日本一高い山である富士山に来たので、給電くんの装備確認も含めて少し休憩しました。
給電くんのバックドアは車内からでも開放可能。大迫力な富士山を車外に出ることなく楽しめます。
大容量のサブバッテリーと電子レンジを搭載しているので、手軽に温かい飲み物やコンビニで購入したお弁当を温めることができます。
FFヒーターの使い方はバッテリー残量計の横にあるツマミを回すだけで起動可能です。
使用する際の注意点としてFFヒーターの設定が弱いと煤が溜まりやすいので、MAXで使用するのが理想です。
使用可能時間はサブバッテリーの容量にもよりますが、給電くんの場合は約40時間連続使用が可能です。
給電くんには薄型100Wソーラーパネルを装備していて、充電している状態のバッテリー電圧を確認できます。
更に走行充電も標準装備しており、車両のサブバッテリーの充電、お持ちのポータブル電源の充電も可能です。
今回から新しく搭載した装備なのでどれくらいの充電性能があるのかも検証してみました。
使用するポータブル電源は今回から新しく導入したECOFLOW DELTA 2 Maxです。
出力は充実しておりUSB-A、USB-C、ACポート、シガーソケットを使用できます。詳しくは2024/2/2~2/5に開催されるジャパンキャンピングカーショー2024のオートワンブースに展示予定です。
残量は34%で富士山5合目から本日のキャンプ地「ふもとっぱら」まで走行します。
キャンプ場へ
途中、夜ご飯を調達しました。
予算は恒例のカードで500円、1,000円、2,000円の中から引いて決めます。
結果は。。。2,000円でした!何を購入したかお楽しみに。
ふもとっぱらに到着したところで走行充電の状況を確認します。
走行前は34%ありましたが富士山五合目からふもとっぱらまで約26.5km走行して、49%まで充電されていました。
ポップアップを展開して、マットを敷いて夜ご飯の準備をする前にFFヒーターの性能も検証していきます。
車内はポップアップを展開して窓にはオプションのカーテンをして、下と上(ポップアップ部)の比較もしていきます。
撮影日は外気温が7.6℃、車内は10.9℃、ポップアップ部は11.5℃になります。
検証は5分、30分、1時間後の温度変化を比較していきます。
検証を進めながら夜ご飯の準備もしていきます。
本日の夜ご飯はふもとっぱらといえばアニメ「ゆるキャン」、ということで担々餃子鍋を作っていきます。
給電くんのオプション装備にはカトラリーセットがあり、バックパックにお皿やコップ、カトラリー一式が入っています。
お鍋ですが本日は炊飯器を使用して調理していきたいと思います。
5分後、車内の温度は12.3℃、ポップアップ部は12.2℃と温度差は小さかったです。
30分後は車内が20.8℃、ポップアップ部は28.6℃と暖かい空気は上に溜まるのでポップアップ部のほうが高くなってきました。
1時間後は車内が28.0℃、ポップアップ部は30.8℃と薄手でも快適に過ごせる室温になりました。
結果は外気温が10℃以下でも車内は十分快適な温度まで上がりました。
FFヒーターのメリットとして温かいのはもちろん、スキーやスノボーを楽しむ方はウェアの乾燥もできて次の日、乾いた状態で使用できます。
運転時の排気音は車内では気にならない程度でした。外の排気音は静かな場所だと気になる場合があるので就寝時は消した方が良いでしょう。(FFヒーターの強さによって変わります)
検証している間に夜ご飯ができましたのでビールと共にいただきました。カトラリーセットには栓抜きも入っているのでスーパー等でビン類を購入しても安心です。
せっかく冷たいのでAND MYSELFさんのステンレスタンブラーを使用しました。真空断熱構造で温度をキープしてくれて、フタ付きなので外での晩酌にもぴったりです。
就寝準備
ふもとっぱらキャンプ場には休前日、休日にはシャワーがあります。
シャワーで触れた髪はドライヤーを使用するかと思いますが、給電くんオプション装備にはFFヒーター用のドライヤーがあります。
使用方法はFFヒーターのダクト部分に接続してドライヤーにシガー電源を繋ぐことで使用できます。
通常のドライヤーに比べて電力消費が少なく、音も小さいので夜でも気にすることなく使えて大変便利です。
こちらも2024/2/2~2/5に開催されるジャパンキャンピングカーショー2024のオートワンブースで展示予定です。
就寝時のFFヒーター性能も検証していきます。
1階部分はFFヒーターをつけた状態で2階部分は電気毛布を使用して快適性を比較します。
現在の外気温が4.8℃、ポップアップ部は23.9℃、1階部分との隙間を埋めて約10分後には20.7℃まで下がりました。
1階部分はFFヒーターをつけた状態で23.2℃です。
翌朝の外気温は3.7℃、1階部分は22.8℃、ポップアップ部は10.5℃まで下がっていましが、電気毛布の出力をMAXだと少し暑い結果になりました。
FFヒーターを一晩つけていましたがサブバッテリーの容量は減ったのがわからないぐらいでした。
電気毛布を使用していたポータブル電源は32%ありましたが翌朝には1%まで減っていました。スマホも充電していましたが朝まで使用することができました。
まとめ
最後に恒例の日記をつけて終了します。
FFヒーターは本当にいるのか!?という検証でしたが「FFヒーターいる!!」という結果でした。
まるななさんは初の給電くんで、プライベートでもキャンピングカーを乗っていますがリアゲートが車内から開けられたり、FFヒーターが快適であったり、富士山の登り、下りも安心してドライブできて大満足の給電旅となりました。
次回もなちゅガールまるななさんが旅をします。「給電させてもらえませんか?」お楽しみに!
【給電くん】(オートワン) https://autoone.co.jp/
【楽ナビ】(カロッツェリア) https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/?r…
【BlueEarth Camper】(横浜ゴム) https://www.y-yokohama.com/product/ti…
【AND MY SELF】 https://www.amazon.co.jp/stores/page/…