鮮やかな紅葉が広がり、思わず吸い込まれそうな美しい景色。そして目の前にそびえ立つ巨大な鳥居。和歌山県は、訪れる人々を圧倒する自然と歴史の宝庫です。

今回は、そんな魅力あふれる和歌山を舞台に、世界遺産巡りと日本の絶景を堪能するカムラフウフの旅の様子をお届けします。彼らの相棒であるキャンピングカーには、旅を快適にする「おきらくWi-Fi」も完備されており、準備は万端です。

世界遺産の玄関口「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」

旅のスタート地点として彼らが選んだのは、和歌山県にある道の駅「奥熊野古道ほんぐう」です。ここは世界遺産が近く、素晴らしい景観が広がっていることから、カムラフウフにとってもお気に入りの場所となっています。朝早くに移動してきた彼らは、ここから那智勝浦方面を目指しつつ、まずは腹ごしらえを兼ねて道の駅を散策することにしました。

歴史と食文化が交差する場所

この道の駅を訪れるのは4、5回目という彼らですが、来るたびに新しい発見があるようです。施設内には「アトルテ(Atorute)」というショップが入っており、新鮮な野菜が豊富に並ぶ様子は、まるで小さなスーパーマーケットのようです。また、併設された食堂も旅人のお腹を満たしてくれます。

さらに注目したいのが、施設内の展示コーナーです。ここでは、藤原定家の日記『明月記』に基づき、かつての熊野詣の様子が分かりやすく紹介されています。当時の人々がどのような心境で鳥居までの道のりを歩いたのか、ボードで細かく解説されており、歴史好きにはたまらない内容となっています。

ショップには、地元ならではのお酒や南高梅、勝浦産のマグロといった和歌山の特産品がずらりと並びます。ここで夕食の食材を調達すれば、地元の味を存分に楽しむことができるでしょう。

郷土料理「めはり寿司」への愛

お弁当コーナーには美味しそうな唐揚げ弁当も並んでいますが、カムラフウフのお目当ては食堂で販売されている「めはり寿司」です。これは新宮市や熊野地方に伝わる郷土料理で、おにぎりを高菜の浅漬けで巻いた素朴ながらも味わい深い一品です。彼らにとって、日本の郷土料理の中でナンバーワンかもしれないというほど、このめはり寿司は特別な存在のようです。

また、サンマ寿司やお稲荷さんが入ったミニ盛り合わせや、薄味仕立ての唐揚げも見逃せません。お店によって中身の具材が異なり、梅やカツオが入っていることもあるため、食べ比べを楽しむのも旅の醍醐味といえるでしょう。

道の駅の裏手には熊野川の広い河原が広がり、山々に囲まれた景色は旅の疲れを癒してくれます。愛犬との散歩にも最適なこの場所で一息ついたあと、彼らは紅葉シーズンの国道168号をドライブしながら、次の目的地へと向かいます。

蘇りの聖地「熊野本宮大社」と大鳥居

道の駅から車を5分ほど走らせると、熊野本宮大社に到着します。整えられた街並みの中に、神の使いである八咫烏(ヤタガラス)の姿も見られます。参拝者用の駐車場を利用し、いよいよ聖地へと足を踏み入れます。

厳かな雰囲気の中での参拝

鳥居をくぐり、神様の通り道である参道の中央を避けて進みます。熊野本宮大社は、再生や蘇生、縁結び、家内安全、交通安全など、多岐にわたるご利益があることで知られています。1889年の大水害から再建された歴史を持つことから、「蘇りの聖地」としても信仰を集めています。

階段を登るのは少し大変ですが、周囲を彩る紅葉の美しさがその苦労を忘れさせてくれます。また、ペットも家族の一員として一緒に参拝できる点は、愛犬家であるカムラフウフにとって非常に嬉しいポイントです。

圧倒的な存在感を放つ大鳥居

参拝を終えた彼らは、かつて熊野本宮大社があった場所「大斎原(おおゆのはら)」へと向かいます。そこには、高さ33.9メートル、幅42メートルにも及ぶ日本最大の大鳥居がそびえ立っています。車で移動していると気づかずに通り過ぎてしまうこともあるそうですが、その圧倒的な存在感は必見です。

駐車場の敷地内にあるお土産屋さんでは、つぶれ梅や、桃やみかんを使った和歌山のエール、梅酒などを購入できます。特に有田市の「飲むみかん」ジュースは、濃厚な甘さが特徴で、旅の合間のリフレッシュに最適です。

こだわりの調理器具で楽しむ極上の車中飯

天候の都合で那智の滝への訪問を翌日に変更した彼らは、早めに夕食の支度に取り掛かります。今回の旅では、新しい調理器具「バーミキュラ ライスポットミニ」が導入されました。これは、メイド・イン・ジャパンの技術が詰まった鋳物ホーロー鍋と、火加減を自動調整するポットヒーターがセットになった画期的なアイテムです。

職人技が生み出す美味しさ

この鍋の最大の特徴は、職人の手によって蓋と本体の隙間が0.01ミリ以下に抑えられている点です。この高い気密性が素材の旨味を逃さず閉じ込めます。3合炊きモデルというサイズ感も、車旅にはぴったりです。

今回は1合のお米を炊飯しましたが、タッチパネルで簡単に操作でき、炊き上がりは土鍋ご飯のように粒が立ち、ツヤツヤとしています。夕食のメニューは、那智勝浦で購入した新鮮なマグロを使った手巻き寿司です。

さらに、低温調理機能を活用してローストビーフにも挑戦しました。表面を中火で焼き、ソースを入れてから70度で60分保温するだけで、誰でも失敗なく本格的なローストビーフが完成します。車内でこれほどクオリティの高い料理が楽しめるのも、キャンピングカー旅の大きな魅力といえるでしょう。

快適な車内設備と絶景の滝

和歌山の旅は、温泉も外せません。彼らは湯の峰温泉や川湯温泉といった名湯を巡り、硫黄の香りが漂う濃厚な湯で疲れを癒しました。

温泉から戻ったあとも、彼らが乗るキャンピングカー「オーステリア」の快適な設備が旅を支えます。車内の各所にコンセントが配置されており、ドライヤーの使用もスムーズです。合計8個ものコンセント口があるため、電化製品の充電や使用に困ることはありません。

翌日は晴天の那智の滝へ

翌日、天候は回復し、彼らは念願の那智の滝へと向かいます。日本三名瀑の一つに数えられる「那智御瀧」は、一段の滝としては日本一の落差133メートルを誇ります。ドライブ中からその姿が見えるほどのスケールですが、お滝拝所に入るとさらに間近でその迫力を感じることができます。

水しぶきと共に虹がかかる幻想的な光景の中、たっぷりとマイナスイオンを浴びたカムラフウフ。おみくじを引き、来年への期待を膨らませながら、この地を後にしました。

昼食は新宮市の「めはり大師 二代目」で、再びめはり寿司を堪能します。ここのめはり寿司は、高菜の絶妙な食感とお米の握り加減が最高で、クジラカツやマグロと共に味わう地元の味は絶品です。

キャンピングカー「オーステリア」の居住性

旅の終わりに、彼らが愛用するダイレクトカーズ製のキャンピングカー「オーステリア」の就寝スペースについて、具体的なサイズ感をご紹介しましょう。乗車定員7名、就寝定員6名を誇るこの車両は、広々とした空間が魅力です。

まず、リアにある2段ベッドは、長さ182センチ、幅75センチを確保しています。高さも68センチあり、クッションの厚みは5センチと十分です。上段を取り外せば、より開放的な空間として使うことも可能です。

次に、リビングスペースを展開して作るダイネットベッドです。こちらは長さ180センチ、幅97センチの広さがあります。特筆すべきは10センチというクッションの厚みで、ソファーとして使う際も、ベッドとして眠る際も、非常に快適な寝心地を提供してくれます。

そして、メインの就寝スペースとなるバンクベッドは、長さ181センチ、幅137センチというゆとりある設計です。高さも72センチあり、大人2名と愛犬2匹が一緒に寝ても十分な広さがあります。両サイドにはガードが付いているため、就寝中の落下の心配もなく、安心して朝を迎えることができます。

旅を終えて

和歌山の自然、歴史、そして食を巡るカムラフウフの旅は、キャンピングカーという自由な移動手段があったからこそ、より豊かで快適なものとなりました。

世界遺産の荘厳な空気と、温かい郷土料理の余韻に包まれながら、また次の旅でお会いしましょう。