2018年6月29日の朝、ドイツの伝統あるコース ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)にて、1983年5月28日以来35年ぶりにコースレコードが更新されました。マシンは、2018年4月にスパ・フランコルシャンのコースレコードを更新した、あのポルシェ919ハイブリッドEvoです!
ニュルブルクリンクのレコードタイム
ドイツにあるニュルブルクリンクの北コース、ノルドシュライフェは全長20km以上の難関コースで、世界中のスポーツカーやスーパーカーがその性能を測るために集結するサーキット。
ここでタイムアタックを行い、1周のラップタイムが速ければ速いほど高性能なマシンであるという指標となっており、各メーカーが威信をかけて車両開発を行っています。
そんなニュルブルクリンクでのレコードタイムは、1983年にシュテファン=ベロフがポルシェ 956Cで樹立した6分11秒13で、35年間破られなかった伝説的な記録です。
6分切りでレコード更新!!
2018年6月29日の朝。
2017年WEC(世界耐久選手権)のLMP1クラスシリーズチャンピオンマシンである、Porsche 919 Hybridをベースにカスタムを施した919 Hybrid Evoが、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムで6分を切る5分19秒55を記録し、新記録を樹立!
実に35年ぶりにレコードが更新されました。
また、同マシンは2018年4月にスパ・フランコルシャンサーキットでF1マシンより速いラップタイムを記録し、レコードラップを更新!話題を集めたばかりのモンスターマシンです。
まとめ
今後もレコード更新に期待がかかる919 Hybrid Evoは、2018年10月までの間にスパやグッドウッド、タイ、ブランズハッチ、ラグナセカなど様々な主要サーキットへ行く予定です。
ポルシェがWECから撤退した後も、919ハイブリッドEvoからは目が離せません!
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