日本では2000年から着用が義務付けられたチャイルドシートですが、実は50年以上の歴史があります。そして、その長い歴史の中で、見た目も安全性も格段に向上しています。今回はそんなチャイルドシートのいろはと、カッコいい、オシャレな一品をご紹介したいと思います。

出典:http://danar.thebase.in/items/389902

 

チャイルドシートの豆知識

日本では「幼児用補助装置」と呼ばれ、装着が義務化されたチャイルドシート。

まずは、チャイルドシートの豆知識をご紹介していきたいと思います。

 

チャイルドシートはいつできたもの?

出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:RECARO_CRS.png

世界初のチャイルドシートは、ドイツのシュトルヘンミューレ社(現在のレカロ社)が1963年に発売したもといわれています。

レカロはドイツ有数の医療器機メーカーであり、人間工学に基づいた開発を行っていることで有名なメーカーです。

早い段階からチャイルドシートの開発に乗り出していることも、その片鱗といえるのではないでしょうか。

 

チャイルドシートをなぜ使うの?

 

チャイルドシートは車に備え付けのシートベルトを正しく着用できない可能性がある子供が自動車に乗る時に、体を座席に固定して衝突時の安全を確保するためのものです。

また、衝突時だけではなく、子供が車内で動き回ってしまい運転の妨げとなることを防ぐ意味もあるのです。

現在の日本では、法律に定められた年齢までチャイルドシートを使用しないでくるまに乗車させた場合、行政処分が下されてしまいます。

それでは、何歳まで使えば良いのでしょうか?

また、どのような種類があるかをご説明させて頂きたいとおもいます。

 

チャイルドシートの正しい使い方は?

 

チャイルドシートは出生から満6歳までの間は着用が義務付けられています。

また、子供の年齢や体型に合わせたチャイルドシートが用意されており、「乳児用」「幼児用」「学童用」に適時変更していく必要があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

 

出典:http://jp.recaro-cs.com/

乳児用

体重:10キロ未満

年齢:0歳から12カ月未満

取り付け方法:

法進行方向に対して後ろ向または横向きで後部座席に備え付けられた3点式シートベルトを利用して取り付ける。

 

出典:http://jp.recaro-cs.com/

幼児用

体重:9キロから18キロ未満

身長:100センチ未満体型

取り付け方法:

進行方向と同じ方向に、前または後ろの席に備え付けられた3点ベルトを利用して取り付ける。

 

出典:http://jp.recaro-cs.com/

学童用

体重:15キロから36キロ未満

身長:135センチ未満

取り付け方法:

車に備え付けられた3点式シートベルトを正しく着用するために、座面にブースタークッション(背もたれ付きのものも有)を入れる。

 

子供の年齢や体型により、取り付け方法や役割が変わっており、正しく着用することが求められています。

そして、チャイルドシートの安全面や機能面などは日々向上しており、同時に見た目にも拘った物が増えてきているのです。

そんな、お父さんやお母さんも座ってみたくなってしまうような、カッコよくてオシャレなチャイルドシートをご紹介していきたいと思います。

 

カッコいいチャイルドシート6選

 

RECARO

出典:http://jp.recaro-cs.com/child-seats.html

ドイツの医療器機メーカーであるレカロは、普通車のバケットシートで絶大な人気を誇っています。

そのレカロが送り出しているチャイルドシートは、シンプルなものからレーシーなものまで幅広いデザインが用意されていて、一番人気があるのはレーシーなモデル!まるで子供用のバケットシートのようなクールなデザインが人気です。

人間工学に基づいて製作されたチャイルドシートは、お子様の安全を確保しつつ、将来の英才教育にもバッチリかもしれません。

 

TAKATA

出典:http://www.takata.com/childseat/product/312_smartfix_junior/index.html

日本を代表するシートベルトメーカーであるタカタもチャイルドシートを製作しています。

残念ながら、タカタのイメージカラーであるグリーンのチャイルドシートはありませんが、スタイリッシュでオシャレな色使いが人気となっています。

信頼性抜群でオシャレなタカタのチャイルドシートは、どんな内装にも馴染みやすくお子様も満足できるのではないでしょうか。

 

APRICA

出典:https://www.aprica.jp/b/pc/Product.html?mthd=07&PC=JURIDEPLUS&SC=ACP&SST=92&aid=&aid2=&aid3=

ベビー用品に触れたことがある方なら、必ず一度は耳にしたことがあるメーカー、アップリカ。

ベビー用品に特化しているメーカーですが、スポーティーでスタイリッシュなチャイルドシートも製作しています。

デザイン性が高い上に、お子様にとっても親子様にとっても快適に使えるように配慮されていたり、ベビー用品店とコラボレーションした限定モデルもあるあたりは、さすがベビー用品メーカーといえるでしょう。

 

COMBI

出典:http://www.combi.co.jp/products/carseat/store_limited_junior/

 

ベビー用品メーカーとして人気のあるコンビが製作しているチャイルドシートは、オシャレなものが多く、シンプルな出来となっているのが特徴と言えます。

シンプル・イズ・ベストを望まれる方にはぴったりと言えるコンビのチャイルドシート。

ベビー用品店とコラボレーションした限定モデルもあり、お子様と親子様にしっかりと配慮がなされているのです。

 

FERRARI

出典:http://www.kiddicare.com/c/Ferrari_Car_Seats.htm

泣く子も黙る、真紅の跳ね馬フェラーリもチャイルドシートを製作しています。

まるで車の型式のような名前を与えられたフェラーリのチャイルドシートは、フェラーリ以外にも取り付けが可能となっているので、ファンの方にとってはたまらない一品なのではないでしょうか。

 

BMW・MINI

出典:http://www.auto.it/foto/primi-test/2014/09/13-93811/mini_5_porte_cooper_s/

BMWやMINIでは、自社のロゴやイメージを取り入れたスタイリッシュなチャイルドシートを製作しています。

MINIの場合は、ユニオンジャックがデザインされており、内装と一体化するようなチャイルドシートとなっているのが特徴です。

出典:http://mini-modus.ru/

メーカーが製作するチャイルドシートは、自社のイメージや内装などを考慮して作られているため、装着した時に違和感が少ないのが特徴といえるでしょう。

 

まとめ

出典:http://jp.recaro-cs.com/child-seats.html

チャイルドシート特集、いかがでしたか?

実は50年以上の歴史があるチャイルドシートは、時を重ねるごとに安全性が増し、デザイン性にも富んできました。

現在ではデザインや使い勝手など、様々な角度からの選択ができる環境にあります。

希望にぴったりのチャイルドシートが見つかったら、取り扱い説明書をよく読み、正しく使用してお子様の安全を守り、快適なカーライフを送りましょう!!

[amazonjs asin=”B008425FBU” locale=”JP” title=”エールベベ 『安心トリプル保証付』サラット3ステップ クワトロST 1歳から11歳用ジュニアシート(軽量&通気性強化モデル) スカーレットブラック ALC248″]

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!