「カーラッピング」ビニール製のフィルムをボディに貼り付けることにより、クルマ・バイク、その他、色々なカラーリングや質感をかえる手法です。従来のように塗装作業を行うような大掛かりな作業が必要ないため、近年人気を博しています。その技術を競う世界大会がスゴイのです。

ラップテックSEMA

出典:http://www.wrap-tech.net/

今回は、アメリカのフィルムメーカーであるアーロン社が主催するイベント「アーロン・オートモティブ・ワールド・ラップ・マニア」についてご紹介します。

カーラッピングとは?

出典:http://www.wrap-tech.net/

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「カーラッピング」はビニール製のフィルムをボディに貼り付け、短時間、自由に大幅なカラーリング変更が可能な手法です。

昨今は、従来のようにカラーリング変更=カスタムペイント(塗装作業)よりも手軽に出来ることから、マットフィニッシュはもちろんのこと、カーボン調やクロームなど多くのバリエーションが増えており、アメリカは勿論のこと世界中でカスタマイズの主流となりつつあります。

レーシングカーのカラーリングもカーラッピングで行われているため、皆さんにとっても身近な存在ですよね?

 

World Wrap Mania Competitionとは

出典:http://wrappermapper.com/

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Arlon Automotive World Wrap Mania(アーロン・オートモティブ・ワールド・ラップ・マニア)が主催しているカーラッピングの世界イベントです。

ルールはシンプルで、5人のチームで、ラッピングする車両(指定される)をブース内にで左右半分側に、3時間でデザイン、カット、ラッピングを仕上げるというもの。
また、企業のイベントらしく課題となる新商品などの条件も追加されたりします。

チーム構成は勿論のことデザイン性や速さ正確さなどが要求されます。

Best Quality Wrap(丁寧な作業品質が評価される賞)とMost Creative Wrap(独創的で美しいデザインに送られる賞)という2つの賞を目指して、各チームが競い合います。

 

凄技の技術を動画で見よう!

日本からもスペシャルチームが参加しています。

普段はバラバラのショプで活動している日本のラッピング業界のトップ5人がチームを組み参加。タイトルは逃しましたが、その独創的で技術力の高いラッピングは評価が高かったそうです。

動画は、デザイン段階から実際の競技風景。3時間で貼るってスゴイですよね。

 

こちらは、全チームの作業映像です。
優勝チームのと他のチームの差はほんの僅かに見えます。

ほんとうに高いレベルの勝負となっているようです。

 

スピード競技もあります!

競技は2:20〜

5:00〜が見所!一番気持ちいいところです。

どんどん貼られていき完成していきます。一見、雑にも見えますがステッカーなどを貼ったことがある方なら分かるはず。思い切りも大事だと…

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

カスタマイズの技術も日々進化しているのですね!次回はもっと詳細に解説してみたいと思います。