一見、パトカーであるとわからないのが覆面パトカーです。今回はそんな覆面パトカーの見分け方と、追尾取締の方法についてご紹介します。
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覆面パトカーの見分け方
自車の前方や後方を走っている車両が、覆面パトカーであるか否かを判断するためには、車種・ナンバー・車内の様子の3つがポイントとなります。
まずは車種ですが、覆面パトカーに使われる車種はだいたい決まっています。
例外もありますが、総じてセダンタイプのクルマが多く、主にトヨタ クラウン、スバル レガシィ、日産 スカイラインが使われる傾向です。
また、トヨタ マークXも覆面パトカーの車種として知られていますが、2019年12月で生産の終了が決まっているので、今後見かけることは少なくなることが予想されます。
2つ目は、ナンバープレートに記載されている地名です。
覆面パトカーのナンバープレートに記載されている地名は、管轄エリアの県・地域と一致します。
つまり、愛知県警の覆面パトカーであれば、「名古屋」や「豊橋」といった愛知県内の地名となっているわけです。
そのため、覆面パトカーらしき車を見かけたら、現在走っている場所とナンバープレートの地名を照らし合わせましょう。
そして、3つ目のポイントは車内の様子です。
覆面パトカーに乗っている警察官は、ツーマンセル。つまり、運転している警察官と助手席に座っている警察官の2人組となっています。
また、車両のガラスが部分的(特にリアガラス)にスモークガラスとなっていたり、車内を見るとバックミラーが2つ取り付けられている、さらには車内にいる人(警察官)が警察官の制服を着てヘルメットを着用しているなど、一般車とはかけ離れている要素が多々見られるはず。
上述した2つのポイントが確認できてもできなくても、車内の様子をチェックして、少しでも該当する箇所があれば、注意してください。
覆面パトカーの追尾取締方法
【蟹江・港・南・緑・愛知・東海警察署等】
国道23号で公開取締り#覆面パトカー など計14台#可搬式オービス 1台
を国道23号に投入、夜間の交通事故抑止を図ります。日時:本日(11/21)
午後7時から午後9時まで取締り重点対象:
速度違反、信号無視などの交差点関連違反 pic.twitter.com/854FxMFgCG— 愛知県警察広報課 (@AP_KOUHOU) 2018年11月21日
覆面パトカーの追尾取締方法は、いたってシンプル。
高速道路での例を挙げて説明すると、速度超過や追越車線を長時間走行している車を見つけたら、追跡を開始。対象車の後ろに付くと、覆面パトカーに搭載されている機材で速度を測定します。
そして、速度超過が確認された後、赤灯を出して前走車を路肩に停車させ、事務手続きを行う流れです。
速度測定は最大10秒ほどでできると言われているので、気がついたら捕まっていたということが多いので、注意してください。
まとめ
例外もありますが、覆面パトカーの特徴や追尾取締方法はパターン化していることがほとんどです。運転時や、常に周りの様子を確認する習慣がついていれば、十分対応することは可能!
日頃から周りを見て運転し、安全運転を心がけていれば、全くもって必要のない知識でもありますが、知っておいても損はしないでしょう。