キャリイやエブリイに、ジムニー(JB23)の足回りや駆動系をスワップするキットで有名な『プロスタッフ』。キャリイベースのこのデモカーは、同社が軽トラ、軽ハコカスタム技術の集大成として開発したもの。8インチアップ仕様をベースにさらにカスタムを施し、エンジンは1.3リッターに換装。アーム類はリア3リンクから5リンクへ変更し、究極のトラックとして仕上げられています。

Text:Isao Katsumori / Photo:Hiroyuki Urano

足回りや駆動系はジムニー用をスワップ

単なるリフトアップではなく、悪路を本気で走れるカスタマイズ手法として開発されたプロスタッフ仕様のキャリイ。

純正足回りは全て取り除き、ジムニー(JB23)の足回りや駆動系を移植している画期的なメニューです。


ベースは2WDキャリイのこのデモカーも、カスタマイズは基本的に8インチアップ仕様がベース。

ジムニーのサスペンションやトランスファーを搭載し、アクスルにデフロックとポータルアクスルを組み込み本格4WDとしてカスタムされています。



トランスファーは室内から4WDの切り替えが行えるJB23後期型電気式を採用。

4WDのLoレンジを使用する事が出来るのもこのトランスファーを組む最大のポイント。

20インチオーバーのリフト量。サスストロークは70cm超え

圧巻のリフトアップスタイルだ。

車高は8インチアップキットをベースに、オリジナルスプリングでプラス6インチ、さらにポータルアクスル(ハブリダクションシステム)でプラス4インチ、そしてタイヤ径でさらに2.5インチアップ。

トータル20インチオーバーのリフトアップ量を誇ります。

サスペンションのストローク量は、実に70㎝オーバー。

どんな悪路にもためらいなく入って行けるスペックです。

5リンクに変更されたリアのアーム類は全て、このスプリングに合わせて製作したワンオフ品。

前後ともジムニー用の6インチアップスプリングをインストールしたこの車両には、この仕様に合わせて特別チューニングを施されたFOXのショックアブソーバーが使われています。


最低地上高を稼ぐためのポータルアクスル(ジムニー用)の内部には、減速ギアが組み込まれ、大径タイヤをストレスなく駆動させることが可能。


車高アップによるスタビリティの低下やハンドルの切れ角減少を抑えるハイステアシステムを搭載。


タイヤは本格的なクロカン用となるBFグッドリッチ マッドテレーンT/A KM3(315/75R16)。

ホイールはプロスタッフオリジナルのJEEN(16×6J -25)を装着。

1.3リッターエブリィランディ用エンジンをスワップ


エンジンはエブリイランディ用の1.3リッター(G13B型)に載せ替えられています。よって、660ccのターボ仕様よりもさらにトルクフル。MTアダプターを製作し、キャリィのMT(5速)を搭載しています。


ランディのエンジンにはAT仕様の設定しかありません。

そこでオリジナルベルハウジングを製作し、キャリイ用MTをマウントしているのです。


タイヤの大径化に伴い、トランスファー内部のギアをローギア化。必要不可欠なチューニングのひとつです。

延長されたエクステンドキャビンはプロスタッフオリジナル車検にも対応しています。

延長されたゆとりのキャビン


シートバックスペースを550㎜延長できるプロスッタフオリジナルのFRP製スーパージャンボキャビンを搭載。収納スペースが増えてリクライニングシートを装備できるようになるなど、クルマの使い勝手や快適性もノーマルより格段にアップ!
拡大したキャビンを活かして、リクライニング付きのバケットシートを搭載。

ちなみにプロスタッフでは、このようなハードなカスタムであっても基本的に公認車検が可能な仕様としてカスタマイズされています。



前後のバンパーはオリジナル。


ボディをプロテクトするアウターロールゲージや、荷台のタイヤラックはこのクルマ用にワンオフ製作されています。


サイド出し仕様のマフラーはワンオフ品。


LEDのライトバーは、ドライビングランプとして機能します。


ショップ情報

PRO-STAFF(株式会社プロスタッフ)

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