“給電させてもらえませんか?”#25。2024年2月某日、なちゅガールの森風美さんが、関東は神奈川県から、日本最北端の宗谷岬に向かいます!!氷点下の雪国での車中泊、ドライブであると便利なグッズや注意点をご紹介いたします!!
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ミッション
今回のミッションはMotorz編集部 森からの少し意地悪なダーク森カードです。
撮影日は2月ですが、内容は「日本最北端に行ってみて♡(陸路で!)」になります。
「陸路で!」とのことで、本州から北海道は鉄道であれば青函トンネルを使用して行けますが、自動車は通行できないため、青森→函館はフェリーを使用していきます。
目的地の日本最北端は、晴れた日には樺太(からふと)が見ることができる北海道稚内市にある宗谷岬です。
宗谷岬には「日本最北端の地の碑」や「間宮林蔵の立像」、「祈りの塔」、「旧海軍望楼」など数々のモニュメントや建造物があります。
本企画で以前に夏の北海道に行ったことはありますが、今回は冬の北海道なので、北海道在住で現地に詳しいなちゅガールのまるななさんに、冬の北海道での注意点、必須なアイテムを教えていただきました!!
関東から日本最北端まで何km、何時間かかるのか?ぜひ最後までお楽しみください。
冬の雪国での注意点
2月の北海道では風が強い日は地吹雪で視界不良になったりすることがあり、やむを得ず停車する際は、追突の危険性があります。
道路上で停止はせず、駐車帯や近くのコンビニなどに避けるようにしてください。ホワイトアウトでの走行時は後続車に存在を知らせるために、ハザードランプを点灯しながら走行してください。
夜間は道路の除雪が間に合っていなかったり、凍結していることがあるので移動は日中にするようにしましょう。
また、ルートは除雪が下道よりも早く行われる高速道路を優先して走行すると良いでしょう
FFヒーターを使用して車中泊すると車体に積もった雪が溶けて凍結して氷柱になったり、ポップアップを上げていた場合下ろせなくなることもあります。悪天候時は迷わずにホテルに避難するなど安全面は十分に注意してください。
積雪時や強風時はポップアップが下ろせなくなったり、煽られたりすることがあるので基本ポップアップしないほうが良いでしょう。
冬の雪国での必須アイテム
給電くんスタッドレスタイヤにはYOKOHAMAのiceGUARD iG91、合わせるホイールはMLJのXTAEME-J KK03を装着していますが、タイヤ以外にも必須のアイテムをご紹介します。
1つ目は、凍ったガラスや鍵穴が凍ってしまった際に、吹きかけるだけで氷を解かすことができる解氷スプレーです。
給電くんはキーレスなので安心ですが、鍵で解錠する車は氷点下で風が強い日は凍ってドアが開けられなくなったりすることがあります。
2つ目は、車体に付いた氷や雪を取り除くことができるスノースクレーパーです。
先端がシリコンゴムなのでボディを傷付けることなく除雪することができます。
3つ目は、コンパクトにして持ち運べる折りたたみ式スコップです。
積雪で車が埋まってしまった際や、スタックした場合に雪を掻き出すことができます。
4つ目は、スタックした際に駆動輪に挟んで車両を動かしやすくしてくれるスノーラダーです。
折りたたみ式でコンパクトになるので場所を取らずおすすめです。
万が一このようなアイテムがない場合はフロアマットで代用することも可能です。
5つ目は、雪用に設計されたスノーワイパーです。
通常のワイパーは雨用に設計されていますが、スノーワイパーは金属部分がゴムで覆われていて金具が凍結して拭き残しやスジが付きにくいのが特徴です。
6つ目は氷点下でも凍結せず、氷解能力も備えた冬用のウォッシャー液です。
通常のウォッシャー液ではタンク内で凍ってしまいタンクが割れてしまったり、使用した瞬間に凍ってしまい、前が見えなくなることがあります。
寒い地域へ行く際には、必ず対応している温度域のウォッシャー液を備えるようにしましょう。
出発
目的地までは楽ナビ「AVIC-RF920-DC」を使用すれば住所がわからなくてもキーワードで楽々ルート検索可能です。
地図データはネット経由で更新できるので最新の施設も検索できて、ルート案内は9V型の大画面でわかりやすく表示されて初めての場所でも安心。
宗谷岬までは1521kmあり、想定所要時間は約26時間もあります。
約400km走ってきたところで燃料が少なくなってきたので給油しました。燃費は14km/Lでした。
途中、仕事や食事をする際は後部座席のテーブルを使うのもよいですが、オプションのサブテーブルをハンドルに取り付ければ後ろに移動することなくテレワークが可能です。
1日目は岩手県にある紫波パーキングで車中泊しました。
就寝時はポップアップを展開して荷物をポップアップ部のサイドに置けば下を広く使うことができます。
2日目は長かった東北道を降り、フェリーに乗船して北海道に上陸です。
北海道上陸
本州では雪は降っていませんでしたが北海道に上陸すると雪景色が広がっていました。
北海道函館から宗谷岬までは約667kmで想定所要時間は約11時間になります。
雪が降っている際にFFヒーターを使用する際は排気口が塞がらないように注意してください。塞がってしまうと車内に排気が入り一酸化中毒の恐れがあります。
朝起きると車が止まっているところ以外はきれいに除雪がされていました。
3日目の朝食は北海道函館エリアを中心に展開する「ラッキーピエロ」で、ラッキーポテトとチャイニーズチキンバーガー、自家製ウーロン茶のセットをいただきました。
店内は大きなキリンの置物やメリーゴーランドなどがあり、まるで宮殿のような雰囲気でした。
北海道函館に行った際は是非ご賞味ください!
北海道内の道路は除雪が早いので雪が降っていなければ路面にはほとんど雪が残っていませんでした。
給電くんは駆動輪を2駆と4駆を切り替えることができますが、4駆はすべてのタイヤが駆動しているのでフリクションロスが発生して遅く感じることがあります。
路面状況に応じて2駆に切り替えると良いでしょう。
北海道に上陸してから約4時間走ってきましたが、苫小牧でこの日は車中泊します。
就寝時にポップアップを展開する際は、積雪や吹雪によって破損や凍結して閉じなくなることがあるので十分注意してください。
後半戦
北海道に上陸してからはガソリンスタンドが少なくなってくるので、燃料が半分以下になったら給油するようにしましょう。
ガソリンスタンドの検索は楽ナビ「AVIC-RF920-DC」のホーム画面からワンタップで検索が可能です。
距離はもちろん、レギュラーとハイオクの料金も表示されて、他にも駐車場や道の駅、コンビニなども簡単に検索することができます。
検索した施設が道の右側にあるのか左側にあるのかも表示されるので、初めての場所でも見逃すことがなく安心です。
今回の燃費は11.49km/Lでした。
その後は稚内市役所で最北端 出発・訪問・到達 証明書をいただきました。こちらの証明書は稚内、根室、佐世保、佐田の4ヶ所を訪れると1つの証明書になるデザインになっています。
本日は道の駅稚内で仮眠を取り、改めて宗谷岬を目指します。
給電くんのサブバッテリーは走行充電を装備しているので長距離を走行する旅では残量がなくなることはなく安心です。
ソーラーパネルも装備しているので晴れている日は移動の少ない旅でもバッテリー切れになることはないでしょう。
翌朝は雪の予報ですが、検証のためポップアップを展開した状態で就寝しましたが、雪の重みで下がってしまうことはありませんでした。
ですが、ポップダウンする際は溝に積もった雪を除雪してからする必要があります。
北海道では雪が降っていなくても、積もった雪が強風で舞い上がってホワイトアウトすることがあるので、十分に注意して進みました。
まるななさんから最北端に行くならおすすめの場所に向かいます。
それは最北端にあるマクドナルドです。こちらにはドナルドと撮影できるスポットがありますが残念ながらシートが被っていて冬眠中でした。
車内で昼食を済ませてラストスパート!宗谷岬を目指します。
途中、強風が吹いてスリップすることもありましたが危険を感じたら路側帯や近くのコンビニで一息つくようにしましょう。
そして、遂に日本最北端の地「宗谷岬」に到着しました!!
気温は-6.9℃でしたが、風が強いので体感温度は更に寒くなります。
晴れた雪道でおすすめアイテム
晴れた雪道では通常の路面と比べて紫外線の反射が強く、雪面からの乱反射もあります。
強い紫外線を過剰に受けると眼が炎症を起こし、眼がゴロゴロするといった症状が起こります。
更に雪面からの乱反射で通常よりも非常に眼を疲れさせます。
そこでおすすめなのがSHUYUさんのDEEC 偏光サングラスです。
偏光サングラスといえば釣りで使用するイメージですが実は車の運転にもおすすめです。
眩しさを抑えて、反射も防いでくれるので路面の轍や道の凹凸が見えやすくなります。
詳しくはDEECのHPをご覧ください。DEECはお試しレンタルもできるので偏光サングラスを使用したことがない方は一度レンタルしてみてはいかがでしょうか。
雪道を走行後のお手入れ
雪道には凍結防止剤・融雪剤を撒いていることがあり、金属部分に付着すると腐食するのでこまめに洗車したほうが良いでしょう。
特に車体下部は通常の洗車では洗いにくい場所なので、洗車機を使用する場合は、車体下部の洗車に対応しているか確認しましょう。
ガラスに付着したものはVOODOORIDEのGLASS CLEANERを使用すれば、水なしで手軽にきれいにすることができます。
まとめ
今回はかなりハードな旅になりましたが、無事に最北端の宗谷岬に辿り着くことができました。
最後に恒例の日記をつけて終了です。(安全な場所に移動してから撮影しています)
今まで記した交換日記の内容は、イベントに展示した際などに見ることができるので是非お楽しみに!
なちゅガール「給電させてもらえませんか?」次回もお楽しみに!
YouTubeやXのコメントで感想や行ってほしいところ、やってみてほしいことなど教えて下さい。旅の詳しい様子は#給電旅で是非ご覧ください。
【給電くん】(オートワン) https://autoone.co.jp/
【楽ナビ】(カロッツェリア) https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/?r…
【BlueEarth Camper】(横浜ゴム) https://www.y-yokohama.com/product/ti…
【MLJ】(株式会社エムエルジェイ) http://www.mljinc.co.jp/
【VOOOORIDE】(株式会社インフィニクス) https://www.voodooride.jp/
【DEEC】https://deec.jp/