そのままの状態では走行中にカーナビを使ったTV視聴やナビ操作ができない純正ナビゲーションシステムでも、カプラーオンによる簡単な取り付けでそれを可能にするデータシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズ。好評につき対応車種を続々と増やしていますが、今回は今年1月にモデルチェンジしたばかりのレクサスLX用が新発売!レクサスのみならず国産SUVのフラッグシップといえるLXでも、走行中にTV視聴やナビ操作ができます!

あのランクルのレクサス版!超高級なLX用のTV-KITが新発売!

©データシステム

高性能にして高級な国産オフローダーの300系ランドクルーザーには、さらに4人乗りエグゼクティブ仕様すら存在する「国産最高級版」、レクサスLXが存在します。

あまりの人気ぶりに転売で中古車価格にプレミア価格がつく「投資物件」化、溜まりに溜まったバックオーダーを数年後の改良までに生産しきる目処が立たなくなったため、300系ランドクルーザー、レクサスLXともども2022年7月に新規注文は停止された状態。

しかし、本当に欲しくて普通に入手できたユーザーにとっては頼もしい最高級SUVであり、いろいろな意味で「成功の証」として、誇らしい愛車でしょう。

そんな最高級SUVでも、純正状態ではドライバーの安全運転に配慮し、走行中のTV視聴やナビ操作ができないのは普通の車と変わりませんが、同乗者の退屈を紛らわせたり、ナビ操作を頼む分には問題がないはず。

そこで自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)が各車種向けにリリースして好評の「TV-KIT」シリーズにも、今年1月に発売されたばかりの新型レクサスLX用TV-KITを、8月5日に発売しました。

新型レクサスLXの純正ナビゲーションに対応した「TV-KIT」

日本国内で正規販売している国産SUVとしては最大、超重量級、最高級と三拍子揃った新型レクサスLX、正規の車両本体価格が1,250万~1,800万円と高額、かつ4人乗りの「LX600エグゼクティブ」を含め、2列5人乗り/3列7人乗り仕様で多人数乗車を想定した車です。

そのため1人乗りで使うにしても誰かを迎えに行く時くらい、用途としては同乗者の存在が前提になるかと思いますが、高品質で快適な車内空間ゆえにTVの視聴ができれば同乗者の快適性は増します。

さらに、日本の道ではかなり大柄に属する車ですから、運転を安全・慎重に行うためにも、信号待ちなど停車のタイミング以外でナビ操作を行えた方が、トラブル回避にも役立つことでしょう。

ただし、日本国内で販売されている車はドライバーの安全確保、つまりドライバーがナビ画面を注視して事故を起こさない方を重視しているため、基本的には走行中のナビ操作やTV視聴ができないところ、それを可能にしているのが「TV-KIT」です。

純正ナビ適合の「切り替えタイプ」をラインナップ!適合車種や品番、価格

新型レクサスLX用のTV-KITは、純正ナビゲーションシステムに適合し、付属のスイッチで走行中の機能をオン/オフできる「切り替えタイプ」をラインナップしています。

適合する新型レクサスLXの型式や、TV-KITの品番、価格は以下の通りです。

適合車種

レクサス LX600:R4.1~

型式

VJA310W(全グレード)

TV-KIT品番

・TTV32(切り替えタイプ)

価格

税込31,900円(税別29,000円)

注意事項

  • TV-KITをオンにして動作中はナビゲーションの自車位置が不正確となりますが、オフにすることで自車位置が補正されます。
  • 純正「9.8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)」でナビ機能を利用するには、T-Connect/G-Linkの契約が必要となります。
    T-Connect/G-Linkの詳細につきましてはディーラーでご確認ください。
  • DVD機能を使用するためには、純正オプション「CD/DVDデッキ(ディスクプレーヤー
    )」の装着が必要です。

    取り付けについて

データシステムの「TV-KIT」シリーズ(切り替えタイプ)は、カプラーオンで車両側の配線を傷つずに取付可能ですが、内装を外して重いナビディスプレイを脱着、背面のコネクターを抜き差ししてディスプレイや内装を違和感なく元に戻し、付属のスイッチを取り付けるなど、細かい作業が必要です。

仕上がりまで考えるとTV-KIT販売店に相談するか、最寄りの整備工場などプロへ依頼するのをオススメします。