2024年1月12(金)、千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2024(以下、TAS2024)のアップガレージブースにて、JAPAN CAR AWARDS 2023-2024の結果が発表されました!総得票数は1,143,353票。評論家では無く、一般のユーザーから選出された「クルマ好きが選ぶ2023年のクルマ」は何だったのか?
2023年部門「トヨタ GRカローラ」
“今年乗りたい車を選ぼう”の1台を選ぶ2023年部門。1位に選ばれたのはトヨタ GRカローラでした。
受賞をしたトヨタ自動車からGR車両開発部チーフエンジニア 坂本尚之氏とレーシングドライバー石浦宏明選手が登壇。
期限や法令が関わる市販車開発における苦労の中で、マスタードライバーのモリゾウ氏からのダメ出しがあり、リアフェンダーをより大きく拡幅させた、といった裏話も。
車好きが車好きのために作った1台として納得の受賞となりました。
1位:トヨタ GRカローラ 27,213票
2位:トヨタ アルファード 19,616票
3位:LEXUS LBX 19,182票
スポーティー部門「日産 スカイラインGT-R」
“楽しく乗りたい車を選ぼう”の1台を選ぶスポーティー部門。1位に選ばれたのは日産スカイラインGT-Rでした。
受賞をした日産自動車からブランドアンバサダー 田村宏志氏が登壇。
田村氏自身もR32スカイラインGT-Rを新車で購入し今も保有中で、600馬力までチューニングを行い走りを楽しんでいるとのこと。
中古車価格も高騰し、買いにくい車両となってしまったからこそ、エンドユーザーとしては楽しく乗りたい1台に選んだと言えるでしょう。
1位:日産 スカイラインGT-R 29,256票
2位:日産 シルビア 21,687票
3位:マツダ RX-7 20,593票
ドリーム部門「日産 GT-R」
“いつかは乗りたい車を選ぼう”の1台を選ぶドリーム部門。1位に選ばれたのは日産 R35GT-Rでした。
受賞をした日産自動車からチーフビークルエンジニア 川口隆志氏が登壇。
登場から17年が経過するR35GT-Rにおける開発の苦労話や、MY24モデルにおける進化点、R36GT-Rは出るのか?と言った話で盛り上がりました。
まだまだ新車で購入ができるR35GT-Rですが、スポーツカーというよりはスーパーカー級の1台となってきており、「いつかは乗りたい」と思わせる程、年々進化を続けています。
1位:日産 GT-R 23,051票
2位:LEXUS LFA 19,957票
3位:ホンダ NSX 17,298票
パーツ部門「HKS」
“好きなパーツメーカーを選ぼう”ということで車ではなく、カスタムパーツメーカー選ぶパーツ部門。
受賞をした株式会社エッチケーエスから代表取締役社長の水口大輔氏が登壇。
2023年に創業50周年を迎えたHKS。51年目となる2024年は「Tune the next」をテーマに、チューニングはもちろんのこと、HKSが得意とするエンジンを突き詰めることで、持続可能な社会貢献につなげていく、とのこと。
その中でもハイエースをPHEV化したり、LEXUS LMにレーシングシミュレーターを搭載したり、とパワー系チューニングに留まらず、新しい挑戦と進化を続けるHKSの今後が楽しみです。
1位:HKS 19,457票
2位:BLITZ 19,431票
3位:RAYS 18,244票
交通遺児等育成基金として120万円を寄付
JAPAN CAR AWARDSを主催する株式会社アップガレージグループより、今回の投票における1票につき1円を交通遺児等育成基金として寄付。
得票数は114万票にものぼり、切りよく120万円として、株式会社アップガレージグループ代表取締役会長CEO 石田誠氏より公益財団法人 交通遺児等育成基金 常務理事 手島和幸氏に渡されました。