火を燃やすには酸素(空気)が必要なのは皆さんも学校で習った通り。クルマもエンジンを搭載している以上、いくら燃料をたくさん積んでいても、エンジンに空気が届かないと正しく作動させることが出来ません。その空気をエンジンへと導くパーツが『エアインテークボックス』。純正では四角いボックス形状ですが、チャンバー形状の社外品に交換することで、より吸入効率を向上させ、燃焼効率もアップ!出力アップも見込めます!!そこで、今回は国内で販売されている、おすすめのエアインテークパーツをご紹介します!
掲載日:2019年2月20日
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吸気効率を向上させると走りが楽しくなる!
電気自動車の普及が進んでいるとはいえ、まだまだ道路を走るクルマの多くはエンジンで動くクルマが占めています。
そんなエンジンを動かす上で必要となるのが『空気』の存在。
空気と燃料(ガソリンや軽油)が混ざり、爆発することで動力を発生させ、クルマを動かすことができるのです。
そのためエンジンルームにはエアインテークボックスと呼ばれる、空気を取り入れるための吸入口が設置されています。
純正のインテークボックスの役割は、エンジン内へ綺麗な空気を導くことで、ボックス内には大気中の細かいゴミや粉塵を取り除くためのフィルターが内蔵されています。
多くの純正部品は、製造コストや量産を考慮されていることから、インテークボックスの構造が簡易的なモノがほとんどで、吸気抵抗が大きく(ゴミが混入しづらいとも言えますが)エンジンの性能をフルに発揮できているとは言い難いのです。
その反面、アフターパーツメーカーから発売されているエアインテークキットは、吸気効率アップを目的に設計されているモノがほとんどなので、本来よりもエンジンの性能を活かせるようになります。
さらに、エンジンルームの見た目もかっこよくなり、何より吸気サウンドがよりドライブを楽しくしてくれるはず!
今回は国内で発売されている、社外のエアインテークキットをご紹介します。
黄色いエアクリが特徴のTRUST
『エアインクス』という商品名で発売されているトラスト製のエアクリーナー。
こちらはターボチャージャーまでのアルミサクションパイプがセットになった車種別のキットです。
トラストのエアクリーナーと言えば黄色が定番で、パイピングのレイアウトを最適化し、純正パイピングジャバラ部分の内部抵抗や変形による吸気抵抗を防止します。
パイピングはバフ仕上げとなっていて、 GReddyインタークーラーシリーズのパイピングとのマッチングも抜群です。
クーリングカバー付きもあるBLITZ
『SUS POWER AIR CLEANER』の吸入効率と、従来品『SONIC POWER AIR CLEANER』の耐熱性能を兼ね備え、進化したコアタイプエアクリーナー。
ステンレスメッシュフィルターを採用することで、レーシーな吸気サウンドを生み出します。
大口径ファンネル付きのクーリングシールドが周囲の放射熱を遮り、フィルターの温度上昇を抑えることで安定した吸入温度を提供し、高い充填効率を維持。
可変式シールド構造により、フィルター周囲に大量の空気を確保することができ、瞬間的な吸入空気の増大に高い効果が期待できます。
さらに大口径ファンネルが大量のエアを効率よく供給し、高い吸入効率を実現。
アルミ製のクーリングシールドとブルーアルマイトされたロックプレートの存在感が、エンジンルームをレーシーに演出してくれます。
通称毒キノコ!?緑色のエアクリといえばHKS
ユーザーからは毒キノコの愛称で親しまれ、世界中で使われている、むき出しタイプエアクリーナーの決定版。
究極のインテークシステムとして、吸気能力を最大限に引き出すHKSレーシングサクションです。
エアフロアダプター一体成型サクションパイプ、ヒートインシュレーター、ヘッドルーバーの構成でサクションパイプを最短距離でレイアウトすることにより、高回転域の伸びとスロットル開閉時のレスポンスを向上。
さらにラジエーター通過後の熱風を遮断してフレッシュエアーを引き込む導風板が完備され、吸気温度の安定化が図られています。
赤いエアクリと言えばZERO-1000
エアインテークとエアクリーナーキットの代名詞で有名なのが、ZERO-1000(零1000)パワーチャンバーです。
吸気脈動を利用し、レスポンス、フィーリングアップを追求したインテークシステム。
パワーチャンバーの最大の特徴であるチャンバー部にはカーボンを採用し、アルミパイピング部は鏡面仕上げが施されています。
ZERO-1000と言うと赤色のエアクリーナーが特徴ですが、青色の設定も!
スポーツカーやミニバン、軽自動車、SUVなど幅広い車種のラインアップがあるので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
まとめ
今回は国内アフターパーツメーカーからリリースされている、エアインテークをご紹介しました。
吸気効率を向上させるために、メッシュの形状やエアクリーナーの素材、インテークの形状など様々な工夫が凝らされています。
エンジンルームを彩る上でも、エアクリーナーのカラーも選択できてインテークが違うだけでもカスタムカーらしい見た目に一変!!
今回ご紹介したエアインテークは大手メーカーのものがほとんどですが、他にも車種専用設計のカーボンインテークもあったりするので、気になる方は是非チェックしてみて下さいね!
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