2020年4月2日ジャオスは、TOYO TIREと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。トーヨータイヤは国内有数のタイヤメーカーで、SUVタイヤの商品開発・生産能力増強を積極的に実施し、SUV向けタイヤブランドである「OPEN COUNTRY」の拡販を目指しています。一方、ジャオスは、創立30周年を記念して掲げた「Experience a New Adventure(新たな冒険を経験)」というスローガンのもと、4WD & SUVの総合パーツメーカーとしての経験と自動車メーカーへのOEM供給で培われたクオリティコントロールによって、エントリーユーザーには「安心と楽しさ」、ベテランユーザーには「充実と満足」を感じられるクオリティの高いアイテム開発を行っています。両社の強みを活用した戦略とは、どのような内容なのでしょうか?
TOYO TIRE 株式会社とは?
トーヨータイヤは1945年に創業し、兵庫県伊丹市に本社を置くタイヤメーカーです。
乗用車用タイヤをはじめ、SUV/ピックアップトラック向けタイヤやトラック・バス用タイヤなどの大型自動車用タイヤまで、幅広く製造・販売しています。
特に、北米向けの大型SUV用タイヤ部門では、2005年に操業を開始したアメリカ ジョージア工場を5期にわたって拡張し続け、SUV用タイヤの生産能力増強に取り組んでいます。
また、レース活動にも積極的で、世界で最も過酷なレースといわれる「SCORE BAJA Series」では、SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」を装着した車両が幾度となく優勝。
その品質とブランド力によって、北米のSUV用タイヤ市場において高いプレゼンスを誇っています。
もちろん国内においても「OPEN COUNTRY」を展開しており、SUVユーザーの細やかなニーズに対応した商品ラインアップを取り揃え、ユーザーからの高い支持を得ることにも成功しています。
株式会社 ジャオスとは?
ジャオスは1985に年創業し、群馬県に本社を置く4WD & SUV用総合パーツメーカーです。
90年代に一世を風靡した大型グリルガード「JAOSブルバー」や、リアビューには欠かせない「JAOS マッドガード」、そしてサスペンションカスタマイズの定番ともいえる「BATTLEZサスペンションシリーズ」など、幅広いパーツ展開によって国内はもとより海外の4WD & SUVアフターパーツマーケットにおいても高いプレゼンスを誇っています。
さらに2000年に入ってからは、自動車メーカーへのOEM供給を開始。
2015年から始まった海外ラリーへの継続参戦などで得た様々なノウハウを商品や企業活動にフィードバックすることで、品質や企業力を日々強化させています。
トーヨータイヤとジャオスの協力でSUV市場をさらに拡大
トーヨータイヤとジャオスが互いの強みを補完する関係を築き、SUV市場における更なる企業価値の拡大を目指すパートナーシップが実現しました。
今後、相互に連携したマーケティング活動を推進することで、国内外の4WD & SUV関連市場における両社のブランド価値の向上を目指します。
また、モータースポーツへの共同参戦や独自の商品テストを通して、相互の知見を商品開発に活かし、これまで以上に魅力的な商品を市場に提供していくことが目的です。
まとめ
トーヨータイヤとジャオスのパートナーシップにより、4WD & SUV市場は更なる盛り上がりを見せると共に、モータースポーツにおいても最強のタッグで数々のレースを制していくことでしょう。
今後の市場の発展や新たな商品の登場に期待が高まります。
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