皆さんこんにちは!Motorzのヤマトです!今週末は、日本のモータースポーツの中で、年に一度だけ開催されるお祭り、2019第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』が開催されます!絶対に見逃したくないこのレース。現地に来れない方のための観戦方法をご紹介します!
Suzuka 10Hとは
国内モータースポーツの歴史の中で、数々の名ドラマを生み出してきた日本屈指の国際サーキット、鈴鹿サーキットで行われる耐久レース。
それが『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』です。
元々は、1966年に「鈴鹿1000km」というレースからスタートし、文字通り1000kmを走り切る耐久レースとして開催されてきましたが、2018年から名称と内容を改め「サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース」として生まれ変わりました。
50年以上続く歴史の中では、JSPC(グループCカテゴリの国内レース)やSUPER GTなどのレースのラウンドとして数えられることもありましたが、現在はインターコンチネンタルGTチャレンジ(以下IntGTC)という、GT3規格のマシンが争う国際レースシリーズの1戦として数えられています。
Suzuka 10Hの魅力
Suzuka 10Hの魅力は、何といっても事実上、「日本人GT3ドライバー最速決定戦」であることでしょう。
4輪の国内最高峰レース、SUPER GTにもGT3マシンは参戦していますが、タイヤの違いやレース結果によるウェイトハンデなど、全車がイコールコンディションとは言えません。
もちろんSuzuka 10Hでも、SRO規定のBoPによるリストリクター装着義務や最低重量などの細かい規定はありますが、SUPER GTに参戦するJAF-GTやマザーシャシーのように別規格のマシンと合わせる必要は無く、”GT3のためのBoP”が規定されているので、かなり精度は高めです。
そして何より、タイヤはピレリのワンメイク!
シリーズ戦績に応じたウェイトハンデもないため、ドライバーたちの力量が試される、本当のガチンコ勝負となっています。
観戦方法
10時間という長丁場と、30台以上のマシンがコース上をひしめき合うSuzuka 10Hでは、常にコース上のいたるところで手に汗握るバトルが勃発しています。
そんな、年に一度の”激アツ”なレースは、以下のリンクより無料で視聴することが可能です。
SRO公式Youtubeチャンネル「GTWorld」LIVE配信(英語)
初の公道パレード
『鈴鹿1000km』から『Suzuka 10H』へとレースが変わった2018年。
鈴鹿市の協力のもと、GT3マシンによる公道パレードランイベントが開催予定でしたが、台風の影響によって中止となってしまいました。
そして迎えた2019年8月22日の天気は快晴!
1年越しに、パレードランが無事執り行われたのです。
走行コースは、鈴鹿サーキットから鈴鹿市のイオンモールまでの直線で、距離にして往復約6.6kmの道のり。
イオンモール鈴鹿で開催されているイベント「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」のプログラムのひとつとして、一般道を完全に封鎖して行われたパレードランは、チーム関係者から「始まる前はどれだけの人が集まるのかわからない」という意見も零れていました。
しかしながら、サーキットを出てからイオンモール鈴鹿に近づくにつれ、モータースポーツファンや鈴鹿市の市民が沿道にびっしりと並び、参戦するGT3マシンを見送るという大盛況で終了したのです。
まとめ
1年に1度のお祭りレース、Suzuka 10H。
10時間耐久になってからはまだ2回目の開催ですが、決勝当日は激戦必至!
2019年8月最後の日曜日は、このレースを思い切り楽しんでくださいね!
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