クルマのハンドルはノーマルでも十分使用できますが、交換をする事により操作性なども変わるため、クルマの運転がさらに楽しくなります。ここで豆知識、クルマのハンドルはステアリングホイールが正式名で、実はハンドルは和製英語です。
ハンドル交換のメリット・デメリット
ハンドルを交換するメリットは、一般的に標準装備されているハンドルは樹脂製のものが多く、それを本革巻のものに交換すると、握ったときのグリップ力が向上することと質感が変わることで、握り心地が良くなります。
また、小径のハンドルに交換する事で、ハンドル操作のレスポンスが向上し、クイックな操作が可能なことに加え、見た目もカッコよくなるなど、インテリアとしても印象アップに貢献。
デメリットは、ハンドルを小径の物に交換する事により、操作が純正よりも重くなることがあり、メーカーにもよりますがハンドルが太くなることで、女性の方は握りづらくなることもあり得るため、実際に確認してから交換することがおススメです。
また、ハンドルを交換することにより、シートからの位置関係など、物によっては操作がしずらくなることもあり、ステアリングスイッチでの純正オーディオの操作が全て使えないこともあります。
定番で人気ハンドル
まず、おススメしたいのは、NARDI CLASSICです。
ハンドルメーカーの代表とも言えるナルディの定番モデル「クラッシック」は、昔から存在するモデルで、これぞシンプルイズベストと言ったデザイン。
色々な車種に使用可能で、ハンドルの太さは純正よりも少し細め。操作性は抜群です。
サイズは、330mm・340mm・360mm・380mmの4種類!価格(税抜き)は¥38000で、380mmのみ¥41000です。
次に紹介したいのは、MOMO RACE!
MOMO はイタリアの老舗メーカーで、その中でもレースは大人気。
こちらはナルディのハンドルと比べると、少し太めです。
サイズは320mm・350mmの2種類で、価格は¥30000円(税抜き)です。
デープリムのハンドルもオススメです
ハンドルの種類のひとつである、デープハンドルもおススメ。
ハンドルの位置が少し手前になりますが、手前に来ることでより操作がしやすくなる形状となっています。
デープハンドルでおススメなのが、ナルディのディープハンドル!
サイズは、330mm(オフセット52mm)・350mm(オフセット80mm)の2種類で、価格(税抜き)は、共に¥38000です。
momoのDRFTモデルもおススメ!
サイズは329mmで、オフセットは90mmとナルディーに比べると深いディープコーン。価格(税抜き)は¥33000です。
ハンドルの交換には、ハンドルだけではなく交換するクルマに合ったハンドルボスが必要となります。
ハンドルボスの価格は車種によって違いますが、¥3000から13000程です。
スペンサーやクイックリリースを使うと理想のポジションに
純正でチルト機能があるクルマは、ハンドルを交換しても理想の位置に調節することが可能です。
では、チルト機能がない場合は?
実は、スペンサーを使って調整する事が出来るのです。
サイズは40mmから100mmまであり、価格(税抜き)は¥5000〜¥8500です。
また、スペンサーの変わりにもなり、乗り降りも楽にすることができるクイックリリースもおススメ!
シートをフルバケに変更した時などは、乗り降りが辛くなり、シートを毎回後ろにずらして乗る際は、もう一度ポジションを探す事がほとんどです。
そんな手間は、クイックリリースを入れることで即解決!
クイックリリースはハンドルとボスを切り離せるアイテムで、ワンタッチでハンドルを外すことができるので乗り降りが楽になることに加え、ハンドルを自宅に持ち帰る事もできるので盗難防止にも役立ちます。
ワークベルのラフィックスⅡは、ボス側に鍵付きのカバーを取り付ける事ができるので一段と盗難防止に効果的です。
取り付ける際の注意点は、クイックリリースの分ハンドルが手前に出てくる事により運転に支障が出る場合もありますが、ショートボスもラインナップされているので、セットでの交換もオススメです。
価格は単体で¥29800、鍵セットで¥39800となっています。
ハンドルカバーでも雰囲気は変わります
ハンドル交換をするほど予算がないという場合は、純正のハンドルのままカバーをかぶせる方法もおススメです。
握り心地が変わるだけでなく、車内の雰囲気も変わり、毎日の運転がさらに楽しいものに!
おススメはGRACEのハンドルカバーで、価格(税込み)は¥4180です。
まとめ
ハンドル交換は、取り付けるアイテムによって操作性、握り具合などが変わり、一段とクルマの運転が楽しくなることは間違いありません。
カバーを変えるだけでも十分に楽しめるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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