1985年に創業した4WD&SUVの総合パーツメーカー、 株式会社ジャオスが創立30周年を記念して2015年に結成した社内ラリーチーム「TEAM JAOS」。製品の開発テストや人材育成などをテーマに、過酷さで知られるアジアクロスカントリーラリーへの参戦を続け、2019年にはクラス優勝を遂げました。そんなTEAM JAOSが、国内有数のアイウエアメーカーJINSから、ドライバーやクルーをサポートするための製品提供を受けることになりました。
CONTENTS
軽量フレームにドライブレンズ、センサーを使ったドライバーモニタリング
TEAM JAOSがJINSから提供された製品は、JINSが今春より展開している軽量メガネ「Airframe Hingeless」と、ドライバーの視界をサポートするレンズ「DRIVE(DAY)」です。
軽量で圧迫感も少なく、ドライバーに負担をかけない「Airframe Hingeless」と、自然な視界をキープする「DRIVE(DAY)」との組合せは、目まぐるしく変化する環境下で長時間かつハイスピードのドライビングを続けるラリードライバーへの、強力なサポートが期待できます。
さらに、3点式眼電位センサー・加速度センサー・ジャイロセンサーを搭載した「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」も提供され、様々な状況下でのドライバーの精神と身体状況を可視化することで、移動区間などにおける安全管理と共にドライビングの質の引き上げを図ります。
JINS「Airframe Hingeless」とは?
JINSエアフレームは、「かけたことも忘れる、新感覚。」のキャッチコピーで知られる軽量フレームで、フレームにPPSU樹脂を採用し、丈夫で柔軟かつ軽量を実現。
さらにヒンジをなくし、折りたたんだ形状のテンプルにすることで戻ろうとする力が生まれ、頭部を包み込むようにホールドするため、高いフィット感が生まれます。
JINSレンズ「DRIVE(DAY)」とは?
JINSは、レンズの幅広いラインナップのひとつとして、運転をする人をサポートする「DRIVE」レンズを設定。
日中は自然に、夜は明るく快適なドライブをサポートするドライブレンズのバリエーションは、「DAY(デイ)」と「NIGHT(ナイト)」の2種類が展開されており、可視光透過率に違いがあります。
可視光透過率は、「DAY(デイ)」が38%、「NIGHT(ナイト)」が85%で、外の明るさに応じた適切な数値となっていることが特徴です。
ただし、ドライブレンズは5,000円(税抜)の追加料金が発生し、「DAY(デイ)」レンズでの夜間走行は不適合となるので、注意してください。
「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」とは?
JINS MEMEは、メガネの眼電位センサーと6軸センサーが、疲労や眠気に伴うまばたきや視線の変化と頭の動きを捕捉し、運転中の覚醒度推定を可能とした独自のアルゴリズムが搭載されています。
そして、ドライバーの覚醒度の変化を検知し、アプリを通じて眠気の可能性を画面と音声で知らせてくれるのです。
また、独自の省エネ設計により最大24時間の長時間、センシングが可能となっています。
株式会社 ジンズについて
株式会社ジンズは、2001年よりアイウエアブランド「JINS(ジンズ)」を展開しています。
Magnify Life(人々の人生を豊かにする)をビジョンに掲げ、独自のSPA方式により低価格で高品質なアイウェアを実現。
レンズの追加料金ゼロや機能性アイテムなどの新市場を創出し、アイウエアの販売本数日本一となりました。
2020年6月末時点で、日本、中国、北米、台湾、フィリピン、香港で616店舗を展開しています。
株式会社 ジャオスについて
株式会社ジャオスは1985年に創業し、群馬県に本社を置く4WD&SUVの総合パーツメーカーです。
90年代に一世を風靡した大型グリルガード「JAOSブルバー」や、リアビューには欠かせない「JAOSマッドガード」、そしてサスペンションカスタマイズの定番ともいえる「BATTLEZサスペンションシリーズ」など、バリエーション豊かなパーツ展開により、国内はもとより海外の4WD&SUVアフターパーツマーケットにおいても、高いプレゼンスを誇っています。
さらに2000年に入ってからは、自動車メーカーへのOEM供給や、2015年から始まった海外ラリーへの参戦などで得た様々なノウハウを、製品や企業活動にフィードバックすることで、製品の品質や企業力が日々強化されています。
まとめ
長時間にわたり、過酷なドライビングを続けるラリードライバーを、視覚からサポートするJINSとの新たなタッグにより、レースシーンにおいてもメガネが重要な存在になる日が来るかもしれません。
JINSのメガネは、ドライバー自身が気づかない事も気づかせてくれる高機能メガネ。
安全運転を支援するアイテムとして、日常の運転にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
Motorzではメールマガジンを配信しています。
編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?
配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!