Motorzの愛車紹介シリーズ!! 今回は、ピカピカの極上『70スープラ』をご紹介! オーナーは23歳と若く、新しいクルマ好き世代こだわりのカスタムが施されている点にも注目です!
掲載日:2020/04/06
渋めのカスタム満載のエクステリア!
セリカXXに乗っていた父親の影響で、70スープラやXXが好きになったというオーナーさんは、免許を取得してすぐバイトで貯めたお金でこのクルマを購入。
大学の自動車部では部長を務め、シビックやインテグラにも乗っていたという筋金入りのクルマ好きです!
一見ブラックにも見えるボディカラーは、「ダークグリーンマイカ」という渋めの緑色で、ターボRと呼ばれるグレードの限定カラーとなっています。
フロントバンパーは元々純正品がついていましたが、TRUSTのバンパーに交換。
限定グレードである「ターボA」についている、特別仕様ダクトが移植されています。
こちらは、通称ターボAダクトと呼ばれるレアなパーツで、4~5万円の相場で取引されているとの事です。
装着されているホイールは、RAYSの定番ホイールであるTE37。
ラベルからは93年製であることが推測でき、この70スープラと同じ時期のホイールという事になります!
非常に状態のいいルーフスポイラーは純正オプションで、現在の相場は4~5万円となかなかのお値段。
テールランプ周りも割れやひびなどは無く、非常にきれいな状態を保っています。
かなり大口径のマフラーは、柿本改を装着。
オーナーの話では「回して走っていると音が大きくなるが、ゆっくり走っていれば音はかなり静か」とのことでした。
「走り」を意識した硬派なインテリア!
走るために余分な装備が省かれた武骨で硬派な印象のインテリアは、まさに男の仕事場といったイメージです。
白いフロアマットは純正品とのことでした。
©Motrz
シートはBRIDEのフルバケ、ステアリングはMOMOのものに交換済みです。
今ではあまり見かけなくなったタイプのシフトノブは、TRUST製。
こちらも値上がり傾向にあり、定価では2000~3000円程だったものが、ネットでは1万円程で取引されています。
ブーストアップの為に、HKS製のEVCも装着済み。
カーボン調パネルが施されたメーター周りはイギリス仕様のメーターが装着されており、ガソリン計も”UNLEADED FUEL ONLY”の一文が入るなど、こだわりを感じます。
スイッチ類の形状やコインケース等から漂う昭和の香りが、オシャレです。
助手席のシートはなんと、ランエボⅡの純正シートで、元々運転席に付いていたシートを現在は助手席に移設したとの事。
ダッシュマットはMOONEYES製のものを装着しており、オーナーからは「ネットでは左ハンドル仕様しか売っていませんが、お願いすると右ハンドル仕様も作ってもらえます!」との情報が飛び出しました。
エンジンルームをご開帳!
いかにもスポーツカー然としたエンジンルームにも、色々と手が入れられています。
インテークパイプは元々ゴム製で割れやすかったものを、ステンパイプに変更済み。
これだけでグッとエンジンルームの雰囲気がチューニングカーらしく見えるから不思議です。
足回りではTEINの車高調サスペンションをセットが装着されていましたが、オーナーは「ストリート向けで比較的柔らかく、サーキットにはあまり向いていない」と話してくれました。
青いホースバンドの色に合わせて、ヘッドカバーも塗装。
純正ラジエーターでは水温と油温の管理が厳しいようで、冷却効率がいいものに交換済み。
インタークーラーも薄型のものに変更されています。
純正ターボ仕様のままエンジン本体はいじらず、吸排気系+インタークーラーを変えるだけで、ブーストがピーク時で1.3~1.4kgf/cm2ほどになっているとの事。
「パワーは目標値350馬力くらいで、320~330馬力出ればいいかなって感じです!」と、話してくれました。
まとめ
今後もまだまだ手を入れたい部分はあるようで、「ブレーキの容量が足りていないので、ブレーキを変えた後にエンジンや外装に手を付けていきたいと思っています!」と、実際にスポーツ走行を楽しむ人ならではのコメントで締めくくられた今回のオーナー取材。
納得のいく走行性能を確保してから見た目のカスタムをするという点から、本当にクルマが好きな気持ちが伝わってきます。
カスタムの参考にしたいという方は、是非動画もチェックしてくださいね!
Motorzではメールマガジンを配信しています。
編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?
配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!