“雪のスノー”と“自動車のオートモビル”を合わせて作られた造語「スノーモビル」。エンジンを動力としていて、キャタピラの駆動による推進力とスキーによる操舵で雪上を走行するマシンであるスノーモビルを使って速さを競うレースをご紹介したいと思います。

出典:http://www.passionmotoneige.com/2017-ski-doo-freeride

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日本の最高峰レース!全日本スノーモビルってどんな競技?

出典:https://turbaza.ru/

全日本選手権が開催されているのは、スノーモビル競技の中でも人気のカテゴリーであるノークロス。

決められたコースを周回するレースで、雪上のモトクロスとも呼ばれています。

テーブルトップやウォッシュボードなど、テクニカルなセクションを設置したショートコースを、参戦ライダー達が決められた時間内で走行し周回数で順位を争う競技なのです。

アメリカや欧州でも盛んで、世界最高峰レースとして”WPSAパワースポーツスノーモビルツアー選手権シリーズ”などの世界大会も開催されており、各国で大きな盛り上がりを見せています。

そしてスノーモビルには他にも、雪上の長距離周回耐久レースであるエンデューロレースや直線コースで加速力を競う氷上ドラッグレース、急坂を登坂するヒルクライムレース、フラットなオーバルトラックを豪快なカウンターを当てながら疾走するオーバルレース、フリースタイルやロングジャンプなど様々な競技が開催され、多くの人々を熱狂させ続けています。

 

大迫力のスノーモビル競技

全日本スノーモビル2015 開幕戦

全日本スノーモビル選手権2012長野大会

Winter X Games 2014

AMS OIL Snocrossチャンピオンシップ2016 rd.6

2012 ウインター Xゲーム スノーモービル フリースタイル

 

2017年全日本スノーモビル選手権カレンダー

出典:http://www.worthingtonsportscenter.com/racing.htm

第1戦 2月5日:長野大会(黒姫スノーパーク特設会場)

第2戦 2月12日:真狩大会(真狩村特設会場)

第3戦 2月19日:士別大会(士別市特設会場)

第4戦 2月26日:美瑛大会(ウィズユー四季彩の丘特設コース)

第5戦 3月 5日:青森大会(外ヶ浜町特設会場)

 

セッションの流れ

全クラス、公式練習10分以内、公式予選3周、そして決勝レースは

ジュニアクラス :10分+1周

モディファイB級:10分+1周

モディファイA級:15分+1周

スーパークラス :15分+1周×2ヒート

で開催される予定となっています。

 

まとめ

出典:http://albirex-racing-team.jp/

1932年、アメリカで積雪地の生活を豊かにする目的で発明されたスノーモビル。原型はイギリスでスポーツの道具として伝統的に使われていた「トボカン」という木製のソリにエンジンを搭載した簡単な物でした。

そんなスノーモビルの競技が本格的に日本で最初に開催されたのは1970年の「第1回報知スノースクランブル大会」。

そしてその翌年、1971年に第1回全日本選手権が新潟石打スノースクランブル大会が開催されてから約45年と、かなり長い歴史を誇る大会でもあるのです。

横一線に並んだスノーモビルが、フラッグの合図でいっせいに雪煙を巻き上げてスタートを切る迫力。

そして第1コーナーへのホールショット争いなど、白熱したバトルは目が離せません。

約200kgのマシンを極限でコントロールし、時にはぶつかり合いながらもチェッカーを目指す熱いバトル!!!

是非実際に見に行ってみてはいかがでしょうか?きっと他では味わえない程の興奮に病みつきになると思います。

全日本スノーモビル公式HP → http://www.mfj.or.jp/user/contents/Watching-a-game_info2016/snowmobile/index.html

 

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