まだまだシーズンオフ真っ只中のスーパーGT。GT500クラスについてはホンダ、レクサスの体制が発表。日産も間もなく全貌が明らかになりますが、GT300はどうなっているのか?実は見どころの多いストーブリーグとなっているのです。今回はその詳細をまとめていきたいと思います。
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埼玉トヨペットがスーパーGT参戦!
スーパー耐久やワンメイクレースで活躍中の埼玉トヨペットGreenBraveが、スーパーGTに参戦することになりました。先日の東京オートサロンで体制発表を行い、マシンもお披露目されました。
アンヴェイルされたマシンは、なんとトヨタ・マークXのマザーシャシー。トヨタ・86、ロータス・エヴォーラに続いて3車種目となるマザーシャシーです。
製作はムーンクラフトが担当しているとのこと。以前参戦していたレガシィやカローラ・アクシオGTを彷彿とさせるようなデザインになっています。
ドライバーは2015年のスーパー耐久ST4クラスチャンピオンメンバーである平沼貴之と番場琢。まだ初走行は行なっていないですぐあ、どんな走りを見せるのか、注目ですね。
柳田真孝がヒトツヤマ・アウディから参戦!
この冬で大きなニュースの一つだったのが、GT500で2度チャンピオン獲得経験のある柳田真孝が、今季はアウディから参戦することがアナウンスされました!
2011・2012年はGT500チャンピオンを獲得し、昨年もKONDO Racingで2勝する活躍を見せましたが、今年は新天地でるHitotsuyama Audiに移ることに。パートナーはかつてニスモでGT500ドライバーも務めたことがあるリチャード・ライアン。
昨年は終盤戦にようやく勝利をつかんだアウディですが、柳田の加入によりさらなる活躍が期待されそうですね。
GSRはコンビ継続、初音ミクプロジェクトは10年目に
グッドスマイル・レーシングは昨年末に早々と体制発表を行い、谷口信輝と片岡龍也のコンビでの参戦となります。
昨年はBoPの部分で苦戦したところもありったり、レース展開に恵まれなずに表彰台から遠ざかるレースが続いていましたが、AMG GT3導入2年目となる今季は再びチャンピオン獲得を目指し、一致団結しています。
そして今ではすっかりお馴染みとなった初音ミクカラーのマシンが導入されて、今年で10年目。
毎年注目を集めている「レーシングミク」のデザインには、有名なイラストレーターさんを起用し、これまでとは違うテイストのデザイン。そしてマシンカラーになる模様。
2月19日のワンダーフェスティバルで公開予定ですので、こちらも注目です。
GAINERは今季もAMG GT&GT-Rを使用、ドライバーは?
GT300クラスの名門チームGAINERは、今年もメルセデスAMG GT3と日産GT-R NISMO GT3という豪華2台体制です。
メルセデスマシンを扱う11号車は平中克幸/ビヨン・ビルドハイムのコンビ。一方の10号車には富田竜一郎が第1ドライバーに昇格し、新たに吉田広樹が加入することになりました。
かつては山内英輝、千代勝正と有力ドライバーを輩出してきたGAINER。そこで富田と吉田が今季どんな活躍を見せるのか?楽しみですね。
aprは新型プリウス2台体制、久保凛太朗を抜擢
昨年、新型プリウスをベースにしたGTマシンで活躍したapr。今年もマシンは同様で2台体制となります。30号車は永井宏明と佐々木孝太のコンビですが、31号車は中山雄一に代わって久保凛太朗が加入。嵯峨宏紀と組んで優勝を目指します。
昨年も最終戦までチャンピオン争いに加わり、安定した速さを見せていたプリウスGT。2年目ということで、さらにマシンも熟成され速さが引き出されているでしょう。そして、全日本F3や86/BRZ Raceで活躍した久保の走りにも注目です。
中山雄一がLM Corsaに移籍!新型RC F GT3のエース的存在か?
aprを離れることになった中山雄一ですが、移籍先はLM Corsa!
このチームは今年からレクサスが本格導入を決定した最初のGT3マシン「RC F GT3」を2台導入することで注目を集めています。
そのうちの1台である55号車のドライバーに抜擢されることが発表されました。さらにパートナーには全日本F3でも活躍著しい坪井翔。この新マシンのエース的存在でもある1台だと思うので、2人にとっても実力の見せどころ。
そして何より、レクサスの新型マシンがどういうパフォーマンスをみせるのか、楽しみですね。
井口/山内で臨むスバルは、マシンを大胆変更!
スバルは今年もR&D SPORTと組んでBRZで参戦。2012年の初導入から早6年目となります。
ドライバーは井口卓人と山内英輝のコンビ。総監督は辰巳英治氏です。
昨年は鈴鹿1000kmで勝利するものの、全体的には苦戦を強いられたスバルBRZ。今年は何としてもトップに返り咲くべく、マシンを大幅改良。トランスアクスル化させるほか、エンジン面も大幅見直し。
JAF-GT車両はコーナリングでは長けているもののストレートスピードが遅いというデメリットがあります。その弱点を克服する改良の模様。
これが吉と出るのか…。ほぼ新型に生まれ変わるBRZから目が離せません。
LEONはタイヤメーカーをブリヂストンにスイッチ!
昨年の開幕戦ウィナーであるLEON RACINGも年明け早々に体制を発表。黒澤治樹と蒲生尚弥のコンビで、マシンはメルセデスAMG GT 3のまま。しかし、タイヤメーカーをブリヂストンタイヤに変更しました。
GT300では少数派であるブリヂストンですが、昨年は2勝を挙げ、シーズン全体をみても安定したパフォーマンスを発揮していました。それに目をつけ、従来のaprとARTAに加え、LEONもスイッチすることになった模様。
現在のGT300クラスの中ではトップクラスのポテンシャルを誇るAMG GT3のマシンでブリヂストンを履くのは、これが初めて。これで勢力図がどう変わっていくのか?興味津々です。
まとめ
この他にも、体制がほぼ決まっているとところ、すでに発表されているところなど様々ですが、着実にGT300クラスのレベルが上がってきていることは確か。
どうしてもGT500の陰に隠れてしまいがちですし、ラップタイムで見てもGT300の方が遅いですが、25台を超える車両の中で勝ち抜いていくのは至難の技。ある意味、GT500とは違った難しさがあるクラスです。
果たして、今年のGT300はどんなレース展開になっていくのか?開幕戦は4月8・9日の岡山国際サーキットです!
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