3メーカーとも新マシンを導入し注目が集まっている2017年のスーパーGT500クラス。19日に日産が体制発表会を行い、MOTUL AUTECH GT-Rの新カラーリングがお披露目されました。注目の新型マシンとカラーリングやレギュレーションの変更点などを、改めてご紹介していきます。

©︎Tomohiro Yoshita

2017年ニスモGT-Rはこうなった!

©︎Tomohiro Yoshita

昨年までは赤ベースにグレーのラインが入っているマシンが印象的でしたが、今年は赤と黒がメインのデザイン。

特に正面から見ると赤一色になっているので、以前の23号車を思い起こさせるようなデザインになりました。

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残念ながら、今年はステージが回転する形ではなかったので、マシン後部のカラーリングがどうなっているのか、撮影できませんでしたが、パッと見て“あ、印象が変わった”というものでした。

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昨年11月にテストバージョンがお披露目されましたが、そこからは細部が凄くモディファイされた様子。

特に各メーカーごとでデザインの自由度が高い、サイドスカート部分。

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近くで詳しくは見れていないのですが、昨年のテストバージョンよりも形状がさらに洗練され、フロントタイヤ脇から出てきた空気がスムーズにマシン後部へ流れていくようなデザインが施されていました。

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しかも、このカラーリングで工夫されているなぁと思うのが、この部分は他メーカーに一番知られたくない場所。

そのため、テストではわざとカモフラージュした仕様で走っていることもあります。

ただ、シーズン中はそういう訳にもいかないのですが、それを上手くカバーしたかのようにサイドスカート部分は真っ黒のデザインになっていました。

©︎Tomohiro Yoshita

すでにドライバー体制も発表されていますが、今年は例年以上にどこが勝ってもおかしくない強力な布陣。

開幕戦から4台が優勝争い…という展開も、あるかもしれませんね。

 

2017スーパーGT500クラス 日産ドライバー体制

No.12IMPUL(タイヤ:ブリヂストン)

安田裕信/ヤン・マーデンボロー

No.23NISMO(タイヤ:ミシュラン)

松田次生/ロニー・クインタレッリ

No.24KONDO RACING(タイヤ:ヨコハマ)

佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

No.46MOLA(タイヤ:ミシュラン)

本山哲/千代勝正

まとめ

©︎Tomohiro Yoshita

今回の体制発表では、とにかく「タイトル奪還」ということを合言葉にしていた日産。

すでにマレーシア等でマシンの開発テストが進んでいますが、すでに昨年のタイムを上回っているとのこと。

ここまで、不気味なまでに新マシンのパフォーマンスに関する情報が出てきていないだけに、来月の公開テストや4月の開幕戦でどんな走りを見せるのか、注目です。

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スーパーGT2017:ついにGT500クラスの全チーム体制が出揃った!

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