ファンなら一度は生で観戦してみたいF1モナコGP。華やかな雰囲気と伝統に包まれたモナコGPは、世界的に有名なレースとして知られています。一般公道を封鎖してレースが開催され、他のグランプリでは見られない優雅な雰囲気を持つのも人気の理由。そんなモナコGPはここまで豪華なグランプリを観戦するには一体どのくらいの費用が必要なのでしょうか?

 

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歴史と伝統と高い格式を誇るモナコGP

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世界3大レースに数えられ、全21戦のF1カレンダーの中でも最も注目を集めるモナコGP。

このモナコGPはF1が世界選手権に制定される前である1929年に記念すべき第一回大会を開催し、非常に長い歴史を持つグランプリとして知られています。

モナコは世界有数の観光地として有名ですが、グランプリ期間中にはわずか2.02㎢という狭い国に約20万人もの観客が訪れるのです。

曲がりくねったコースレイアウトも人気が高く、F1サーキットの中で唯一となるトンネルがあったり、F1マシンが最も遅く旋回するローズヘアピンなど見どころが沢山。

また、表彰式ではモナコの皇室から直接トロフィーが授与されるなど、こうしたところでも格式の高さを感じられます。

狭い市街地を駆け抜けるF1マシンは画面からもその迫力が伝わってきますが、これを実際に観に行ってみたいなんて憧れる人も多いと思います。

では、そんなモナコGPを観戦するには一体どれぐらいの費用が掛かるのでしょうか?

 

やはりチケットはお高め?3日間通し券は驚異の金額!

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では、そんなモナコGPですが、一体いくらでこの格式高いレースを生で見ることが出来るのでしょうか?

モナコGPが開催されるモンテカルロ市街地コースでは、一般的なサーキットと同様に観戦エリアによってチケットの値段に差が設けられています。

では、ここからはモナコGPのチケット価格表を見ていきましょう。

グランドスタンドB ゴールドパッケージ 1665ユーロ(約21万6450円)

グランドスタンドB シルバーパッケージ 1429ユーロ(約18万5770円)※2018年度完売

グランドスタンドK 上段 ゴールドパッケージ 1429ユーロ(約18万5770円)

グランドスタンドK 上段 シルバーパッケージ 1189ユーロ(約15万4570円)

グランドスタンドK 上段 955ユーロ(約12万4150円)

グランドスタンドK 下段 869ユーロ(約11万2970円)

グランドスタンドL 上段 ゴールドパッケージ 1429ユーロ(約18万5770円)

グランドスタンドL 上段 シルバーパッケージ 1189ユーロ(約15万4570円)

グランドスタンドL 上段 955ユーロ(約12万4150円)

グランドスタンドO 上段 ゴールドパッケージ 1429ユーロ(約18万5770円)

グランドスタンドO 上段 シルバーパッケージ 1189ユーロ(約15万4570円)

グランドスタンドO 上段 955ユーロ(約12万4150円)

グランドスタンドT 上段 シルバーパッケージ 1189ユーロ(約15万4570円)

グランドスタンドT 上段 955ユーロ(約12万4150円)

グランドスタンドT 下段 705ユーロ(約9万1500円)

※上記チケットは全て木土日曜日の3日間通し券

このように3日間通し券の料金は世界のどのグランプリよりも高価に設定されています。

最も安いスタンドでも1日当たり3万にも上り、世界で最も格式が高いというのも納得の金額ではないでしょうか。

これらの金額は他のグランプリのチケットを上回っており、鈴鹿サーキットで開催される日本GPで最も高いV2席よりも高価に設定されています。

ちなみにモナコGPのパドッククラブパスは土日の2日間で5109ユーロ(約66万4170円)にも及び、やはりモナコGPでの現地観戦へのハードルは高いように感じます。

これは日曜日のチケットが非常に高価に設定されていることが要因の一つであり、見に来るファン層が他とは違うことが影響しているのです。

例えば日本GPでの鈴鹿サーキットなど都心部から離れているオールドサーキットなどは、F1そのものを楽しみに来ているファンが多いという特徴があります。

これはスパ=フランコルシャンやシルバーストーンにも同じ事が当てはまりますが、モナコの場合は世界各国から富裕層のファンが集まりやすいため決勝レースのみ観戦する層が多いという見方もできます。

ですが、このモナコGPの特徴を把握したうえで計画を立てると、もう少し手軽な金額でモナコの市街地を走るF1マシンを楽しむことが出来る方法もあるのです。

 

どうしてもモナコを走るF1が見たい!そんな人におススメのチケットとは?

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では、少しでもお手軽にモナコGPでの現地観戦をするには、どうすればいいのでしょうか?

先述の通りモナコGPでは観戦エリアから単日券に渡って、幅広い種類のチケットが販売されています。

これを上手に利用することでチケット代を抑えながら、モナコGPを楽しむことも出来るようです。

 

意外とお手軽に見られるモナコGPの木曜日

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なんと言っても一番のおススメは計2回のフリー走行が行われる木曜日。

公式セッションが行われない木曜日は土日と比較して、非常に安価でチケットを入手出来るのです。

では、木曜日の単日券の価格表を見てみましょう。

グランドスタンドA1 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドB 95ユーロ(約1万2350円)

グランドスタンドC 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドK 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドL 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドN 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドO 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドP 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドT 89ユーロ(約1万1570円)

グランドスタンドX1、X2 83ユーロ(約1万790円)

グランドスタンドZ1 60ユーロ(約7800円)

このようにモナコGPでも木曜日の場合、通常のグランドスタンドでは1万円前後と3日間通し券と比較すると非常に安く観戦できます。

日本GPで販売されている金曜日券と比較すると倍近いですが、この金額でモナコを疾走するF1マシンが見られることに驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このチケットで予選や決勝を楽しむことは出来ませんが、目の前を駆け抜けるF1を堪能できるのは嬉しいところですね。

 

チケット代が高騰し始める土曜日

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木曜日から1日挟んだ土曜日からはチケットは同じ単日券でも、その価格は2~3倍に膨れ上がります。

どのグランプリでも平日である木曜日(通常は金曜日)は、スタンドも空いているため運営側も値段を下げやすいのですが、土曜日以降は一気に観客の増加に伴ってチケット代も高騰します。

グランドスタンドA1 265ユーロ(約3万4450円)

グランドスタンドX2 179ユーロ(約2万3270円)

グランドスタンドB  359ユーロ(約4万6670円)

グランドスタンドC  179ユーロ(約2万3270円)

グランドスタンドK 上段 299ユーロ(約3万8870円)

グランドスタンドK 下段 275ユーロ(約3万5750円)

グランドスタンドL 上段 299ユーロ(約3万8870円)

グランドスタンドN 189ユーロ(約2万4570円)

グランドスタンドO 上段 299ユーロ(約3万8870円)

グランドスタンドP 189ユーロ(約2万4570円)

グランドスタンドT 上段 299ユーロ(約3万8870円)

グランドスタンドT 下段 225ユーロ(約2万9250円)

先述のようにスタンド席のチケット代は約2~3倍に増加しています。

ですが、土曜日にはロッカーエリアと呼ばれる自由観戦エリアのチケットが販売されています。

これは安価で販売されているチケットなのですが、スタンドと比較して観戦エリアからマシンが見えにくかったり、サーキットビジョンが設置されておらずレース展開が把握しにくいというデメリットもあります。

また、F1公式のライブタイミングを使ってレースを把握する方法もありますが、データ通信量が多く海外用のレンタルWi-Fiを使用する場合には通信制限に引っ掛かる恐れもあるので注意が必要です。

このロッカーエリアは他のグランプリではジェネラルアドミッションと呼ばれ、イベント全日に渡って販売されているケースも多いのですが、今年のモナコGPでは土曜日のみの販売となっているようです。

そのお値段はなんと71ユーロ(約9230円)と、木曜日よりも安くレースを観戦できるのです!

観戦エリアは最終コーナー付近の崖の上のためスタンド席とは異なりますが、高台の上からモナコの街並みとF1マシンを眺められるのは世界で二つとない観戦場所と言えるでしょう。

 

わずか1日で2~3倍へとチケット代が高騰する日曜日

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また、スタンド席も土曜日からさらに値上げされており、単日のチケットでもその金額が膨れ上がります。

グランドスタンドB 775ユーロ(約10万750円)※

グランドスタンドC 419ユーロ(約5万4470円)

グランドスタンドK 上段 655ユーロ(約8万150円)

グランドスタンドK 下段 595ユーロ(約7万7350円)

グランドスタンドL 上段 655ユーロ(約8万150円)

グランドスタンドN 465ユーロ(約6万450円)※

グランドスタンドO 上段 655ユーロ(約8万150円)

※は2018年度分売り切れ

このように日曜日は席種が少なくなるだけでなく、比較的手頃な価格帯のチケットが売り切れやすくなってしまいます。

それでも、最も安いエリアで5万円を超えるとやはり決勝レースの観戦は、どのグランプリよりもハードルが高いと言えるでしょう。

もし、我慢できるのであれば日曜日は周辺の観光に留めておくのが経済的と言えますが、せっかくここまで来てレースが観れないのは残念ですので、早めに手頃な席を抑えておきたいところです。

 

まとめ

F1の現地観戦において多くの人が憧れるモナコGPですが、人気や格式だけでなくチケットの値段も高いイベントです。

実際に観に行くことは予算的にもハードルが高く、日本からの場合は現地までの移動にも多くの時間を要します。

ですが、これ以上に世界から注目を集めるレースは他に無く、モナコGPを生で観たというのは間違いなく一生の思い出になるはずです。

予定を立てるだけでも大変なモナコGPへの旅ですが、いつか行ってみようといった妄想しながらテレビ観戦するのも、レースの楽しみ方ではないでしょうか?

 

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