日産は

1987年

、初代マーチをベースとした乗用車Be-1を販売し、予約が殺到する人気車となりました。そして、それと同様の手法をベースに誕生したレトロチックなパイクカーシリーズのパオ、フィガロが後に続く事に!今回は、その中でもフィガロに着目して紹介していきます。

 

出典 : http://figaro-proshop.com/figaro.html

 

コンセプトは「日常の中の非日常」

 

出典 : http://figaro-proshop.com/kensa.html

 

日産フィガロはBe-1 パオに続くパイクカーシリーズの第3弾として2万台限定で発売され、しかも抽選を通過した人のみが購入可能なモデルでした。

ちなみに、この3車種の中では唯一のターボエンジン搭載車です。

新車の販売は日本国内のみでしたが特にイギリスでは日本と同じ右ハンドルということもあり、セレブリティオーナーが現れたり多くの中古車が輸入されるなど大人気!

特にロンドンでは、フィガロ専門の中古車店があったほどでした。

そんなパイクカーとはレトロ調の先鋭的なスタイリングが特徴的な自動車の1つであり、日本ではバブル景気の後押しを受け、各メーカーにより実験的なスタイリングの車両が多く発表されましたが、バブル崩壊により開発予算の制限や歩行者保護など保安基準がきびしくなったことにより、一気に姿を消します。

 

あの人気ドラマで初めて見た人も

 

出典 : http://figaro-proshop.com

 

フィガロはテレビドラマシリーズ『相棒』の主人公である杉下右京氏の愛車としても有名ですが、杉下氏が乗っている黒のフィガロは純正では存在せず、番組サイトのブログ曰く相棒オリジナルカラーとのこと。

このテレビドラマで初めてフィガロの存在を知ったという方も、少なくないのではありませんか?

実際に、フィガロが初登場した時には沢山の問い合わせがあったそうです。

ちなみにこのテレビドラマでは、杉下氏はあまり車の運転はせずに専ら相方に任せっきりでしたが、あるシーズンからは自らがフィガロを運転するシーンが日常化しました。

 

主なスペックと価格

 

出典 : http://figaro-proshop.com/figaro.html

 

全長×全幅×全高(mm) : 3,740×1,630×1,365

ホイールベース(mm) : 2,300

車両重量(kg) : 810

エンジン型式 : MA10ET

エンジン仕様 : 直4 SOHCターボ

総排気量(cc) : 987

最高出力 : 76ps/6,000rpm

最大トルク : 10.8kgf・m/4,400rpm

トランスミッション : 3AT

駆動方式 : FF

相場価格 : 29〜229万円

 

まとめ

 

フィガロの内装/出典 : http://figaro-proshop.com/royal.html

 

1991年2月に2万台限定で発売されてから約27年が経過した事もあり、中古車の数はそう多くありません。

しかし、フィガロ専門の中古車店が存在しており、内装のクリーニングや外装塗装仕上げ、メンテナンスなどが行われています。

当時の通商産業省が選定するグッドデザイン賞を受賞したり、ドラマの主人公の愛車にもなるなど、まだまだ根強い人気のある1台!

ちなみに『フィガロ』という名称はモーツァルトの歌劇”フィガロの結婚”に登場する機知に富んだ主人公の男性の名前が由来です。

紅茶やイギリスが大好きで頭のキレる杉下右京に、まさにピッタリな1台というわけです。

 

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