超人的なアスリートとして知られるF1ドライバー。一見私たちからほど遠い存在に感じますが、なんだか身近に感じる話から、常識離れした話まで知られざるエピソードがあるのです。F1ドライバーのクスッとくるトリビアを5つお楽しみください!
これを知ったらF1がもっと面白くなる?
CONTENTS
意外な趣味!?アロンソが愛したフィギュアとは?
2度のF1世界王者として現役でも高い評価集めるフェルナンド・アロンソ。
その正確無比なドライビングからやや堅い人物像かと思いきや、想像もつかないこの写真…
フェラーリ在籍時にアロンソのツィッターなどでよく見られたこのフィギュア。
一体何のキャラクターなのでしょうか?
アロンソが好んでいるこのフィギュアの正体はというと日本で人気のゲーム「テイルズ・オブ・グレイセス」の主人公アスベル。
この人形に「Tomita」という名前を付け、いつも一緒にいるそうで、名前の由来は初めて会った日本人の名前とか、おもちゃ屋の店名など所説あり詳細は不明。
アスベルを非常に愛した結果、このゲームのプロデューサーである馬場英雄氏を日本GPに招待しています。
ジェームス・ハントがスノーモービルに参戦!?
2007年シーズン開幕前、フィンランドのスノーモービルレースでとあるF1ドライバーが優勝したという話があります。
その名はなんとジェームス・ハントというのですが、これはにわか信じがたい話なのです。
この時ジェームス・ハントはすでに亡くなっており、1976年のF1王者として語り継がれていました。
そのため彼がスノーモービルのレースに出ている訳がないのです。ではその正体は一体誰なのか?
その正体はフェラーリ移籍直後のキミ・ライコネン。
恐らくチームとの契約で他のレースの出場を禁止されていたためか、本来の姿を隠してレースに参戦。
しかし華々しく優勝を飾ってしまったため、結局その場でバレてしまうことに。
この偽名はライコネンの荒れた私生活を見て友人が付けたそう。
それに敬意を払ってか、2012年のモナコGPではジェームス・ハントのデザインを模したヘルメットを着用しています。
世界最速のタクシー?皇帝シューマッハの都市伝説
F1で91勝、7度の年間王者の記録を持ち「皇帝」の異名をとったミハエル・シューマッハ。
そんな彼にまるで都市伝説のような話があるのです。
ドイツのとある田舎町でタクシーが客を乗せたのですが、その人物は飛行機の時間が迫っておりとても急いでいる様子。
しかもその乗客は珍しいことに、自らハンドルを握らせて欲しいというのです。
よく見るとその男はドイツの英雄であり、7度のF1王者。
運転手はそれを了承すると、代わって運転席に座ったF1王者はとんでもないスピードで走行し、周囲の車を次々とオーバーテイク。
無事約30kmの距離を走り切り、通常の料金とチップとして100ユーロを支払い車を降りたそうです。
プライベートジェットを所有するシューマッハが飛行機の時間に間に合わないのはおかしいと意見もありますが、少々腑に落ちない点があるの所がいかにも都市伝説っぽいですね。
ちなみにドイツの田舎町へシューマッハがわざわざ赴いた理由は”生まれたばかりの子犬を引き取るため”だったそうです。
12億の別荘を建てたハッキネン。幸せいっぱいの彼を襲った悲劇とは?
フランスに総工費約12億円もの豪邸を建てられるのは、きっと幸せに満ちた人生を歩んできた人物なのではないでしょうか?
この豪邸を建てた人物は2度のF1王者に輝き、恐妻家として知られるミカ・ハッキネン。
現役時代にイリア夫人と結婚し、その間に生まれた息子ヒューゴ君と引退後の生活を送っていると思われていました。
しかしそんなある日、この豪邸が火事に見舞われてしまいます。
幸いケガ人は出ませんでしたが、この家の中からハッキネンともう一人、思いがけない人物が逃れてきたのです。
それはなんと彼の愛人。
完成したばかりの豪邸は甚大な被害、同時に浮気も発覚しその後夫人との離婚が報じられることに。
12億もの大金を使ってこの有様は悲しい話なのか、それとも自由を手にしたと言うべきでしょうか。
イタズラの枠を超えて、もはや犯罪?F1ドライバー驚異の交渉テクニック
往年のF1ファンには有名な話かもしれませんが、若い方にはあまり知られていないであろうエピソードを最後にご紹介しようと思います。
F1が世界を一世風靡した90年前後、マクラーレンホンダでドライバーを務めていた、アイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーが行った恐ろしいイタズラがあるのです。
当時アメリカGPがフェニックスで行われていた頃、セナとベルガーは空いた時間を利用してフロリダの有名なワニ園へ見学に行くことになりました。
そこへ堅物のチーム監督として知られるロン・デニスも珍しく同行することに。
ワニ園に到着すると、イタズラ好きのベルガーの発案か、2人のドライバーは橋の上から監督をワニの棲む沼に突き落とすというとんでもない行動に出るのです。
慌てふためくロン・デニスは助けを求めながら必死に沼から這い上がろうと試みますが、ベルガーはこれを足蹴にし「年棒を上げてくれれば助けてやるよ!」と一言。
実はこの沼はこの時ワニは外に出されており、それを知った上でのイタズラだったようです。
普段から命を懸けて戦うドライバーの気持ちが、初めて監督にも伝わった瞬間だったのではないでしょうか?
まとめ
命を懸けて戦うドライバー達の逸話をご紹介しました!
意外と庶民的な人から、常識離れした発想を持つ人までいろんなタイプのドライバーがいるのですね!?
果たしてこのトリビア、何へぇ頂けますでしょうか?
[amazonjs asin=”4063527026″ locale=”JP” title=”トリビアの泉~へぇの本~(1)”]