ホンダ・カストロール無限NSX
全日本GT選手権を、NSXで初めて制したのが、カストロール無限NSX!
97年にGTデビューしたNSXは、圧倒的な速さを見せるもトラブルが多く、特に多発したミッションは”ガラスのミッション”と言われてしまうほど。
一発の速さはあるものの、シリーズを通して悔しい思いをすることが多かったようです。
道上龍さん、中子修さんが乗った2000年のNSXは、シリーズ中優勝こそなかったものの7戦中4回2位を獲得。
安定した成績でシリーズチャンピオンに輝いた、ホンダファン待望の”強いマシン”でした。
ホンダ・カストロール無限アコード
全日本ツーリングカー選手権から、カストロール無限アコード!
後のNSXにも繋がる赤・緑・黒のカラーリング。クルマがぶつかろうがお構いなしの過激なレース展開で大人気だったJTTC、このマシンを応援した人も多い?
1997年、前年優勝のJACCSアコードに続いてカストロール無限アコードがJTCCを制覇!
ドライバーは後にカストロール無限NSXにも乗った中子修さん。ちなみに、ホンダは日産とともにこの年でJTCCを撤退。
翌年からはトヨタのワンメイクレースとなり、JTCCは終焉を迎えます。
ホンダ・シビックWTCC
WTCC(世界ツーリングカー選手権)に参加しているホンダ・シビックWTCC!
ホンダとして白・赤・緑のトリコロールカラーなのも少々珍しいのではないでしょうか?
2013年には、マニュファクチャラーズタイトルも獲得し、1位から3位までをシビックで独占すること4回。驚異的な速さ、強さを兼ね備えたこのマシン。
2016年も第4ラウンドで表彰台を独占しており、シーズン終盤に向けての活躍に期待が高まります!
ちなみに、JTCCへアコードが参戦する以前は、シビックフェリオもカストロールカラーで参戦していました。
こちらも中子修さんのドライブで、参戦していましたが成績は奮わず、ホンダはアコード投入で挽回することになります。
LOTUS 107B
1993年のF1に参戦したロータス107Bもカストロールカラー!
アレッサンドロ・ザナルディとジョニー・ハーバードという名ドライバーが乗ったこのマシン。
V型8気筒、3.5リッターの自然吸気エンジンを搭載し、730馬力を発生。
このマシンには、アクティブサスペンションを使用した車高調整機能が備わっており、ジャッキアップせずにタイヤ交換が可能という珍しいマシンでした。
方法としては、ピットレーンに入った際に車高を上げ、ピットスペースに置かれた3センチほどの小さな板の上で停車。
車高を下げると、板の上にマシンが乗り、タイヤが浮くという方法。実際はあまりタイヤが浮かず、多少交換が困難だったらしいですが、タイム短縮には一役買っていたそうです。
ホンダ・シティターボⅡR
今回最後になります!これを知っている人はかなりマニアック!ブルドッグことシティターボⅡ!
シティターボⅡには、「スクランブルブースト」という機能が備わっており、3000回転以下の時にいきなりアクセルを全開にすると、10秒間だけブースト圧が通常より10%ほど上昇し、マキシマムパワーで加速するというものでした。
そんな面白さを備えたシティターボⅡ。レース仕様では1.2リッター直4エンジンを140馬力までチューニング(元は110馬力)
そのパワーに対して車重は700kg弱という、ライトウェイトのモンスター!
こんなマシンを手に入れたらレースをやらないわけにはいかない。ということで、1984年から2年間、鈴鹿サーキットで開催されていたのがシティブルドッグレース!
このレースについては動画をご覧いただければと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はカストロールカラーのマシンをピックアップしてご紹介しました!
各車様々なエピソードがあるので、戦績などと併せて今後振り返って行きますよー!
どうでもいい話ですが、筆者が学生時代に乗っていたホンダのスクーター、ディオもカストロールカラーでした。
スーパーGTやスーパーフォーミュラなど、国内モータースポーツではカストロールカラーがいない昨今。
是非とも復活してほしいですね!
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