皆さんこんにちは、レーシングドライバーの根本悠生です。コーナー数に対してスタンド数が少ないのが特徴のスポーツランドSUGO。今回は、僕なりにFIA-F4でのこのコースの見所をまとめました。車載映像の画像と合わせて、運転中のドライバー目線から観戦ポイントをご紹介します。
スタート後の混乱をバッチリ観れる1コーナースタンド
スポーツランドSUGOは13個コーナーがあるのですが、それに対して観戦ポイントが若干少ないコース。
そんな中でもこのスタンドは、”スタート” ”1コーナー” ”2コーナー”そして上の方からは”4コーナー進入”までが見える絶好の観戦ポイントなんです!
1コーナーは30Rのタイトなコーナー。しかしその後に続く2コーナーまでの車速を少しでも稼ぎたいため、かなり高い車速を保ったまま進入していきます。
限界ギリギリを使っているため、中には飛び出してしまうドライバーも。
ここは是非練習走行から注目して頂きたいと思います。
恐怖のコーナー!?SPスタンド
早くもコース後半のスタンドになりますが、もうお馴染みですね。
「菅生といえばSPでしょ!!」
そんなコーナーです。
縁石も細く、車速が高い割にはエスケープゾーンが狭いこのコーナーはFIA-F4の練習走行でもクラッシュが多く発生しているポイントで、ドライバー目線だと良く言えば”攻めごたえのある”、悪く言えば”クラッシュしやすい”コーナーです。
外から観戦する際に、ここを安定して早く走れているドライバーほど速く、修正の多い不安定なドライバーほどタイムが伸び悩んでいると考えて間違いありません。
SP2個目の脱出速度が1km/hでも遅いとそれが1コーナーまで響いてしまうため、とても重要なコーナーになります。
こちらはレースで是非見て頂きたいですね。30台以上が連なってSPを抜けていく姿はめちゃめちゃかっこいいですよ。
他のカテゴリーには無い距離感で駆け抜けていきます。
一寸先は大クラッシュ?最終コーナーイン側
※土日の公式プログラム中は推奨されないかと思いますが、チラ見くらいはいいかも、、、
スタンドがあるわけではなく、また場内の通路からすぐのところにフェンスがある為長時間観戦するのは難しいですが、ここ菅生の”穴場スポット”として知られているのがこのポイントです。
FIA-F4も最終コーナー進入はほぼ全開。
それなのにコーナーの進入からリアを滑らせながら、カウンターを当てながら走っていくドライバーも。
そして上の写真からもお分かり頂ける通り車両までの距離も非常に近いため、恐らくここ菅生で一番迫力のある観戦ポイントになっていると思います。
パドックエリアからも歩けない距離ではないので、是非行ってみてくださいね!
ただ観戦マナーはしっかり守って頂ければと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「魔物がいる」と言われる菅生。
私、根本悠生もチャンピオンシップ的にも”勝ち”が欲しいところです。
今週末、是非スポーツランドSUGOへ!