バイクレースの世界最高峰レースがMotoGPと言うことは聞いたことがあるけど、そういえばルールやレギュレーションを知らない!?MotoGPって、そもそも大会名?いったいどうなってるのかわからない!そんなアナタのために、ライダーだけじゃない、MotoGPの大会概要を簡単にご紹介します。

出典:http://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/

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MotoGPとは?

http://sports.sindonews.com/read/1060187/49/fim-revisi-kalender-balap-motogp-2016-1447076613

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ロードレース世界選手権の事で、正式名称は「FIM Grand Prix World Championship」になります。

その大会の中で開催されているレースカテゴリーが、「MotoGP」「Moto2」「Moto3」と三つのクラスで、その最高峰クラスが「MotoGP」クラスになります。

因みに「FIM」とは国際モーターサイクリズム連盟で、レースを統括している団体名。

2002年に最高峰クラスが、500ccクラスからMotoGPクラスへ改変され、それを期にシリーズの略称も、WGP(World Grand Prix)から、MotoGPが使われる様になりました。

 

「MotoGP」「Moto2」「Moto3 」の違い

レースを楽しく観戦するために、まずはクラス別、参戦マシンの基本から抑えておきましょう。

「MotoGP」クラスとは

http://nobuaoki.sblo.jp/article/167545702.html

出典:http://nobuaoki.sblo.jp/article/167545702.html

MotoGPクラスは、4ストローク1000ccのバイクでレースが行われています。

2016年現在どのメーカーも4気筒4ストロークを採用、メーカーにより「V型4気筒」、「並列4気筒」エンジンなどの違いがあります。

そして、F1のように各メーカーがレース用にエンジンを開発しマシンを作り上げていきます。

また、タイヤのレギュレーションはワンメイクのタイヤを使用することになっており、2016年からタイヤサプライヤーが、ブリジストンからミシュランへと変更になりました!

 

「Moto2」クラスとは

http://www.crash.net/motogp/news/212731/1/dunlop-extends-moto2-moto3-tyre-deals.html

出典:http://www.crash.net/

Moto2クラスは、4気筒4ストローク600ccで、「ホンダのエンジン、ダンロップのタイヤ」を使用することが決められています。(エンジン、タイヤ共に”ワンメイク”のカテゴリーになります。)

市販車CBR600RRのエンジンをレース用に改造して、封印(+αの改造禁止)された状態で各チームに無作為に、割り当てられます。

エンジンの中身を改造する事は出来ないけど、規定内であればメンテナンス出来、
オイル交換の他にも、燃料や冷却系の制御機構のメンテナンスも規定内で可能となっています。

 

 「Moto3」クラスとは

http://okimurafnmc.blog.fc2.com/blog-entry-165.html

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単気筒4ストロークの250ccエンジンのバイクで行われるクラスです。

タイヤは昨年に引き続き、ダンロップのワンメイクとなっており、各メーカー規定の市販車ベースからレースマシンを制作して参戦しています。

2015年より最低マシン重量が3Kgアップされ、152Kgに変更!

参戦の上限年齢が、他のクラスの50歳とは違い、28歳までとなり若手のカテゴリーと言っても過言ではないでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=sZn-eZs0EaE

 

何が変わったの?2016年「MotoGP」のレギュレーション

2016年のレギュレーション変更で注目すべき点は、「全メーカー全車両に公式の統一ECUを使用」すること!です。
ECUとは、「Engine Control Unit」の事で、エンジンの運転をコンピュータで制御する事です。

例えばエンジンの点火時期や燃料噴射、排気量などを、コンピュータで制御しているって事なんですね!
そのECUが、以前は各メーカーがコンピュータのハードとソフトを独自に開発して、使用が認められていたんですが、2014年からはハードウェアを共通化。

コンピュータの差によって性能に差が出てしまうのを少なくしようって事ですね。

それが、2016年からは更にソフトも統一化。

という事で、以前はハードとソフトの違いで制御の違いが出ていた所、全車共通化された影響はどう出るのでしょうか?

また、年間に使用できるエンジンの数や重量、燃料も規定があります。
基本は、各ライダー年間使用可能エンジンは7基、燃料22L、マシンの最低重量157Kgになります。またシリーズ開催後は、エンジンの開発を凍結しなければなりません。

例外で、2013年以降に新規参入し、2015年迄にドライコンディションでの優勝経験のないメーカーは、プラス2基の合計9基まで使用出来、シリーズ中にエンジン開発も出来るという救済措置的なルールもあります。これで、シーズン中にレースを面白くしようという取り組みですね!

 

まとめ

http://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2016/rd04

出典:http://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2016/rd04

MotoGPって大会の略称でもあって、カテゴリーの名前でもあったんですね!

各カテゴリーによって、マシンの大きさの違い以外にも出場年齢にも違いがあったって知っていましたか?

ロレンソの安定した走り、強烈なMotoGPデビューを飾ったマルケス、何と言ってもロッシの活躍も目が離せない、シーズン後半のMotoGPも要チェックです!

 

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