「リレーアタック」と呼ばれる、新たな車両盗難の手口を知っていますか?不正な電波を経由することでスマートキーの電波を延長し、ドアノブのロックを解除してしまうというハイテクなやり口で、近年急増しています。大阪府東大阪市にあるショップ「BIG DIPPER」では、そんな車両盗難から愛車を守る「リレーアタック防止キーケース」を販売中です。
リレーアタックってどんな手口?
商品をご紹介する前に、リレーアタックの仕組みについて今一度確認してみましょう。
現在新車で販売されている車のほとんどに採用されているスマートキーは、ポケットなどの身近な所に鍵を持っていれば、ドアノブに触れるだけでロックが解除される優れもの。
スマートキーからは微弱な電波が常に発信されており、車とキーが一定距離以上近づくと送受信機が電波を識別し、ロックの解除を行える仕組みとなっています。
リレーアタックとはこの仕組みを逆手にとった手口で、スマートキーが発する電波を特殊な機械で拾い、その電波を中継してクルマまで届けてしまうというものです。
愛車を守るための「電波遮断キーケース」!
そんなリレーアタックから愛車を守るためには、電波を遮断することができるキーケースを使うのが有効な対策です。
今回ご紹介するのは、大阪府東大阪市にあるショップ「BIG DIPPER」が開発した「エクストラ セキュリティ キーケース」で、リレーアタック対策として電波の遮断が可能なキーケースとなっています。
クレジットカードを入れることも可能なので、スキミング対策にも有効です。
メーカー担当者さんが語る開発秘話!
今回Motorz編集部は、BIG DIPPERさんにお邪魔させていただき、担当の中島さんに開発秘話を伺ってきました!
ずらりと並んだ試作品の数々に、市販に至るまでの苦労の程がうかがい知れます。
秘密は、この内張りに施されたキラキラと輝く布にあるそうです。
詳しくは企業秘密との事ですが、特殊な塗料による耐久性コーティングが二重、三重にわたって施されており、それによりスマートキーからの電波が遮断できるそうで、ここが開発に1番力を入れたポイントだそうです!
外側には透明な窓が付いているので、キーケースの中に入れた状態でもボタン操作は可能となっています。
その効果やいかに・・?
実際にその効果を試してみました!
リレーアタック防止ケースに入れることによって、スマートキーを持ったままドアノブを触ってもロックがかかったまま開きません。
ちなみに、テスト品ではなぜか日産車だけ鍵が空いてしまうという原因不明のトラブルに悩まされたとの事ですが、研究と改善を重ねた結果、製品版では無事に日産車でも効果を得ることに成功しています!
製品のディテールを紹介!
カラーバリエーションは、グレージュ・マリンブルー・ミントグリーン・レモンイエロー・オレンジ・ルビーレッド・ローズレッド・ルージュピンクの全8色。
S/M/Lサイズから選ぶことができ、S/Mサイズは窓ありと窓なしから選択可能です。
スマートキーが、ぴったり収まるちょうどいいサイズ感。
内側には家の鍵などを収納できる取り外し可能なキーリングがついていて、普段使いにも便利です。
まとめ
リレーアタックの技術も年々巧妙なものとなってきており、出張先のホテル等で朝起きたら車が無くなっていた!なんてことも起こり得る時代です。
愛車を盗難から守るためにも、リレーアタック防止ケースは有効な手段です!是非、使ってみてはいかがでしょうか。
BIG DIPPER(ビッグディパー)
住所:大阪府東大阪市大蓮北4-8-33
電話番号:06-4308-4511
FAX:06-4308-4544
URL:https://big-dipper.co.jp/
開発秘話を動画で見る!
今回の動画はコチラから!
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