ついつい速度超過でオービスで光らせてしまったり、速度が出やすいところでネズミ捕りに取り締まられ、反則金の支払いと違反点数がついてしまった!なんてことはありませんか?そうらならないために、オービス、ネズミ捕りの対策アイテムをご紹介します。
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速度超過取り締まりのほとんどがネズミ捕り
平成30年の交通法違反取り締まり検挙数は598万人で、そのうち『速度違反』は123万人でした。
これは最も多かった『一時不停止』の129万人の次に多い数字で、検挙数全体の約20%に上ります。
あおり運転や高齢ドライバーの事故が大きく報道され、2020東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づくに伴い、警察による取り締まりは一層強化されらるようです。
どんどんハイテク化するオービス
速度違反の取り締まりにおいて、オービスによる速度違反検挙数は、総検挙数のわずか3%に過ぎません。
残りの97%は、定置式速度取り締まり、通称『ネズミ捕り』や、パトカーや白バイなど警察車両の追尾によるものです。
その理由は、ネズミ捕りに使われるレーダー(レーダー式測定器)や光電管(光電式測定器)は、小型化と高性能化が進み、走行しているときにどこで取り締まっているか見つけにくいことにあります。
ネズミ捕りは、路肩あるいは歩道上の電源が取れるところであればどこでも取り締まることができますが、交通量が多く、フラットでスピードの出やすい直線路で実施されるため、地元ドライバーなら察することができますが、他所から来たドライバーは、ついつい速度を出してしまい、違反切符を切られてしまうのです。
警察官にとっては取り締まり効率が大幅アップできる一方で、我々ドライバーにしてみると、たまったもんじゃありません。
普段から安全運転を心がけていたとしても、自らの免許証を汚さないために、速度違反をしないための対策は必須なのです。
数千円で購入可能なレーダー探知機(GPSなし)
とりあえず、手っ取り早くレーザー探知機を購入したいという方は、数千円で購入可能です。
レーザー探知機は、定置式オービスや半移動式オービスから出されるマイクロ波10.525GHz(Xバンド)のレーダーを数百メートル手前から探知し、ドライバーに音声やアラームで注意を喚起します。
レーダー探知機は、『Hシステム』、『移動式』、『固定式』といったオービスから発せられるレーダーに対応し、簡単に取り付けれて5000円程度で購入可能です。
電源はシガーソケットからとってくるものや、ソーラーを利用したコードレスタイプも販売されています。
モニターとアンテナが一体化したGPSレーダー探知機
ネズミ捕り対策で最も有効な機器は、『GPSレーダー探知機』です。
レーダー探知機はレーダーに有効ですが、光電管を用いた『ループコイル式オービス』、『LHシステム』には反応しないものが大半。
そこで、GPS機能を搭載してオービス位置のデータを探知機に組み込み、位置データと走行地点を持続的に照らし合わせながら、オービス位置に接近するとドライバーへ注意を喚起します。
そのため、GPSレーダー探知機が登録されている取り締まり位置情報のデータを、自動で最新のものに更新してくれるものを選ぶことがおすすめです。
Yahoo・IDお持ちの方におすすめなYahoo!カーナビ【スマホアプリ】
レーダー探知機が手元にないときに便利なのが、スマホ用のオービス検知アプリです。
ヤフーから配信される無料のカーナビゲーションアプリ『Yahoo!カーナビ』では、アプリをスマホへダウンロード後にYahoo・IDでログインすると、スマホ上で交通渋滞や道路規制などをリアルタイムで知らせてくれます。
また、Yahoo!カーナビ上の操作で『アプリの設定』の『スピード注意情報』をONにすると、オービス設置地点の注意箇所を『SLOW』という表記で示してくれ、同時に走行している地点の最高速度標識も画面上に表示してくれるため、速度オーバーにならない適当な速度での走行が可能です。
iOS版であれば、iPhoneをナビ画面と同期できる『Apple CarPlay』にYahoo!カーナビ画面を表示でき、カーナビ感覚で使えるのも魅力のひとつです。
Yahoo!カーナビのダウンロードはこちら(リンク先:Yahoo!JAPAN カーナビ)
最新情報が常にわかるオービスガイド【スマホアプリ】
オービスガイドは、最新のオービス取り締まり情報をドライバーに知らせてくれるスマホアプリです。
アプリはiOS、アンドロイドともに無料版と370円の通常版があり、無料版では一部機能制限がありますが、通常版はフル機能で利用可能です。
オービス情報は移動式オービス、固定式オービスだけでなく、トンネル内のオービス、ネズミ捕りや検問を知らせてくれ、速度を大きく釣果すると警告メッセージを流したり、ドライバー同士で取り締まり情報を共有する事が可能。
オービスガイドのダウンロードはこちら(リンク先:オービスガイド・全国オービス情報サイト『Orbis Guide』)
まとめ
レーダー探知機やアプリなどは日々進化していますが、警察が使用する速度測定器も同様に進化しています。
警察からすると、導入する速度測定器とレーダー探知機やアプリ開発側とのいたちごっこ。
新しいクルマであれば、運転支援システムにロードサインアシスト(標識認識機能)が付いていて、制限速度も把握しやすいのですが、そのような機能がないクルマは、今走っている道路の制限速度を把握することが困難な場合も。
やはり、前方のクルマに追従して単独走行を避けること、常にスピードの出しすぎに注意するなど、自らの意識レベルを高めることが、最良の対処法と言えるでしょう。
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