新連載!レーシングドライバー根本悠生が、FIA-F4シリーズ参戦と共に全国のサーキットをナビゲートしていきます!まずは、岡山国際サーキットからどうぞ。
皆さんこんにちは、レーシングドライバーの根本悠生です。
今後、FIA-F4やその他のレースを通して、レースの面白さや各サーキットの魅力を伝えていきます!
今回は岡山サーキットでFIA-F4を観戦する際のオススメポイントを僕なりにまとめてみましたのでご紹介します!
CONTENTS
FIA-F4開幕戦は岡山国際サーキット
今週末(4/9~4/10)はスーパーGT2016年の開幕戦が岡山国際サーキットで開催されます。
岡山国際サーキットといえば、名前の通り岡山県にあります。(所在地 〒701-2612 岡山県美作市滝宮1210)
昔は、TIサーキット英田と呼ばれ、F1やWTCCが開催されていた、歴史あるサーキットです。
コースは全長3,703m。メインストレート(約600m)とバックストレート(約700m)を合計13の中低速コーナーで繋ぐ構成の、テクニカルサーキットで「ミニモナコサーキット」と呼ばれていたとか。
何よりも、岡山国際サーキットは、観客席とコースまでの距離が近く、レースの迫力を身近に感じられるのが特徴です。
岡山国際サーキットの見所
突然ですが、昨年のFIA-F4開幕戦で、私、根本悠生が、どうなってしまったか・・・ご存じの方はいらっしゃいますか?
迫力満点のスタートが観れるメインスタンド
どのサーキットでも外せないのがメインスタンド。レースのスタートやゴールはやはりここから見たいところ。
FIA-F4はワンメイクフォーミュラとしては台数が多いため、迫力満点のスタートが観れると思いますよ。
僕も外から自分のスタート観たいと何度も思いました。
また岡山は最終コーナーから1コーナーまでしっかりと見えますので、
「最終コーナーで前車に合わせて立ち上がり…からのオーバーテイク!!」
というシーンが何度も観れると思います。
何かが起こる?!噂のCパドックスタンド
2015年の開幕戦、僕は前方で起きた多重クラッシュを避けきれず接触、壁に激突→メディカルセンターへ…という悔しい悔しい開幕だったんです。
実はその一部始終が、FIA-F4の公式YouTubeチャンネルにアップされている動画に映っているの、ご存知でしたか?
FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Promotion video
1:36秒から僕のオンボード映像を御覧ください。
僕はそれはもう何百回も見ましたよ。(多分)
この事件が起きたコーナー、リボルバーからパイパーの丁度内側にあるのがCパドックスタンドです。
下り坂かつ道幅が狭いこの2つのコーナー。低速ながら車がフラフラしているのを間近で見れる数少ないスタンドになっています。
もちろん、昨年の僕らのような激しいシーンも多く見られるかと思いますので個人的には超オススメです!
超間近でマシンを観れる!!パドックエリア
パドックエリア、入ったことありますか?
「レースを満喫したい!」そんな方は是非一度パドックエリアまでいらしてください!
FIA-F4は各車輌の整備場所としてテントが設置されているのですが、そのほとんどは上の写真のように
マシンが丸出し!
ということは見放題!!
もちろんチーム、そして関係者の皆様へのご配慮はお願いしたいと思いますが、FIA-F4マシンがずらっと並んだ光景は(ドライバーの目線から言っても)まさに圧巻の一言に尽きます。
走っている時は速すぎて見えない細かいマシンデザインや車の構造までじっくりと観察できるのもこのシリーズの特徴です。
ちなみに僕は、よほど忙しくなければいつでもお呼び頂いて大丈夫ですのでお気軽にお願いします!
上記でオススメさせて頂いたエリア以外にも見所はたくさんありますので是非ホームページもチェックしてから観戦してみてはいかがでしょうか?
岡山国際サーキット 2016年スーパーGT開幕戦 特設サイト
最後に
根本悠生が昨年に引き続き「東京トヨペット GUNZE KCMG」として参戦するFIA-F4シリーズ。
昨年取り逃がしたチャンピオン、今年は必ず獲りに行きますので応援をよろしくお願いします!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!