新進気鋭のエアロメーカー『CHRONOS(クロノス)』が手がけるブランド『CHAOS(カオス)』はGJ型アテンザを主軸に、CX-5やNDロードスターなどのマツダ車用のカスタムパーツを展開しています。そして同社代表 五十嵐 宗和さんは持ち前の熱意と行動力で、カオスブランドをGJ型アテンザオーナーから絶大な信頼を得るまでに育てあげました。そんなバイタリティ溢れる五十嵐さんとカオスブランドについて、今回お話を伺ってきました!

photo by CHRONOS

 

 

CX-5用のフェンダーキットでデビュー

 

photo by CHRONOS

 

2012年にCX-5用のフェンダーキットを販売したことからカスタム界にデビューした五十嵐さんとクロノスでしたが、まずはそこに到るまでの成り立ちを伺いました。

「元々、クルマは好きだったんですよね。BMWとか乗っていたんですよ。」という五十嵐さんは、エアロメーカーを始めるまでは、ずっとガテン系の仕事に就いていたそうです。

「トラックのドライバーとか身体を使う仕事をしていたのですが、怪我をしてしまって、これまでのようには働けなくなってしまったんですよ。

それで、この先どうしようかと考えた時に、エアロを作ってみようと思ったんですよね。」

当然、エアロ製作のノウハウなどは一切ない状態からのスタートでしたが、それでも”好きなクルマに携わる仕事をやってみたい”という想いからクロノスを立ち上げます。

そしてFRPなどの製作は、他メーカーがやっていないような医療系の部品製作を行なっている会社に飛び込みで頼み込むなど、独自のルートを次々と開拓し、会社を軌道にのせていきました。

またその当時、五十嵐さんがCX-5に乗っていたことから、同車のパーツ開発をスタート。

自身でもCX-5のカスタムを楽しんでいて、ホイールを交換した際にオフセットがツライチにならない点が以前から気になっていたそうで、

「きっと、自分以外のオーナーも同じ悩みを抱えているのでは?」と考え、その問題を解決できるフェンダーキットを開発しました。

そして、ABS樹脂を真空引きで500セット製作したそうですが、オーナーならではの細かい気付きを解決した同商品は、周囲のCX-5オーナーから口コミで広まり大ヒット!

これ以降、カオスブランドではCX-5はもちろん、GJ型アテンザなどの人気マツダ車を中心としたラインナップを展開しています。

 

カオスブランドが目指すもの

 

photo by CHRONOS

 

自身もマツダ車オーナーである五十嵐さん曰く「マツダ車に乗っている方は、自分みたいな人間が多いんですよ。」とのこと。

五十嵐さんのようなオーナーというのは”BMWやメルセデス・ベンツのような欧州車に乗っていた”人のことだそうです。

「今のマツダにはBMWでいう所の”M”や”AMG”のような1つ上のラインが無いんですよね。カオスブランドはそこを目指しています。」

五十嵐さんの目指す世界は見た目のラグジュアリーさだけでなく、乗り味や走行性能も1つ上を目指すというのもの。

潜在的にその点に共感するオーナーが多かった、ということは結果が裏付けています。

人気のGJ型アテンザ用の4本だしマフラーは発売から3年間で100本以上は販売したそうで、今でも売れ筋の商品の1つ。

現在はGJ型アテンザがメインとなっているということで、オススメパーツを伺ってみると

「1番、費用対効果が高いのは、サスペンションキットですかね。」と話してくれました。

このキットは、例え車高を落としても純正と遜色のない乗り味が得られるのが特徴の商品ですが、やはりモノがモノなので金額はある程度高価になってしまいます。

しかし五十嵐さんはこれまで手がけた1台1台、オーナーの意見に耳を傾けながら、セッティングを変えてに届けているので、絶対に満足のいく内容になっているはずだ、と力強く説明してくれました。

同キットはこれまでに数々のクルマを乗り継いできた五十嵐さんの経験からはじき出したベストな乗り心地を実現しており、BMWアルピナの足回りをイメージした基本セッティングにしているのだとか。

「スプリングの種類も色々と試した結果、原価は高くなってしまうものの、ハイパコを標準装備としました。」と、そのこだわりの数々を伺うことで、五十嵐さんの自信の根拠を知ることができました。

 

こちらは人気のGJ型アテンザ用の4本出しマフラー / Photo by CHRONOS

 

メーカー情報

 

住所:神奈川県横浜市旭区若葉台2-19-1401

TEL:090-5515-1992

HP:http://www.chronos-s.com/

※お問い合わせは上記HPのコンタクトフォームからご連絡ください

 

まとめ

 

Photo by CHRONOS

 

五十嵐さんのこだわりは随所にまで散りばめられており、商品のどれを取っても深く考えられていることが取材を通して理解できました。

そこまでこだわらせる所以は一体なんなのでしょうか?と聞いてみたところ、

『お互いに、五分五分になるようなお付き合い』をモットーにしているからとのご回答。

なるべく限界まで販売価格を原価に近づけつつ、それでも高価だと五十嵐さん自身が感じる場合は、お客さんに納得してもらえるようにセッティングやサポートを厚くするなど、極力お互いがフェアな関係になれることを第一に考えて、クロノスを立ち上げたそうです。

その一例として『遠征』という五十嵐さん主催のクラブミーティングを年に数回行い、オーナーとの交流も大切にしているので、購入した後の楽しむ場も提案しています。

「自分が〇〇行きたいな〜、なんて言うとお客さんが勝手にその土地の美味しいものとか、いいホテルとか調べてくれちゃって、最近では幹事もお客さんに任せっきりだったりするんですよね(笑)。お客さんが新しいお客さんを遠征に連れてきてくれることもしばしばですね。」

このように五十嵐さんもお客さんに助けられることが、多々あるそうで、そんなお客さんに対して「信用は決して裏切ることはできない。」と五十嵐さんが真摯に対応することで、結果として熱心なファンが1人ずつ増えていく。

「これってつまり、支え合うってことだと思うんですよね。」と、お客さんと持ちつ持たれつ、イーブンな関係でクルマを楽しんでいるのです。

それが成立しているのも、偏に五十嵐さんが持つ誠実さと熱意あってのものだと、短い取材を通して実感しました。

GJ型アテンザオーナーでまだ『CHAOS』をご存知ない方は、ぜひ1度、同社の製品を手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 

あわせて読みたい

Motorzではメールマガジンを始めました!

編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?

気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!