“いつかはスポーツカーオーナーになる”という夢…でも家族の反対に押し切られ、諦めてませんか?その夢を叶えられる可能性を秘めた1台があるのです。そんな軽自動車規格のスポーツカー【S660】のおすすめカスタム&チューニング!東京オートサロンで集めてみました。

©︎Tomohiro Yoshita

 

夢のスポーツカーオーナーになる為に…

©ChikaSakikawa

車好きなら1度は乗りたいスポーツカー。しかしながら所有するには超えなくてはいけないハードルがいくつかあります。

価格が高いものが多かったり、荷物があまり積めなかったり、2ドアだったり…お世辞にも実用的だとは言えません。

自分の意思だけで購入を決められる人なら簡単かもしれませんが、よく耳にするのは、家族が反対するから買えないという問題。

家族はどうしてスポーツカーを購入するのを反対するのでしょうか。前述の通り実用的ではない事が一番大きいと思います。

しかも、そんな実用性の低さに加えて、スポーツカーには排気量の大きなタイプが多いので、維持費も高くなります。

こういったマイナスイメージの相乗効果で反対されるケースが多いのではないでしょうか。

そこでおススメなのが、維持費が比較的安い軽自動車規格のスポーツカー”Honda S660”という選択です。

 

Honda S660ってどんな車?

©︎Tomohiro Yoshita

S660は2015年3月30日にHondaから発売された軽自動車規格オープンスポーツカーです。

2013年の東京モーターショーに参考出品されていた「Honda S660 CONCEPT」をベースに市販化したモデルで、Hondaとしては1996年1月に販売を終了したビートから19年3か月ぶりとなる軽自動車規格のオープンカーとなるのです。

本田技術研究所設立50周年を記念した「新商品企画提案」が社内で開催され、応募総数約800件の中から第1位に選ばれた企画をベースに開発されました。

駆動方式 MR
エンジン 0.66L+ターボ
トランスミッション 6MT CVT
JC08モード燃費※2 21.2km/L 24.2km/L

全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,180mm

ホイールベース:2,285mm

オーバーハング:2,285mm

オーバーハング Fr:620mm Rr:490mm

出典:http://www.honda.co.jp/S660/

 

無限が提案する夢のスポーツカー

©ChikaSakikawa

無限ブースにコンセプトモデルとして展示されていた『GARU』。

デザインのコンセプトは『私たちが欲しい夢のスポーツカー』だそうです。

エンジン:ミッドシップ・エンジン(想定)

全長:3,500mm、全幅:1,627mm、全高:1,136mm

ホイールベース:2,285mm

オーバーハング Fr:753mm Rr:462mm

タイヤ Fr:215/35R18 Rr:215/35R19

専用アルミホイール Fr:18Inch×7J Rr:19Inch ×7J

原型をほとんど留めていない流線型のシルエットと、正面から見たちょっととぼけた表情が何とも言えない可愛い1台ではないでしょうか。

決して万人受けするカッコよさ!ではありませんが、広いオートサロン会場で、独特の個性的な存在感を放っていてオートサロンのカスタムカーグランプリ、コンセプトカー部門の最優秀賞も獲得したモデルです。

ソフトトップを廃止し、ボディーデザインに一体感を持たせ、より高級感を演出したカスタムがイチオシです。

 

老舗チューニングショップ”トップフューエル&零1000”が提案する2台のS660

軽さとパワーそして速さを追及したレーシングモデル:TOPFUEL S660 タイプRR

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基本的なボディーイメージはノーマルと大きく変わっていませんが、補強&カーボンボンネットで軽量化されており、足回りも強化されていました。

ミッドシップ軽スポーツの潜在性能を引き出すアプローチで、限界性能を追求したチューニングとレーシングカーをイメージさせるカラーリングで、モータースポーツファンの心を熱くさせる1台となっていました。

 

乗り心地や走りやすさを追求したストリートモデル:S660タイプZERO

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乗り味はマイルドなセッティングにし、ロードスポーツとしての乗り心地を追求した1台です。

チューニングやカスタムと言えばかなりディープな領域での変更を想像してしまいがちですが、ラフィックもシンプルでライトな領域でのカスタムの提案となっているので、愛車のチューニング入門としてはイメージしやすい仕上がりになっていました。

 

走る喜びを追求した碧い彗星:SPIEGEL SPORTS S660

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軽自動車用のサスペンションを多く手掛けるSPIEGELの新ブランド”SPIEGEL SPORTS”が提案するのは”走る喜び”。

ベースの原型を尊重しつつもローダウンされた車体と、ビビットカラーの美しい空色が、車に乗るだけで楽しい気持ちにさせてくれるライトなカスタムとなっています。

エアロパーツやアンダーリップスポイラー、ヘッドライトカバーなど細部にもこだわりを見せていて、クルマ好きをアピールしつつもやりすぎ感は感じないシンプルな1台でした。

 

ホンダアクセスが提案する量産検討モデル:S660 Neo Classic Prototype

©︎Tomohiro Yoshita

こちらはホンダ車のカスタムパーツなどを製造しているホンダアクセスの従業員の有志グループ「N Lab.」が制作した「S660 Neo Classic Prototype」。

なんと昨年コンセプトモデルとして展示され、東京カスタムカーコンテスト2016のグランプリを獲得した「S660 Neo Classic Concept」の量産検討モデルなのです。

私も昨年会場の片隅に展示されていた同モデルを見て、この、今にもクリクリと動き出しそうな眼玉(ヘッドライト)と、レトロだけどどこか新しい丸っこいシルエットに一目惚れした印象に残る1台でした。

 

まとめ

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ノーマルのままでも十分魅力的なHonda S660ですが、実用面を考えるとメインの愛車として所有するには少しハードルが高いという現実。

私もやはり家族が2シーターのオープンカーを購入するとなると躊躇する気持ちに共感してしまいます。

しかし、こだわりのカスタムやチューニングを加える事で、実用性が低いという事を凌駕する存在感を放ち始めるのも事実なのです。

スポーツカーに憧れているけど、中々家族の了承を得られないで諦めているという方は、そんな実用面をカバーできるほどの魅力的なカスタムやチューニングを検討してみてはいかがでしょうか?

そのセンス次第では、家族の賛同を得てスポーツカーのオーナーになる!という夢が叶うかもしれません。

 

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