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中古車価格高騰中!!R34スカイラインGT-Rとは?

1999年日産自動車より販売が開始され、BNR34として5代目GT-Rとなりました。非常に中古車価格が高騰を続けています。何がそんなに魅力的なのか?R34GT-Rについて詳しく見ていきましょう。

Photo by crash71100

R34スカイラインGT-Rとは

Photo by Damian Morys

R34スカイラインGT-Rは、1998年に販売が開始された10代目スカイラインR34型の2ドアモデルをベースとしています。

「人に翼を」といったキャッチコピーを元に開発され、GT-Rとしては5代目。先代のR33 GT-Rで不評だった車体サイズを絞り、全長75mm、ホイールベース55mmのサイズダウンが施されました。

空力や車体重量バランスを煮詰め、更に走りのスペックが向上しています。

R34スカイラインGT-Rのグレード展開

R34スカイラインGT-Rには、標準モデルに加え、チューニングが施されたVスペック、N1など、様々なグレードが展開されていました。

それぞれを、詳しく見ていきましょう。

Vスペック

Photo by cmonville

走りの性能を向上させる専用のアドバンスドエアロシステムやアクティブLSD、ATTESA E-TS PROが搭載されました。

また、1000〜3000rpm部分が圧縮して表示される専用タコメーターが採用され、センター部分のモニターには、吸気温度、排気温度が表示される仕様となっています。

Vスペック N1

Photo by cmonville

VスペックN1は、VスペックをベースにN1耐久レースに参戦するために開発されたグレードです。

メタルタービンや、ピストン、エンジンブロックもN1専用のものが使用され、耐久性を向上。また、レースに不要な快適装備となるエアコンや、オーディオなどは省かれています。

ミッドナイトパープルⅡ

Photo by crash71100

ミッドナイトパープルⅡは、1999年1月末までの限定販売モデルで、300台限定で販売されました。

標準色のミッドナイトパープルに特殊な塗料を加え、見る角度によって色味が異なる塗装が施されています。

ミッドナイトパープルⅢ

Photo by cmonville

ミッドナイトパープルⅢは、2000年3月末までの限定販売で、ミッドナイトパープルⅡからさらに光沢を増した限定塗装色で塗られています。

18インチのアルミホイールやリアウィングの可動部も、専用色で塗られた点も特徴です。

VスペックⅡ

Photo by cmonville

VスペックⅡは、2000年8月のマイナーチェンジに伴って販売されていたグレードです。

量産車として初めてカーボンボンネットが採用され、標準より4kgも軽量化に成功しています。

また、ボンネットには専用のダクトが空いていて、高温になるタービン付近の温度を下げる効果がありました。

VスペックⅡ N1

Photo by cmonville

VスペックⅡ N1は、VスペックⅡをベースにN1耐久レース仕様にしたグレードです。

Vスペック N1と同様のチューニングが施され、違いはダクト付きのカーボンボンネットが装備されている点となっています。

Mスペック

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Mスペックは、乗り心地を重視したグレードです。

専用のショックアブソーバーを装備することで、街乗りや高速走行でしなやかな乗り心地が味わえます。

また、職人の手によって作り上げられた専用の本革シートには、GT-Rの刺繍が入れられました。

VスペックⅡ ニュル Mスペックニュル

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VスペックⅡニュルとMスペックニュルは、VスペックⅡとMスペックをベースに心臓部となるRB26DETTエンジンに手が加えられたグレードです。

両グレード合わせて、1000台の限定販売でした。

N1仕様エンジンをベースにし、ピストンやコンロッド周りのバランスが取られ、専用のスピードメーターは300km/hスケール。エンジンヘッドカバーが金色なのが特徴です。

最終進化系のRB26DETT

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R32 GT-Rから引き継がれた2600cc 直列6気筒 RB26DETTは、歴代GT-Rから得た情報を元にスペックアップされ、最大出力280PS/6800rpm、最大トルク40.4kgf/4400rpmを発揮します。

引き継がれる電子制御システム

Photo by cmonville

基本的に電子制御システムは、R33 GT-Rと同様のシステムが採用されています。

ATTESA E-TS PRO

Photo by cmonville

Vスペックモデルに搭載されたATTESA E-TS PROは、通常の前後トルク配分を0:100〜50:50まで可変させる制御に加え、後輪軸に多板クラッチ電子制御式LSDが組み合わされたシステムです。

先代より前後重量バランスを、より50:50に近づけられることに加え、アンダー傾向の走りをさらに抑えることを可能としています。

スーパーHICAS

Photo by FotoSleuth

スーパーHICASは、ステアリング操作に応じて前輪だけでなく後輪の舵角も制御し、コーナリング中の安定性を高めるシステムです。

このシステムもR33 GT-Rより引き継がれ、搭載されました。

特に高い速度域での走行時や高速コーナーでの安定性の向上が、目的とされています。

R34 GT-R主要スペック

Photo by Spanish Coches

R33と比較したスペックをご紹介します。カッコ内はR33のスペックです。

車両型式:BNR34 (BCNR33)

全長×全幅×全高(mm):4600×1785×1360(4675×1780×1360)

車両総重量(kg):1780(1750)

エンジン型式:RB26DETT

総排気量(cc):2568

最大出力(PS/rpm):280/6800(280/6800)

最大トルク(kgm/rpm): 40.0/4400(37.5/4400)

R34 GT-Rの中古車相場

Photo by peterolthof

2021年1月現在のR34 GT-Rの中古車相場は、ここ数ヶ月でさらに上昇しています。

標準モデルでも1000万円、VスペックⅡ ニュルになると驚きの3500万円程度は必要でしょう。


まとめ

日本だけでなく、世界的に見てもR34 GT-Rは玉数が少なく、プレミアムな存在です。

これも、名車として認められた証拠。今後も更に拍車がかかり、価格が高騰することが考えられる1台となっています。

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著者:増田拓朗

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