Motorzのマエダです!SUV人気が高まる今、あまり他人と被らない車種で、車両価格も安く、装備も豪華で走りもしっかりしている。そんなクルマがあったら乗ってみたいと思いませんか?今回ご紹介する2代目レンジローバー(以降:セカンドレンジ)は、まさにそんな条件にピッタリの1台です。

出典:https://www.landrover.co.jp/index.html

2代目レンジローバーってどんなクルマ?

1番左が2代目レンジローバー / 出典:https://www.landrover.co.jp/index.html

イギリスのランドローバー社が製造している『レンジローバー』の初代モデルは、1970年にデビューしました。

まさに今のSUVの源流とも言える革新的な1台で、「ラグジュアリーカー、エステートカー、パフォーマンスカー、クロスカントリーカーの4つの役割を1台の車で可能にする」との謳い文句を、体現した車両として登場。

初代モデルは、ファンから「クラシックレンジ」と呼ばれており、2代目は「セカンドレンジ」と呼ばれています。

セカンドレンジは1995年にデビューし、2002年までの7年間に渡って生産されました。

2000年以降は後期型となり、ローバー社をBMW社が買い取った関係から、BMWのエンジン改良が加わって、トルクや燃費も向上しています。

2代目レンジローバーのオススメポイント!

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セカンドレンジの魅力は、やはり何と言ってもそのクラシカルなスタイルでしょう。

初代の目指した思想がまだ色濃く残っており、20年近く前のクルマながら、現代の交通事情でも遜色ない走りを実現。

その完成度の高さは、感動するレベルです。

オフロード走行もさることながら、オンロードでの走りも十分で、車内の防音や緩衝装置も大幅に改良されました。

また、機関類にも現代的な電子制御が導入されたこともトピックです。

しかし、この電子制御化が成されたことでメンテナンスが煩雑になったことも事実。

購入の際には、お付き合いのできる専門店も探しておくことをオススメします。

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また、初代以上に豪勢となったインテリアもポイントです。

画像は日本未導入のMTモデル /出典:https://www.landrover.co.jp/index.html

グレードにもよりますが、インパネなど随所に本物のウッドパネルが散りばめられており、昔ながらの英国車らしさを感じさせます。

初代同様にヘビーデューティーなシーンにもスーツで乗り付けられる感覚が、レンジローバー最大の魅力です。

当然、走りにも抜かりはなく、ATモデルではトランスファーも一緒になったHパターンのセレクターが用意され、より簡単で快適にオフロード走行が楽しめる1台でもありました。

2代目レンジローバーの中古価格

出典:https://www.landrover.co.jp/index.html

「これ一台でキャンプにも高級ホテルにも乗り付けられる」

「オフロード界のロールスロイス」などとも称されるレンジローバー。

セカンドレンジの2019年8月時点での平均中古相場は、およそ110万円前後。

65万円〜160万円ほどの価格帯で推移している様子です。

いずれにせよ、20年近く古いクルマなので、故障は付きもの。

きちんとした専門店で購入することを強くオススメします。

レンジローバー 4.6 HSE 2002年モデル(最終型)

形式:GF-LP60D

全長×全幅×全高(mm):4715×1890×1810

ホイールベース:2740mm

車両重量:2160kg

最高出力:218ps(160kw)/4750r.p.m.

総排気量:4552cc

駆動方式:フルタイム4WD

トランスミッション:4AT

エンジン:水冷V型8気筒OHV

サスペンション形式:リジッド・アクスル エアサスペンション(前後共に)

ブレーキ形式(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク

まとめ

出典:https://www.landrover.co.jp/index.html

初代譲りの角張ったボディを持ち、3代目、4代目と大きくなっていったレンジローバーに比べて、運転のしやすさにも定評のあるセカンドレンジを紹介しました。

国内に導入されたモデルはAT車のみなので、奥様の普段のアシとしても活躍できるかも。

周りと少し違った個性を求める人には、オススメのSUVと言えるでしょう!

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