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道上龍選手の開幕戦はどうなった!?WTCC2017、今年はホンダvsボルボの戦いから目が離せない!?

4月に入り世界各国で各カテゴリーが開幕していますが、毎回接触するほどの熱いバトルを繰り広げる世界ツーリングカー選手権(WTCC)の2017年シーズンも4月9日に開幕を迎えました。早速モロッコで第1戦が行われ、今年はボルボが3台体制となり、MAC3に参戦。またホンダからは道上龍がフル参戦を果たすなど、見どころ満載です。注目の開幕戦は、果たしてどんな展開になったのでしょうか?じっくりと振り返っていきたいと思います。

©︎FIA WTCC

予選ではモンテイロがポール獲得

©︎FIA WTCC

昨年まで圧倒的な強さを見せていたシトロエンワークスが撤退。絶対王者だったホセ・マリア・ロペスもWEC(世界耐久選手権)に移り、新たな王者争いへの幕が開くこととなった。

決勝グリッドを決める予選では、ホンダのティアゴ・モンテイロが唯一の1分21秒792を記録し、開幕戦のポールポジションを獲得。

最近めきめきと力をつけてきているチームメイトのノルベルト・ミケリスも3番手に入り、ホンダ勢が幸先の良いスタートを切った。

 

ホンダvsボルボのMAC3。今季初対決の行方は?

©︎FIA WTCC

続いて、昨年から導入され人気を集めているMAC3。今年はボルボも3台体制を整え参戦。ホンダとの一騎打ちに臨んだ。

このMAC3は、マニュファクチャラーランキングのボーナスポイントをかけた団体タイムアタック。同メーカーのマシンが3台集団で2周連続アタックし、最後のマシンがコントロールラインを通過したタイムで順位が決められる。

まず先にアタックしたのはボルボ。今年は3台を揃え、満を持してMAC3に参戦し、ネストール・ジロラミ、ニッキー・キャッツバーグ、テッド・ビョークの順できっちりと2周連続のアタックをまとめ上げ、2分51秒926を記録した。

©︎FIA WTCC

続くホンダはティアゴ・モンテイロ、ノルベルト・ミケリスに加え道上龍が加入。アタックはモンテイロ、道上、ミケリスの順で走行するがタイムは2分52秒675。開幕戦の2メーカー対決はボルボに軍配が上がった。

 

Race1(オープニングレース)はスタートから波乱の展開、グエリエリが優勝!

©︎FIA WTCC

オープニングレースであるRace1は、予選トップ10をリバースグリッドに。スタート直後には後方でアクシデントが発生したほか、ターン3では道上が他車に追突されスピン。マシンにダメージを受け、早々に戦線離脱を余儀なくされた。

この混乱を収拾するためセーフティカーが導入され、5周目にレースを再開。日本でもレース経験のあるトム・コロネル(ROALモータースポーツ)がレースを引っ張るが、7番手のモンテイロまでが固まっての接戦となった。

後方からの猛追を振り切りがなが周回を重ねたコロネルだったが、12周目にブレーキをロックさせコースオフ。一気に集団の後方まで後退してしまう。

©︎FIA WTCC

これでトップに立ったのがエステバン・グエリエリ(カンポス)。しかし、こちらもビョークとのバトルとなるが、最後まで隙を与えずチェッカーフラッグ。見事、今シーズンの開幕戦を制した。そして2位はビョーク、3位はメディ・ベナーニ(セバスチャン・ローブ・レーシング)が続いた。

 

Race2(メインレース)はホンダが強さを発揮!ワンツー・フィニッシュ

©︎FIA WTCC

リペアタイムを挟んで行われたRace2。こちらは予選通りのグリッドで、先ほどより3周長い23周で始まった。スタートではホンダの2台が好ダッシュをみせモンテイロ、ミケリスの順で1コーナーへ。一方2番手のジロラミがミスし、一時は4番手のベナーニにも抜かれそうになるが、なんとかこらえて3番手をキープした。

予選でのパフォーマンスを考えるとホンダの2台が逃げていくかと思われたが、ジロラミ、ベナーニともに食らいつきトップ4が集団となってのレース展開に。

©︎FIA WTCC

途中コースオフした車両を安全に回収するためセーフティカーが導入されるが、再開後の後半も主導権はホンダ2台にあり、ミスなくきっちりポジションをキープ。そのままチェッカーを受け、モンテイロが優勝。ミケリスが2位とホンダ勢がワンツーフィニッシュを飾った。

Race1は早々に戦線離脱を余儀なくされた道上だが、Race2では一時9番手まで浮上。途中ロブ・ハフ(ALL-IKL.COM)の先行を許すが、最後まで中団争いに加わり10番手でフィニッシュした。

 

 

まとめ

©︎FIA WTCC

結果的にホンダが勝利したが、ボルボも決して負けていなかった印象。

次回は高速サーキットであるモンツァ(イタリア)でのレースとなり、これがシトロエン、シボレーのマシンも含め、どのように影響していくのか。目が離せない。
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Writer Introduction
Tomohiro Yoshita

フリーのモータースポーツジャーナリスト。サーキット取材は2011年からスタートし、最近ではSUPER GTスーパーフォーミュラを全戦取材。この他にもF1をはじめとする海外レースや、2輪レースもカバー。レースに関する記事だけでなく、サーキットに来場するファンに役立つ情報発信も展開しています。

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