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「考え得る最高を常に行う。」F1ドライバーたちの名言5選 Part.2

命を懸けて戦うからこそ表現力が増すF1ドライバーたちの名言。普段は中々表情を見ることができないF1ドライバーたちはどのような考え方でレースに臨んでいるのでしょうか。これまで個性豊かなドライバーたちがレースに対する考え方を語ってきましたが、今回はそこから生まれた名言の数々をご紹介したいと思います。

出典:http://formula1.ferrari.com

 

アロンソが持つレースに対するビジョンとは?

©︎Tomohiro Yoshita

ゆっくりでも着実なものがレースに勝つ。

まず最初にご紹介するのは、現在マクラーレンホンダで奮闘を続けるフェルナンド・アロンソの言葉です。

彼の正確なドライビングは世界中から高い評価を受けていますが、その根底にあるレースへの考え方とも受け取れるこの言葉。

レースにおいて無理は禁物。確実に結果を残せる方法がベストだと語る彼の考え方はドライビングにも現れており、それを実行してきた彼は高い評価を勝ち取っています。

その堅実なレース運びはF1ドライバーのOBからも称賛されており、なかでも彼と似たレーススタイルを持つと言われたアラン・プロストも彼を讃えているのです。

「私はレースにおいて他とは違ったビジョンを持っていたが、アロンソもまた特別なビジョンを持っている」と語り、ミスの少ない正確なドライビングは多くの支持を集めています。

 

ライコネンが口癖のように語る言葉とは?

©Pirelli

ベストを尽くしてどうなるか見てみよう。

現在フェラーリに所属するキミ・ライコネンの考え方が読み取れるこの言葉は、彼が毎戦のように口にしています。

とにかくベストを尽くすだけというスタイルは昔から変わらず、自分の仕事に集中するという彼の姿勢が見えて来る気がします。

2007年にF1王者に輝いた際にもこのようなコメントを発しており、大きなプレッシャーがかかる最終戦で見事な走りを見せて優勝。大逆転で初の王座を手にしました。

また、外部からのプレッシャーを跳ねのけることが上手いと言われているのも、こうした心構えでレースに臨んでいるからだと言えるかもしれません。

現在でもインタビューの際には頻繁にこの言葉を語っており、目の前の戦いに全力を尽くしています。

 

恐怖を感じるからこそレースで強さを発揮したドライバー

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

タイヤの悲鳴が耳から離れず、真夜中に目を覚ましたことがないドライバーがいたら、そいつはきっと別の星からやってきた宇宙人だ。

続いてご紹介するのは1950年代を代表するF1ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオの言葉です。

通算5回のF1王者に輝いたファンジオは2003年にミハエル・シューマッハが記録を破るまで、46年間に渡って最多王者獲得記録を保持していたドライバーとして知られています。

これほど偉大な記録を作ったファンジオですが、意外にも彼が残した言葉はレースへの恐怖心を語ったものでしたが、それがあったからこそ危機管理能力に長けていたと言われ、これまで沢山の逸話を残しています。

F1の創成期だけでなく歴代のドライバーのなかでもトップクラスの強さを持っていたファンジオですが、当時はまだ安全性も確立されていなかったため、4度のF1王者でも恐怖とは常に隣り合わせだったことが伺えます。

まさに逆転の発想とも言える自身の弱みを生かして多くの名レースを繰り広げたファンジオは、恐怖心というドライバーに不要なものを武器へと変えていたのです。

 

派手な私生活で知られるF1王者が語った勝利への意欲

出典:https://ja.wikipedia.org/

誰とも友達になりたいなんて思わない。名声なんてどうでもいい、ただ勝ちたいだけだ。

続いては3度の世界王者に輝いたブラジル人ドライバー、ネルソン・ピケのこの一言をご紹介したいと思います。

クルーザーを住処にし多くの女性と交際するなど派手な私生活が有名なピケですが、F1ではそういった遊び心からは想像も出来ない勝負強さを見せてきました。

F1ではとにかく勝つことにこだわる選手も当然多いのですが、友達や名声すらも要らないという表現をした選手は、彼が唯一ではないでしょうか。

特に勝利が見えた時は彼の本領が発揮され、3度のF1王者を獲得した全てのシーズンにおいて接戦の末に勝ち取るという勝負強さを見せてきました。

レースやタイトル争いにおいても戦略的な戦いぶりが多く見られたピケですが、その根底にはただひたすら勝利を求めるという強い信念を持っていたので、大事な局面で勝負強さを発揮出来たのかもしれません。

 

全力を出すことが基本、皇帝が語った勝利への近道

出典:http://formula1.ferrari.com

考え得る最高を常に行う。

最後にご紹介するのは通算91勝そして7度のF1王者に輝き、皇帝と呼ばれたミハエル・シューマッハの一言です。

チャンスを生かすことが必要だと語るF1ドライバーは多くいますが、そのなかで彼はどんな時にもベストを尽くすことが大切だと語っています。

勝つためにはどんな手でも使うというシューマッハは、しばしばその勝利へのこだわりから危険なドライビングを見せ、それに批判が集まることもありました。

しかし、この言葉を聞いた後にそれらの出来事を振り返ると、それは彼が考えた勝つために必要なことだったのかもしれません。

数多くの勝利を飾りながら高いモチベーションを保ち続けたシューマッハは、長年に渡って結果を出し続けたことで多くの支持を集めたのです。

彼がF1で残した記録はどれも近い将来には破られる事はないと言われていますが、それは誰よりも努力を重ね続けたからこその成果だったと言えるのではないでしょうか。

 

まとめ

F1ドライバーたちの名言、いかがでしたか?

レーシングドライバーはマシンの状況を伝える必要があるので表現力に長けている選手が多く、たった一言でそれぞれの個性を表しています。

時に命を懸けて戦うことの辛さを表していたり、自分の信念を表していたりと、様々な目線からF1ドライバーの考え方を読み取ることが出来るのです。

ドライバーたちはマシンを速く走らせることが仕事であるため、世界のトップで戦うための心構えという捉え方もできると思います。

みなさんも世界の頂点で戦ってきたF1ドライバーたちの考え方を参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

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Writer Introduction
shunsuke_kawai

モータースポーツライターをさせて頂いております、河合俊佑です。10代にF1の魅力にハマり、以後フォーミュラレースに憧れを抱く。大学時代は自身でカート活動を始め、モータースポーツの面白さを体感し、魅力を伝える事を志しています。少しでもモータースポーツを楽しく、分かりやすく伝えられるよう取組んで参ります。宜しくお願い致します。

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