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「この世に生を受けたこと。それだけで最大のチャンスをものにしている。」F1ドライバーたちの名言5選

名言と言えば哲学者や起業家の言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし命を懸けて戦うF1ドライバーたちも深い言葉を残してきました。そのなかにはドライバーの信念を表すものや、レースには興味のない人にも響く言葉がたくさん存在します。そこで今回はこれまでF1で活躍したドライバーたちの名言をご紹介したいと思います。

http://formula1.ferrari.com

勝利を重ね続ける王者の姿勢とは?

出典:https://www.mercedesamgf1.com/en/mercedes-amg-f1/

目を覚ましてチャンピオンになるための仕事をしないのなら時間の無駄だよ。

まず最初にご紹介するのは21世紀を代表するF1ドライバー、ルイス・ハミルトンの一言です。

デビューから10年間で53回もの優勝を飾ってきた彼は、常に勝利への強いこだわりを持ってレースに臨んできました。

これは負けず嫌いな彼を象徴するにはピッタリな言葉で、ルーキーイヤーに衝撃的な走りを見せて以来どれほど注目を浴びてもこうしたスタイルを崩さずに努力を重ねてきたのです。

近年ではメルセデスに所属し圧倒的な強さを見せ、昨年は多くのマシントラブルに見舞われながらも最後まで全力の走りを披露しました。

昨年の最終戦では王座を巡って争うニコ・ロズベルグへの激しいブロックを敢行しやり過ぎだという批判もありましたが、普段から誰よりも勝利を望むからこその走りだったという見方も出来ると思います。

大きな成功を収めた今でもこうした努力を続け、どんな手を使ってでも勝ちたいという彼のスタイルを表している一言ではないでしょうか。

 

いぶし銀が5年ぶりの勝利に放った一言

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

ずっとこの時を待っていた。人生は絶えず回っているんだよ。

フェラーリやブラウンGPなど多くのチームを渡り歩いたブラジル人ドライバー、ルーベンス・バリチェロ。

歴代最多となる322戦に出場したという大記録の持ち主で、デビュー以来、速さを示しながらもなかなかマシンに恵まれない時期を過ごしてきました。

そんな中デビューから8年目でフェラーリへの移籍を果たし、ようやく勝てるマシンを手にしたのですが、当時はミハエル・シューマッハがエースに君臨しており、バリチェロの役割は彼のサポートに徹するというものでした。

ここでは初優勝も経験しましたが、時には自らのチャンスを投げ出してまでサポートに回ることもあり、6年後、フェラーリを離れることを決意します。

その後、新たに移籍したホンダでは思ったような結果を残せず、F1を引退するべきという厳しい報道も少なくありませんでした。

しかし2009年ブラウンGPで、生まれ変わったチームの速いマシンを手にしたバリチェロは、かつての速さを取り戻しヨーロッパGPで5年ぶりの優勝を達成します。

その時の優勝インタビューで語ったこの言葉は、ベテランが戦い続けた末に得た教訓と言えるのではないでしょうか。

 

伝説のフェラーリドライバーの走りの美学

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Gilles_Villeneuve

チャンピオンになるかは結果に過ぎない。僕はそれより一戦一戦で勝つことを目指したいし、勝つチャンスが無いのなら最速ラップを目指したい。車が動くうちはあきらめないよ!

続いては現在でもフェラーリを象徴するF1ドライバーであるジル・ヴィルヌーブの言葉をご紹介したいと思います。

彼の闘志あふれる走りは今でも語り継がれることが多いですが、その気迫が伝わってくるこの言葉にも彼のレース対する考え方が読み取れます。

F1は年間を通してタイトルを争うため、勝利への道筋を逆算して時にマシンを労わるなどリスクを避けるという考え方も少なくありませんが、それを真っ向から否定するこの言葉。

たとえ勝つことが出来なくても、とにかく速さを求めるという彼のスタイルに心を打たれるという人も多いかもしれません。

だからこそファイターと呼ばれた彼はそういいた走りで多くの人を魅了し、彼がこの世を去った今でも多くのファンに愛されているのは、こうした考えがあるからこそと言えるのではないでしょうか。

 

人格者と呼ばれたF1王者の名言

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

良き勝者であるには、良き敗者であることも必要だ。

シューマッハの最大のライバルとして、数々の名バトルを繰り広げてきたミカ・ハッキネン。

2度の世界王者に輝いた経験を持つだけでなく、相手を尊重したフェアな戦いぶりも彼の魅力として多くのファンに愛されてきました。

F1ドライバーの多くは負けず嫌いということもあり、勝つためにはどんな手でも尽くすという選手が多いため、言葉においても負けることを想定した言葉はあまり見られません。

そのなか負けた状況でも良い人物であることが必要だと語るハッキネンは、歴代のF1王者のなかでも人格者として知られており、この言葉にはそんな彼の生き方が現れています。

こうした彼の人物像はF1の中でも知れ渡っており、こうした人柄と技術を兼ね備えていたからこそ、多くの名バトルを繰り広げられたのかもしれません。

 

アイルトン・セナが語る人生観とは?

©︎鈴鹿サーキット

この世に生を受けたこと。それだけで最大のチャンスをものにしている。

最後は世界中を魅了したF1ドライバーのアイルトン・セナの一言をご紹介しようと思います。

その神懸った速さで現代でも絶大なる人気を誇る彼も多くの名言を残していますが、そのどれもが他のドライバーたちよりも哲学的で、レース以外にも通じて捉えられるものが多いです。

世の中には多くのチャンスが存在していますが、その中でも最初に訪れるのがこの世に生まれてくることだとセナは語っています。

一見F1には無縁の言葉にも聞こえますが、レースを勝つ上で最も重要なことはチャンスを見極めることだというコメントを残した選手は彼の他にも多く存在します。

そのなかでセナはレースに関わらない人にも捉えやすい表現でチャンスの大切さを語るだけでなく、生きていることの素晴らしさを表現しています。

残念ながら彼は1994年のサンマリノGPの事故でこの世を去ってしまいましたが、34年間という短い人生のなかで走りだけでなく言葉でも多くの人に影響を与えた人物だったのではないでしょうか。

 

まとめ

F1ドライバーたちは命を懸けて戦うため、その言葉には心の底の考え方が現れることも少なくありません。

レースでは0.1秒という目では捉えられない僅かな差を争っていますが、その考え方は十人十色。

ただひたすら速さを求める人もいれば、徹底的にリスクを避ける人など様々な考え方で、世界最速を競っているのです。

どのドライバーもその走りを象徴するものが多く、こうした短い言葉の中から彼らの信条が読み取れたりもします。

現在はチームラジオやレース後のインタビューでもこうしたコメントを聞くことが出来るので、そこに耳を傾けてみると、より一層ドライバーたちの個性が見えてくるのではないでしょうか。

 

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Writer Introduction
shunsuke_kawai

モータースポーツライターをさせて頂いております、河合俊佑です。10代にF1の魅力にハマり、以後フォーミュラレースに憧れを抱く。大学時代は自身でカート活動を始め、モータースポーツの面白さを体感し、魅力を伝える事を志しています。少しでもモータースポーツを楽しく、分かりやすく伝えられるよう取組んで参ります。宜しくお願い致します。

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