RPG(ロールプレイングゲーム)で武器や道具を売る際に買った金額の半分程度で売れるのと同様に、クルマも売る際に価値が有れば一定の金額で売ることができます。ゲームと違いクルマの価値は常に変動しており、時期やタイミングを見逃すと価値が下がってしまうことも。現行ZC33S型スイフトスポーツは、2023年にはフルモデルチェンジが予想されるだけに、今だとどれくらいの価値になるのか?売る気は無いけど査定してみました!
買取査定とは
既にクルマを所有しており、新しく次のクルマを入れ替え購入する際、所有中のクルマを店舗に買い取ってもらう時の金額を、中古車査定士に判断してもらうことを買取査定と言います。
買取査定は買取をする店舗により査定額か異なることが多く、オーナーからしてみれば少しでも高く売れてくれれば、というのが本音のところ。
もちろん市場価値としてある程度の相場感はあるものの、その中でも高く売れる業者を見つけるのも買取査定の一環とも言えます。
乗り換える前提だけでなく、自分が今乗っている車の市場価値を知る上でも査定額は知っておくべきで、買取に出すシーズンによっても買取額は異なるため、チェックをしておいて損はないでしょう。
実際に査定をしてみる
では買取査定の流れはどういったものなのかを、実際に行って来たのでご紹介していきます。
今回査定に出すのは筆者が乗っている、2018年4月に新車で購入したスズキZC33S型スイフトスポーツ(黒)です。
・ベースグレード
・セーフティーパッケージ無し
・オーディオレス(ナビ無し)
・走行距離 60,000km
・修復歴無し
要は余計なものが一切付いていない、ちょっと過走行気味のスイフトスポーツに
・社外17インチアルミホイール
・社外フルバケットシート
・社外車高調
・社外マフラー
といった保安基準に適合するであろう範囲のカスタムが施されています。
ネットで申し込み
今回、買取査定をする際に利用したのが中古車買取のセルトレ 。
セルトレは、オンラインで簡単な車両情報、居住地、連絡先を入力することで買取申し込みができるサービスです。
必要事項の入力
必要事項の入力を進めて行きますが、スイフトスポーツがなかったのでスイフトを選択。他の車種でも無い車種名があるものの、近似する車両名を入力すれば大丈夫です。
入力項目は少なく、PCであればマウス操作のみで完結するので非常に簡単でした。
電話が来る
必要事項を入力後、携帯電話の連絡先を送信し、ダイレクトメールで届いた4桁の認証コードを入力すれば申し込み完了です。
コードを入力後、ものの数秒で担当者から電話がかかって来ました。
基本的には現車確認が必要なので、都合の良い時間を伝えます。また店舗で査定するパターンと、出張査定を選ぶことができ、今回は店舗での査定を依頼しました。
実店舗を訪問
セルトレでの査定会社が決まるロジックは、登録時の都道府県と市区町村から、近隣の査定会社が決まる仕組みのようで、いわば査定会社とユーザーを繋げるマッチングサイトのような役割を担っています。
筆者の住む神奈川県横浜市ではクルマで15分程の店舗を案内されました。
買取査定額は?
店舗に到着し、予め「売る予定はありません」と伝えた上で査定開始。
キーを渡して5分ほどで査定が終わり、現状のままで概算120〜130万円の査定価格となりました。
想定していた査定額よりも高い金額だったため心が揺らいだものの、あくまでも「現状のまま」であり、アフターパーツを装着していることが逆に査定額アップになっているとのこと。
特にアフターパーツとして有名なブランドの社外アルミホイールに本革のフルバケットシート、車高調などは査定アップに繋がっているそう。
もちろん各パーツの購入金額がそのまま上乗せされているわけではないことは百も承知ですが、車両と市場相場的にはアフターパーツがプラスに働いたようです。
※2022年3月末時点での相場です。
※概算での参考価格となり、同じスイフトスポーツの査定額を保証するものではありません。
まとめ
いかがでしたか?
カーライフを満喫する上でオーナーごとに地域性や価値観があり、クルマとの様々な向き合い方があると思います。
1台のクルマを永く乗るオーナー、新車が出るたびに定期的に乗り換えるオーナー、好きなクルマを複数台所有するオーナー、家族で複数台所有、などなど。
昨今のクルマの安全性の向上や、税制面で登録後13年以上の自動車税値上げといった、車を乗り換える上でのキッカケも人それぞれです。
今、乗っているクルマの市場価値を知る上でも一度、クルマを買取査定に出してみてはいかがでしょうか?
今回利用した買取査定サイト「中古車買取のセルトレ 」