GT-R Magazine主催のR’s Meeting2022からMine’sさんのR34GT-Rを見ていきます。長年培った技術で開発されたアフターパーツや計算しつくされたVX-ROM等、詳しくご紹介いたします。

Mine’sのR34GT-R

今回はエンジン、シャーシに至るところまでレストアされたR34GT-Rを詳しくご紹介いたします。

まず、フロント周りは存在感抜群のドライカーボン製のフロントリップです。

カーボン製はFRP等のエアロに比べて軽量でカーボン独特のデザイン性がノーマルの形を崩さずカッコよく決められます。

サイドのカナードは車検には通りませんがサーキットを走るのであれば適度なダウンフォース得られるパーツになります。

納期については値段の変動や製造工場の受注状況によって変動するので詳しくはMine’sさんのHPをご覧ください。

もう1点はR32、R33では純正で設定のあったエアスクープをR34用にオリジナルで製作されました。エアスクープはインタークーラーへ少しでも多くの風を送り込み冷却性能を上げることでエンジンのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

続いてサイドは耐久レースなどでも使われているESTAのサスペンション、AR RACNG ロッキードのブレーキキャリパーとオリジナルのブレーキローターを装着。

ホイールは極限まで軽く、ブレーキングで発生した熱を効率的に逃がすように設計されたRAYSのアルミホイール。

ドアミラーについてもカーボン製を使用して極限まで軽量化されています。

外装最後のリア周りですが、こちらもサーキットを走るのであれば欠かせないリアスポイラーとダックテールです。ダウンフォースを得るために緻密に計算された設計になっています。

マフラーは市販品のものをサーキット仕様にカスタマイズされたオリジナルパーツになっています。

内装のご紹介

気になる内装1つ目はレストアに合わせてドアインナー、ルーフインナーとダッシュボードを人気のアルカンターラ素材に張り替えられています。

ハンドルは骨組みからオリジナルで設計、素材はアルカンターラと革を使用して更に市販品になるのでエアバックを使用できるように製作。

シフトノブは高級感のあるチタン製、サイドレバーには手触りの良いレゼーグリップを採用して、ルームミラーはエアロにも使用されていたカーボン製で、内装全体をアルカンターラ素材にすることで、走行中の日差しの乱反射を防ぎ高級感もあります。

最後に

最後はエンジンルームを見させていただきました。

ボンネットを開けて一番に気になったのがレストアされていることもあり、ピカピカのエンジンルームに強固なチタン製のタワーバーです。

Mine’sさんではエンジンのチューニングもしており、エンジンの出力を上げるためだけのチューニングではなく、耐久性もあげるためのカスタマイズやクーリング周りの強化をして壊れにくいチューニングがされています。

更にMine’sさんではオーダーメイドでの車両の製作も行っております。興味のある方は是非Mine’sさんのHPからお問い合わせください。

株式会社マインズ

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