専門店監修「コーティング店への質問あるある3選」

2025/05/28

車購入の際に必ず施工されるようになったのが、カーコーティング。ディーラーやガソリンスタンドなど、気軽に施工ができるようになってきました。しかし、せっかく費用を使って施工するのであれば、専門店での施工も検討する方も多いハズ。この記事では、コーティング専門店に寄せられるよくある質問を解説して、訪問前の手引としてお届けします。

青空駐車でもコーティングってしたほうがいいんですか？
納車されたらどのタイミングでコーティングするのがよい？
新車でキレイだけど研磨必要ですか？
接客ホスピタリティと磨きにこだわるセラミックコーティング専門店
お得にセラミックコーティングを施工したい

青空駐車でもコーティングってしたほうがいいんですか？

どのみち汚れやすい環境だから意味ないのでは？と考えられがちな青空駐車環境でコーティングは必要なのでしょうか？

結論、むしろ、やるべきです。青空駐車こそコーティングをオススメします。

その理由は、汚れが付きづらくなるためです。

つまりのところ、青空駐車の最大の懸念点は、雨が降り、残った水滴が汚れやホコリを吸収してシミへと変化することなのです。
コーティングによる撥水や親水の効果で、雨粒が滞留することなく流れ落ちます。その結果、シミの原因となる水滴の残りをシャットダウンすることができます。

特におすすめなのが、今のコーティング業界で旬なのが「スリック」です。

スリックとは、滑らかさを意味し、水の流れが良くなります。上記写真のように、線状になることが特長です。

さらに拘るのであれば、セラミックコーティングを選ぶことが望ましいでしょう。

セラミックコーティング特有の強固な膜が保護性能を高めます。
結果、よりきれいな状態をキープすることができるので、青空駐車にはうってつけです。

納車されたらどのタイミングでコーティングするのがよい？

今回お話を伺ったセラミックコーティング専門店「磨き屋Progressive」の方は言いました。

「納車後スグ！１日でも、いや、1時間でも早くご入庫ください！」

せっかく待ちに待った納車ですが、ちょっとドライブにでも行きたいと思うところ、意外な答えが返ってきました。

実は、それがよくないとのこと。公道へ出た瞬間、屋外駐車場に置かれた瞬間から、新車と言えども細かい汚れや傷が付着する実情があります。下地処理は確実に行いますが、物理的に取れない傷などを除去するのは不可能なので、コーティングの仕上がりに影響します。できる限りきれいな状態でご入庫いただき施工するのが得策でしょう。

同店では、コーティング施工について、「研磨で物理的な最大値まで美しく仕上げ、コーティングでその状態を護り維持する」と考えているそうです。それ故、最初の状態が重要になってくるわけですね。

新車でキレイだけど研磨必要ですか？

新車はキレイなんだから、研磨は必要ない。そう考える方も多いでしょう。

そんな方たちが、コーティング専門店から、研磨を勧められたとすれば、抱合せ商法やボッタクリを疑うことも。。。

磨き屋Progressiveの担当者曰く「ずばり、新車も汚いのです。」

新車といえども工場出荷時、陸送中、ディーラーでの屋外保管や洗車で細かいキズや汚れ、油などが付着しています。特に輸入車の場合は、海上輸送を経て日本に到着するので、それが顕著です。
それを取り除いてからコーティングをかけるか否かでは、仕上がりが大きく異なります。

また、研磨によって、足付け及びプライマー的な効果を得ることができます。
つまりのところ、コーティングの密着力を上げる効果です。
コーティング業界では各店舗、◯年保証と謳った溶剤を使いますが、これは溶剤自体の紫外線被膜耐久を指しています。
実際の耐久期間は、施工方法とご納車後のユーザーの使用状況で決まります。

もっとも施工方法が影響する部分は「下地作り」
塗面を整え、定着力アップ処理を行うことが長持ちの秘訣です。
磨き屋progressiveでは、店名の通り、コーティングの本質は「磨き」と考えており、
仕上がりの9割を決めるとのことです。
端的に言うと、研磨で美しくして、コーティングで護る一連の施工が、カーディテイリングの本質です。
よって、「新車に研磨」は営利的な観点はなく、お客様の愛車ファーストで勧めていると言えます。