新年一発目の大きな車のイベントと言えば「東京オートサロン」ですよね!車好きの1年はこのイベントから始まると言っても過言では無い程のカスタムカーの祭典が13日、遂に開幕しました。もちろんMotorz編集部も朝の8時に現地入り!開幕したてのオートサロンをレポートしたいと思います。
レクサスがRC F GT3を発表!いよいよGT3戦線に本格参戦
カスタムカーの祭典という事で、多くのメーカーが今年度のモータースポーツ参戦体制を発表。今年は特に注目の発表ばかりでした。
まずは、TOYOTA GAZOO Racingが、日本とアメリカで開催されるGT3カテゴリーのレース参戦に投入する「LEXUS RC F GT3」のアンヴェール。
この「LEXUS RC F GT3」は、LEXUSのハイパフォーマンスクーペ「RC F」をベースに、世界的に人気の高いGT3カテゴリーのレースに参戦する事を目的に開発されたマシンです。
TOYOTAは、市販車ベースのGT3カーの投入を通じ、これまでも力を入れてきた参加型モータースポーツに今まで以上に尽力していく事を発表しました。
2017年度LEXUS RC F GT3 投入予定レース
【アメリカ】
デイトナ24時間レース:2017年1月26日(木)~29日(日)※米国時間
IMSA WeatherTech SportsCar Championshipシリーズ(GTDカテゴリー)
チーム:3GT Racing
【日本】
SUPER GTシリーズ(GT300クラス) チーム:LMcorsa
HONDAが早くもスーパーGTラインナップを公開!
HONDAは2017年 SUPER GTシリーズ GT500クラスへ、2016年12月14日に発表した2チームに加え、新たに3チームの合計5チームで新型NSXをベースとしたNSX-GTと新たなタイヤメーカーを加えて参戦する事を発表しました。
【2017年 SUPER GTシリーズ参戦体制】
<HONDA GT プロジェクトリーダー>
株式会社 本田技研研究所 佐伯 昌浩
<AUTOBACS RACING TEAM AGURI>
マシン:ARTA NSX-GT
CAR NO.:8
タイヤ:ブリヂストン
監督:鈴木 亜久里
ドライバー:野尻 智紀 / 小林 崇志
<KEIHIN REAL RACING>
マシン:KEIHIN NSX-GT
CAR NO.:17
タイヤ:ブリヂストン
監督:金石 勝智
ドライバー:塚越 広大 / 小暮 卓史
<TEAM KUNIMITSU>
マシン:RAYBRIG NSX-GT
CAR NO.:100
タイヤ:ブリヂストン
監督:高橋 国光
ドライバー:山本 尚貴 / 伊沢 拓也
※以下、2チームは昨年12月に発表済み
<TEAM MUGEN(チーム・無限)>
マシン:MUGEN NSX-GT
CAR NO.:16
タイヤ:ヨコハマ
監督:手塚 長孝
ドライバー:武藤 英紀 / 中嶋 大祐
<Epson Nakajima Racing>
マシン:Epson NSX-GT
CAR NO.:64
タイヤ:ダンロップ
監督:中嶋 悟
ドライバー:ベルトラン・バゲット / 松浦 孝亮
今回体制が発表されたスーパーGTシリーズ以外にも、F1、MotoGP、スーパーフォーミュラへの継続参戦も決定しており、今年もモータースポーツや製品を通して多くの人たちに操る喜びを伝えていく決意を述べました。
最後はSUBARUのモータースポーツ活動計画
SUBARU及びSTI(スバルテクニカルインターナショナル株式会社)は2017年のモータースポーツ活動計画として3つのレースへの参戦を発表しました。
1つ目はドイツ・プファルツ地方、ニュルブルリンクサーキットで開催される、「第45回ニュルブルリンク24時間レース」へのSUBARU WRX STIでの10年目の参戦です。
チーム体制は、監督にSTIの菅谷 重雄、ドライバーにはカルロ・ヴァンダム(オランダ)、マルセル・ラッセー(ドイツ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内 英輝(日本)での参戦となります。
そして2つ目はSUPER GTシリーズ GT300クラスへのSUBARU BRZ GT300での参戦。
チーム体制は、プロジェクトジェネラルマネージャーにSTIの渋谷 真、総監督にSTIの辰巳 英治、そしてドライバーはこれまでと同様に、井口 卓人、山内 英輝で挑みます。
続いて3つ目はアメリカで人気のグローバルラリー選手権(GRC)へSUBARU WRX STI GRC Supercarで参戦中のSUBARUラリーチームUSA(SRTUSA)への技術支援の本格化!
アメリカのバーモントスポーツカー(Vermont SportsCar)の運営の元、ドライバーにクリス・アトキンソン(オーストラリア)とパトリック・サンデル(スウェーデン)を起用し、「速さ」と「ドライバーが意のままに操る」事の高いレベルでの両立を目指すべく開発を進めます。
そしてSTIは、このモータースポーツという極限の世界への3つの挑戦を通して、ユーザーに公言している「安心と愉しさ」の実証を目指す事を約束したのです。
午前中はモータースポーツの体制発表ばかり続きましたが、もちろんメインはカスタムカー!次のページでは800台を超える展示社の中から、特に気になった2台をご紹介します!