日産の名機、RB26DETTやS20、FJ20ETなどのエンジンを1/6スケールで再現したミニチュアがあることをご存知ですか?チューニングされたバージョンや、結晶塗装の目すら1/6サイズになるよう、徹底的にこだわって作られたミニチュアたちをご紹介します。
スカイラインが好きなら、絶対に集めたいアイテムです!
ミニチュアエンジンとは
今回ご紹介するミニチュアエンジンは「日下エンジニアリング株式会社」が製作している1/6スケールのモデル。
実車のエンジンを測定して3Dデータを作成し、最新の3Dプリンタから原型を作成。
精巧に再現することに徹底したこだわりを持っており、ヘッド部は結晶塗装再現のためにホワイトメタルで作成。
組み立てはオールハンドメイドで行われているこだわりの逸品です。
では、どんなモデルがあるのか見てみましょう。
RB26DETT
1989年、R32型スカイラインGT-Rに搭載されて登場したRB26DETT.
この2.6リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、性能の高さと信頼性の高さから、非常に多くのシーンで使用されています。
初登場から27年経った今も、チューニングの世界では第一線で活躍する、まさに名機です。
そして、そのミニチュアがこちら。
いかがでしょうか?この再現度。
文字の配色はモチロンのこと、タービン内のブレードまで精巧に再現されています。
ここまで拘って再現された状態で、お値段は30,000円(税抜)
そして、専用の台座には、購入者さんのお名前や、車体番号などを刻印できるようになっているとのこと。
自分だけのミニチュアエンジンを、この価格で手に入れられるのはとてもお安いのではないでしょうか。
ちなみに、ノーマルの仕様だけではなく、このようにチューニングされたエンジンのモデルもあるそう。
こちらは有名な東名チューン仕様ですね。ヘッド周りの塗装だけで終わらせるのではなく、タービンの文字のように細部まで再現されているところに拘りを感じます。
こちらはお値段43,000円(税抜)とのこと。
S20
1960年代、日本グランプリで圧倒的な速さを持っていたポルシェ904に勝利するために、プリンス自動車(後に日産に買収されます。)が開発した伝説のマシンが、R380。
そのR380に積まれていた直列6気筒、4バルブ3キャブツインカムの2リッターエンジンをデチューンしたものが、このS20エンジン。
いわゆるハコスカGT-Rと呼ばれるPGC10,KPGC10や、ケンメリの愛称で親しまれるKPGC110などに搭載されており、初登場から現代まで、全く人気が衰えない名エンジンです。
高回転まで回した時に聞こえる、独特の高音サウンドが大好きな人も多いのではないでしょうか?
本エンジンのミニチュアがこちら。
エアクリーナーまで完全再現されたS20!オーナーなら絶対に持っておきたいアイテムではないでしょうか?
そして、別のアングルに目を向けてみると…
ソレックスのキャブレターもきっちりと再現されています。
全てS20の実機からデータ測定を行ったとのことなので、安心の再現度ですね。
ちなみに、同じエンジンを搭載したフェアレディZ432(PS30)仕様も販売しています。
ファンネルがまぶしいですね!お値段はGT-RもZも55,000円(税抜)になります。
FJ20ET
1983年に登場し、史上最強のスカイラインと謳われた6代目スカイライン(DR30型)の2000RS-TURBOに搭載されていたFJ20エンジン。
2リッターDOHC直列4気筒ターボエンジンを搭載した量産車は世界初。最高出力190馬力、最大トルク23キロをたたき出し、当時としてはかなり高性能なエンジンでした。
そして、そのミニチュアがコチラ。
ヘッドの結晶塗装が美しい!
非常に売れた車でもあるので、懐かしい!と思えるアイテムではないでしょうか?
台座のロゴも実車そのまま!
スペックまで書いてあるのは、メカ好きとして嬉しいですよね!
お値段は40,000円(税抜)。R30スカイラインオーナーの皆さま、いかがでしょうか?
さて、こんなミニチュアエンジンを作っている日下エンジニアリング株式会社ですが、どのような会社なのでしょうか?
次の項目で説明いたします。
日下エンジニアリングとは
鳥取県にある、電気器具や、太陽光発電、LED照明などエコ関連商品の開発・製造の会社である日下エンジニアリング。
今回紹介したエンジンのミニチュアだけではなく、クルマをモデルとしたオーナメントなども作成・販売を行っています。
こちらに関しては、オーダーもできるそうで、ご自身のマイカーで作れば、自分だけのアイテムが完成しますよ!
その他にも、ガードレールの上などに設置されているLEDの誘導表なども製作されているので、実は製品を目にしているかもしれません。
今回のミニチュアエンジンなどが気になった方は、是非公式HPをチェックしてみてください。
日下エンジニアリング株式会社公式HP:http://kusaka-eng.com/
まとめ
いかがだったでしょうか?
精巧に作られた1/6スケールのミニチュアエンジン。
クルマ好きなら絶対に欲しいアイテムですよね。
スカイラインオーナーであってもなくても、部屋に飾って眺めるだけで、なんだか幸せな気分になれると思いますよ!
今回ご紹介した以外にも、まだまだたくさんのエンジンが販売されていますので、まずは公式HPをチェック!
製品公式HP:http://kusaka-eng.com/engine/index.html
あわせて読みたい
ミニチュアエンジンの動画から見える、OHCエンジンとOHVエンジンの違いとは?
排気量12ccのV8エンジンとは?ミニチュアエンジンを作るために必要なパーツ、クランクシャフトの製造工程がスゴい!
スケールが違いすぎる!クルマとタンカーのエンジンの大きさの差を動画で比較してみました。
[amazonjs asin=”B00J5817K0″ locale=”JP” title=”NISSAN 「GT-R RB26DETT&BNR32 TUNING」: RB26エンジンオーバーホール チューニング チューニング ムックシリーズ”]
Motorzではメールマガジンを始めました!
編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?
気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!