皆さんはクルマを購入したことがありますか?車の購入には車両本体価格の他にどのような費用や税金がかかるのか、まとめてみました。
車購入時に必要な経費は?
車を購入するときには、車両本体価格(オプション含む)と消費税以外にも、多くの費用がかかります。
車購入時にかかる税金
●自動車税
毎年4月1日時点で、自動車を所有している人に課税される税金です。
年度途中で自動車を入手した場合は、年度末(翌年3月31日)までの自動車税を分割納入する必要があります。
●自動車取得税
車両価格50万円以上の自動車を購入した場合に、納付する税金です。
購入時に課税されます。
●自動車重量税
整備済み・ガソリン満タンで、人や荷物が搭載されていない状態の重量を、車両重量といいます。
自動車重量税は車両重量にかかる税金で、車両重量が重くなるほど高額になります。
その理由は、重い車両は道路のアスファルトを痛めやすいからで、自動車購入時と車検時に、納付します。
※自動車取得税と自動車重量税は、ハイブリッド、EV、クリーンディーゼル、FCVなどのエコカー購入時には、減免されます。
また自動車重量税は、購入時に加え初回車検時にも減免される車種があります。
●消費税
自動車購入時に、車両本体価格、オプション代金などと、後述する納車費用にかかります。
車にかかる保険
●自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
車が日本国内を走行する場合に、加入が必須となる損害保険です。
事故を起こした場合に、被害者を救済する目的の保険なので、自車の損傷や自身の死傷は補償対象外。
新車購入時と車検時に加盟が必須となっており、加盟していない場合はナンバーを取得できず、公道を走行すると重大な交通違反となります。
●自動車保険(任意保険)
自賠責保険は基本的な保険で、補償金額も決して多いとは言えません。
そのため、民間の保険会社がサービス展開している自動車保険に加入することで、自賠責保険の補償金額にさらに上乗せして被害者への多額の補償に対応します。
また自損事故での自車修理代金や運転者の死傷が、補償対象となるプランもあり、あくまでも任意で加入する保険で強制加入ではありませんが、できるだけ加入しておきたい保険です。
その他費用
●販売諸費用(納車費用)
販売店が、車を顧客に納車する準備費用です。
ナンバー取得などの法定費用、代行手続き手数料、車を輸送する時の保護剤を剥がず費用などが含まれます。
新車購入時には、交渉次第でサービスしてくれる場合もあるので、チャレンジしてみることをおすすめします。
●リサイクル料金
自動車の解体費用となるリサイクル料金は、原則新車購入時に支払います。
新車の見積もり
ここで、発売直後で話題のトヨタ 新型RAV4のHYBRID Gは、新車で購入すると各種費用はいくらかかるのかを例に、ご紹介します。
●車両本体価格:3,817,800円
●自動車税:41,200円
●自動車取得税:0円(全額免除)
●自動車重量税:0円(全額免除)
●自賠責保険料:36,780円
●販売諸費用:65,727円(販売店により、料金は変わります。)
●リサイクル料金:10,750円
合計:3,972,257円
まとめ
ハイブリッド車を新車で購入すると、自動車取得税と自動車重量税が減免され、お得に購入できることがわかると思います。
これはEV、クリーンディーゼル、FCVも同様で、浮いた予算でナビやドラレコなどのオプションを購入し、安全で快適なドライブを楽しんで頂きたいと思います。
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