2017年12月にデビューをしたMAZDAの3列シートSUV、CX-8。マツダSUVシリーズの国内フラッグシップモデルとして堂々とデビューを果たし、発売直後から売り上げも好調で一気にマツダの人気車種へと躍り出ました。近頃では街中で見かける機会も多くなってきたCX-8に向けて、エアロパーツメーカーのDAMDがエアロキットを発表!ファミリーカーとしてもポテンシャルの高いCX-8なだけに、そのデザインなどは気になるところ。一体どのようなパーツに仕上がったのでしょうか?東京オートサロン2019でもお披露目されていた『DAMD Styling Effect CX-8』に迫ります!

©️DAMD
CX-8ってどんなクルマ?
2017年12月にデビューをしたMAZDAの3列シートSUV、CX-8。
北米で発売されているCX-9と国内販売もされているKF型CX-5のプラットフォームを組み合わせており、補助席的な3列目ではなく6人ないしは7人がゆとりを持って乗車できるミニバンのような居住性を追求しています。
マツダの考えとして「国内ミニバン市場は先細りしている」と見据えており、3列シートSUVの可能性を示唆したモデルと位置付けられています。
エンジンはSKYACTIV-D 2.2リッターエンジンと2.5リッターのSKYACTIV-G 2.5をラインナップしており、ディーゼルエンジンでは「段付きエッグシェイプピストン」、「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」、「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、CX-5に搭載された同型式エンジンと比較して、最高出力で+15PS、最大トルクで+3.1kgf・m(+30N・m)の45.9kgf・m(450N・m)に向上させるとともに、優れた燃費性能を実現しています。
マツダも認めたDAMDクオリティ!

マツダCX-5(KF型)用のエアロパーツはディーラーオプションとしても取り扱われている。 / ©️Motorz
1982年からエアロパーツメーカーとして、その歴史をスタートさせたダムド。
そんなダムドの魅力のひとつに、メーカー純正品並みの高いクオリティが挙げられます。
実際、その高いクオリティは自動車メーカーにも認められており、マツダでもディーラーオプションパーツとしてダムドのアイテムを購入することが可能となっているのです。
『純正オプションパーツ』に採用されるためにはかなりの苦労があるそうで、メーカー基準の厳しい条件下のテストをクリアしなければなりません。
日本国内にアフターパーツメーカーは数多くあれど、自動車メーカーを納得させるほどの高い基準で安全面などに考慮したパーツを開発、製造できるブランドは数える程しかありません。
そんな狭き門を通り抜け、マツダ公認のアフターパーツメーカーとなった『ダムド』から待望のCX-8用エアロパーツがデビュー。
一体、どんなデザインとなっているのでしょうか?
ミニバンじゃ満足できないアナタへ

©︎DAMD.inc
2017年に発売終了したビアンテ以降、日本車メーカーとしては珍しくミニバンのラインナップが全く無いマツダ。
日本ではファミリーカーとして人気のミニバンですが、海外へ目を向けるとファミリーカーとしては少々小さく、あくまで日本の国土に合わせたコンパクトサイズである故に、実は世界的に見るとニッチな市場なのです。
マツダもこの状況を「国内ミニバン市場は先細りしている」と分析し、ミニバンから手を引いたのですが、それでも3列シートの大人数で移動できるクルマが無いのは自動車メーカーとしても致命的な状況でした。
そんな状況を打開すべく日本国内向けに誕生したCX-8は、マツダ唯一の3列シート車としても同社のラインナップになければならない重要な存在なのです。
実際にCX-8は、「ミニバンには乗りたく無いけど、3列シートの家族で移動できるクルマが欲しい」というファミリー層から好評だと聞きます。
そんな「周りと同じはイヤ!」というこだわりを持ったファミリーにこそオススメしたいのが、ダムドのエアロパーツなのです!
こんなに変わってます!
そもそもですが、近年のマツダは魂動デザインなどに代表されるようにデザインに力を入れており、エクステリア/インテリア問わず高い質感で評価を得ています。
そんなマツダ車を愛車に選んだ方であれば、きっとエクステリアにもこだわりがあるはず!
今回ダムドが発表したCX-8用のエアロキットは、CX-8が元々持つ優雅で気品のあるボディラインは尊重しつつも、ダムドらしいスポーティなイメージを加える仕上がりとなっています。
あくまで純正エアロをベースとして、フロント・サイド・リアの目立ちすぎない4ヶ所にアドオンするパーツとなっているようです!
フロントアンダーガーニッシュ

©︎DAMD.inc
力強い存在感を放ちながらも落ち着いた佇まいで大人のスポーツテイスト実現しています。
張り出しと抑え所を明確に使い分け、そのコントラストが強調されるL/Rセクションに、イグニッション連動で点灯するLEDアクセサリーランプをセット。
DAMD CX-8 フロントアンダーガーニッシュの詳しい情報を見る
サイドアンダーガーニッシュ

©︎DAMD.inc
前後との流れに配慮しつつ、プレスラインでエッジを効かせたデザインでサイドビューに迫力を与えます。
ドア側に取付ける左右8ピース構造となっている為、エアロを踏みつける心配もありません。
DAMD CX-8 サイドアンダーガーニッシュの詳しい情報を見る
リアアンダーガーニッシュ

©︎DAMD.inc
フロントデザインを意識しつつ、アンダーボディのボリュームアップとスポーティーさの両立を追究。
センターに流線的な動きを持たせたディフューザー形状を施し、力強い立体感とスピード感が際立つデザインに。
また、カーボンマフラーカッターとの同時装着でより存在感のあるリアビューへと生まれ変わります!
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ルーフスポイラー

©︎DAMD.inc
シンプルかつスムースな面形状でサイドビューを引き締めるルーフスポイラー。
自然な仕上がりでCX-8の美しいルーフラインをさらに伸びやかに延長します。
マフラーカッターも合わせて換えたい!

©︎DAMD.inc
Φ102の迫力とドライカーボンを採用したスポーティーなデザインでリアビューにボリュームを与えます!
取り付け部の内径は純正マフラーの出口に合わせた専用設計で、かぶせて固定ベルトを締めるだけの簡単装着!
お手軽なアイテムです。
走りをもっと楽しくするステアリングも!

©︎DAMD.inc
上質なインテリアに埋もれない細部にこだわったデザインと手に馴染む形状&ファットグリップでドライブフィールの向上を実現。
表皮には欧州車で広く採用されているスムース牛革のナッパレザーと優しい肌触りが特徴の高級素材ウルトラスエード(旧称:アルカンターラ)を設定しました。
まとめ

©︎DAMD.inc
マツダの新たなファミリーカーとして注目を浴びているCX-8用のエアロパーツをご紹介してみました!
スーパー耐久シリーズのST-2クラスでは6連覇するなど、スポーティーなイメージが強いダムドですが、同社が得意とするアグレッシブさはそのままに、優雅でダイナミックなCX-8のエクステリアデザインと見事に融合しているのではないでしょうか。
ミニバンでは満足できないアナタにオススメの車種/アイテムとなっています!
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